毎年6月に開催されるプライドパレード(PRIDE PARADE)ですが、2024年は特別。
2024年6月、ASEANで初めてアジアで3番目に同性婚が認められたタイではそれを祝うパレードとも。
言わばタイでの歴史的なパレードという事で盛り上がること間違いなし!
実際にLOVE PRIDE PARADE 2024に子供たちと行ってみたので、そのレビューをまとめたいと思います。
Pride Monthって何?
そもそもPride Month(プライドマンス)ってなに?から。
タイのPride Monthは、LGBTQ+コミュニティの権利と多様性を祝うイベント。
タイは東南アジアで最もLGBTQ+に寛容な国の一つとされていますが、つい先日ASEANで初めて同性婚が認められたのも記憶に新しいですね。
Pride Monthの始まりは、1999年にバンコクで初めて開催されたパレードに遡るのだとか。
それ以来、毎年6月の最終日曜日に全国各地でイベントが開催され多様性と平等を訴える機会となっています。
LOVE PRIDE PARADE 2024とは
今年のプライドパレードはThe Mall Group(エムクオーティエ、エンポリアムやサイアムパラゴンなどのタイのデパート、ショッピングモールを経営する会社)主催の元、首相を先頭に、タイ政府、バンコク都庁、タイ国政府観光庁、各界の著名人や100を超える大手企業団体が参加。
ミスユニバースやミス・タイランド、著名人、歌手、公人もパレードに参加しド派手に盛り上がりました。
今年はナショナルスタジアムから出発し、サイアム・パラゴン、セントラル・ワールド、セントラル・チッドロム、アソーク交差点を通り、スクンビット通りのベンジャシリ公園に向かう、なんと全長6kmにも及ぶルート。
アジアでは最長だとか!
歴史的なパレードを見るべく、パレード出発点のナショナルスタジアム、終着点のベンジャシリ公園とそれぞれ足を運んだのでレポートしますね。
パレード出発点:ナショナルスタジアム
まずはBTSナショナルスタジアム駅からすぐの国立競技場へ。
駅から国立競技場は徒歩数分ですが、すでにパレードムード全開。
道端にもたくさんのプライドマンスを祝うグッズが。
会場の中は人・人・人。暑さも相まって熱気で圧倒。
私たちはパレードの出発・終着点の両方を子連れで行きました。
子連れでのお出かけに不安を感じる場合は、終着点のベンチャシリ公園付近がおすすめ。
エムクオーティエ前でも十分にパレードを楽しめますよ♪
子連れで行く場合は熱中症対策、迷子にならないようにしっかり対策していきましょう!
パレードの出発点ならではのシーンもたくさん。
ミスユニバースをこんなに間近に見られることなんてそうそうないのでは。。。もの凄く美しかった…!!!
いよいよ16:00。LOVE PRIDE PARADE 2024スタート!
その姿は圧巻でした!
著名人、歌手、公人もパレードに参加。より一層盛り上がりが。
タイ国政府観光庁や100を超える大手企業団体も後に続きます。とにかくド派手!
タイらしいトゥクトゥクも。LOVE PRIDE PARADE 2024で使用された車の数は200以上だとか!すごい。
全てのパレード車両を見届けて一路、パレードの終点ベンジャシリ公園へBTSで移動。
パレード終着点:ベンジャシリ公園
パレードの終着点はBTSプロンポン駅2番出口から徒歩数分のベンジャシリ公園。プロンポン駅からスカイブリッジ経由で直通です。
スカイブリッジからもパレードを楽しめますよ。
人混みがに苦手な方や子連れの場合は、エムクオーティエ側から見るのもおすすめ。
ベンジャシリ公園前の広場は大変な賑わい。
さらにベンジャシリ公園の中に入っていくと、協賛企業のブースがいっぱい!
プロンポン駅側の広場にはコカコーラやVoss、M-150などの企業ブースが。全て無料で提供されていました。
VOSSのブースにはフェイスペインティングも。プラウドマンスのテーマカラー、レインボーで可愛い!
タイの著名人がメインステージを彩ります。
エムスフィア側も大盛り上がり。グルメマーケットなど名だたる企業が沢山!
こちらも全て無料で提供。
イベントに参加されている方たちとたくさん写真も撮っていただきました。
LOVE PRIDE PARADE 2024に参加して
去年の2023年と比べてさらにド派手に!なったLOVE PRIDE PARADE 2024。
タイで新たに制定された同性婚が認められた事を祝うパレードという事もあり、大いに盛り上がっていました。
子どもたちも興味深々。男・女というシンプルな枠組みを超えた性の”多様性”について、少しでも肌で感じてくれたら嬉しいですね。
みんな違ってみんないい!人々が平等で尊重される社会になるよう心から祈っています。