こんにちは!Kahoです。
タイのフォトジェニックな場所が大好きで、娘を連れて撮影を楽しんでいます。
バンコクの旧市街で、創業70年の歴史を持つシーフードのローカル食堂『Raan Jay Fai』は、数あるローカル食堂の中で唯一ミシュラン1つ星を獲得した名店です。
オーナーでありシェフである通称「ジェイファイおばさん」は、開店から閉店まで一人で鍋を振り続けます。
そんなジェイファイおばさんの姿を一目見ようと、名物カニオムレツを求めてくる世界中の人々でお店にはいつも行列が絶えません。
そんな『Raan Jay Fai』に行ってきたので場所や行き方、お店の様子、食べてみた感想を正直にレビュー(!)します。
Raan Jay Fai 場所と行き方
場所
『Raan Jay Fai』は旧市街のマハチャイ通りにあります。
行き方
行き方は3通りあります。
- タクシー
- 電車と徒歩またはMUVMI
- 船と徒歩またはMUVMI
①タクシー
BTSプロンポン駅周辺からは、タクシー料金は150バーツ〜200バーツ程度です。
渋滞する場合がありますが、一番楽な方法です。
②電車
最寄り駅はMRT サムヨット駅です。
MRTスクンビット駅からMRTサムヨット駅までの運賃は35バーツです。
駅からは徒歩約10分です。
MRTサムヨット駅と『Raan Jay Fai』にはMUVMIスポットもあるので、MUVMIを利用することもできます。
③船
『Raan Jay Fai』から徒歩約5分にセンセープ運河のボート乗り場があります。
スクンビット49の乗り場から乗船すると、運賃は16バーツです。
交通費が一番安く、渋滞もない行き方です。
船乗り場にもMUVMIスポットがあるので、MUVMIの利用も可能です。
私たちは、行きはセンセープ運河のボートで行きました。
平日8時台のボートは通勤で利用している現地の方で溢れていて、満員でしたが、途中で人がたくさん降りて椅子に座ることができました。
スクンビット49の乗り場から乗る場合、プラチナム辺りの乗り場で一度船を乗り換える必要があります。
降りた船着場で隣のボートに乗るだけなので迷うことはないと思いますが、乗り換えをする人はたくさんいるので、ついていけば乗り換えできます。
『Raan Jay Fai』の最寄りの船着場からは歩いて向かいました。
Raan Jay Fai お店の様子
こちらのお店で有名なのが、御年70歳を超える女性オーナーシェフ・ジェイファイおばさん(タイ語で「ほくろおばさん」の意味)。
食堂の表でゴーグルを装着し、開店から閉店までひたすら炭火でカイジャオを焼き続けています。
ジェイファイおばさんがひとりで作っているため、オーダーからテーブルに出されるまで数時間掛かったと聞いたことも。
時間に余裕を持って行きましょう。
お店に着いたのは平日の午前9時前。
開店時間は午前9時にもかかわらず、すでにお店の前はたくさんの人で賑わっていました。
お店に着いたらまず名前と人数を記入します。
整理番号は1番から続いており、私たちは35番でした。
席数は少なく、一度に座れるのは10組程度。
次に呼ばれる番号が店の前のホワイトボードに書かれるので目安になります。
長く待ちそうだったので、近くのカフェで時間を潰していましたが、開店から約2時間後に29番まで進んでいたので、お店の前に戻りました。
それから約30分後に私たちの番号が呼ばれました。
先にメニューを渡されて、注文をします。
追加注文はできないので、注意です。
それから約15分後に席に案内されました。
それからさらに約45分後に料理が運ばれてきました。
整理番号を取得してから、なんと約3時間30分後!!
開店前から並んでも約3時間の待ち時間があると言うことです。
訪れる際には、時間に余裕を持った方が良さそうです。
席は全てオープンエアーの屋外席です。
待ち時間に利用したカフェ
Petit Peyton Traveloque Cafe
順番を待つために利用したカフェをご紹介します。
『Petit Peyton Traveloque Cafe』は『Raan Jay Fai』の道を挟んだ反対側にあるお店です。
ドリンク、お食事共にリーズナブルで、表に出ると『Raan Jay Fai』が見える近さです。
店内はアンティーク調で可愛いです。
カフェでお茶をしながら、30分おきくらいにお店の前に書かれる番号を確認しに行きました。
お店があるのは道の反対側ですが、道を渡らなくてもホワイトボードに書かれる数字を見ることができる距離です。
外は暑いですし、かなり長い時間待つことになるので、カフェなどを利用するのがいい選択かと思います。
私たちが訪れた日、このカフェで時間を潰しているお客さんは私たちの他にはいませんでしたが、このカフェはとてもおすすめです。
Petit Peyton Traveloque Cafe 店舗情報
Raan Jay Fai カニオムレツ
3時間半待ってやっと出てきた名物のカニオムレツ!
タイ語では『カイジャオ・プー』というメニューです。
カニの身がたっぷり入った揚げ焼きカニオムレツ!
お値段はオムレツ一つで1,400バーツ!
日本円にして約6,000円です!!
これで6,000円!?とびっくり価格ですが、オムレツの中身はカニの身オンリー!
しかも肉厚な身がたっぷりなので、妥当なのかな?
日本でカニを食べようと思ったら結構しますよね。
タイに住んでいると感覚が鈍ります。笑
さて、お味は?
うん!美味しいです!
カニの旨みたっぷり!ほぼカニです!
卵が揚げ焼きになっているので、胃もたれしやすい私にはちょっと油がしつこく感じましたが、味はしっかりついていて、ソースなど何もつけなくても美味しいです。
お友達と3人で一つのカニオムレツをシェアしましたが、量的にはちょうどよかったです。
他にはチャーハンを注文しました。
カニオムレツ以外のメニューも結構強気のお値段設定で、大体が500バーツ以上でした。
シーフードメインのお店なので、そんなもんなのかな?
私たちが注文したチャーハンは、シーフードではなくチキンにしたので、比較的リーズナブルで400バーツでした。
チキンのチャーハンはタイ語で『カオパット・ガイ』と言います。
チャーハンはよくあるタイのチャーハンのお味でした。
普通に美味しいです。
量は少し多めだったように感じます。
ドリンクは席についてから注文できましたが、お水を注文したら、有料の氷を注文しないとコップを出してもらえない仕組みでした。
そんなお店初めてだったのでびっくり!
私たちが食事している間もお店の前は行列だったので、30分程でサクッと食べて席を立ちました。
帰りはMRTサムヨット駅まで歩き、電車で帰りました。
まとめ
ミシュラン一つ星の有名おばさんのカニオムレツ!一度は食べてみたい!という気持ちで期待をしすぎていたこともありますが、待ち時間やコスパを考えるとリピートはないかなというのが正直な気持ちです。
カニオムレツはもちろん美味しかったですが、また3時間半待ってまで食べたいかと言われるとそこまでではなかったです。
有名おばさんが一人で厨房に立たれているので、回転率の悪さは致し方ないのかもしれませんが、もう少し改善できる点もあるのではないかなあと。
ただ、「3時間並んで食べる名物おばさんのミシュランひとつ星カニオムレツ」がどんなに美味しいのかと気になって足を運びたくなる心理を見事についているような気もします!
待ってでも食べてみたい!という方は、開店前から並ぶことをおすすめします。
また、試しに食べてみたいと言う程度なら、人数が多い方が一人当たりの負担額も減り、色々なお料理が食べられるのでいいと思います。
日曜日〜火曜日は定休日なので注意してください。
Raan Jay Fai 店舗情報
住所 | 327 Maha Chai Rd, Samran Rat, Phra Nakhon, Bangkok 10200 |
電話番号 | 022239384 |
営業時間 | 日曜日〜火曜日定休、水曜日〜土曜日9時00分~19時30分 |
WEB | |
その他 | 予約不可 |