2025年は11月28日(金)29日(土)に開催予定です!
タイでは、年末年始などいろいろなイベント毎に花火を見ることができますが、数あるイベントの中でも、特におすすめしたいのが「パタヤ国際花火大会」!

こんにちは!Haruです。
パタヤ国際花火大会には、タイに来てからはほぼ毎年行っています♪これまで4回参加しました!
海上に打ち上がる花火の迫力はもちろん、なんと言ってもビーチでのんびりと食事をしながら眺められるのが最高なんです。
日本の花火大会のように、人混みを長時間歩いて、帰って来た時には疲れ切っているということもありません。
この記事では、パタヤ花火大会を120%楽しむためのコツを詳しく解説していきます!

パタヤ国際花火大会とは
パタヤ国際花火大会(Pattaya International Fireworks Festival)は、その名の通り数カ国から集まった花火師によって花火が打ち上げられる花火大会です。
日程:例年11月最終週の金曜日と土曜日に開催
会場:パタヤビーチ…約4km続くパタヤのメインビーチ
タイの11月は乾季なので雨の心配もほぼなく、快適に花火を見ることができます。子連れには嬉しいポイント!

会場では花火だけではなく、ビーチ上にステージが設置され、花火の前後や合間にはアーティストによるライブが行われます。
花火だけでなく、ビーチ沿いにずらりと並ぶ屋台の食べ歩きも楽しみの一つ。タイ料理はもちろん、様々な国のグルメが楽しめますよ!
パタヤ国際花火大会の行き方と注意点
当日の交通状況
バンコクからパタヤへの移動は車になりますが、当日の交通状況が気になるところです。主に渋滞と交通規制については要チェック。
花火大会当日は、15:00頃からパタヤビーチロードは歩行者天国となり、周辺道路の交通規制が始まります。
そのため、できる限り早めに会場に到着しておくのがベター。おすすめは午前中に移動しておくこと!

過去の経験として、バンコクを夕方に出発して大渋滞にハマってしまったことがあります。
その時は、会場周辺の渋滞エリアの手前で車を降り、15分ほど歩くことで開始時間ギリギリに間に合いました。
万が一に備えて「最後は歩く」と覚悟しておけば、渋滞を心配しすぎることはないかも。
ちなみに中心部ではバイクも全く動かないくらいの大渋滞・・・。
バンコクからパタヤへ行く手段として公共の長距離バスもありますが、当日はかなり混んでいて、チケットが買えない場合もあるので、あまりおすすめではありません。
交通規制について
交通規制は、2日間とも15:00〜24:00の間、時間帯によって規制の場所が少しづつ変わります。
当日の交通規制情報はパタヤ国際花火大会公式Facebookをご確認下さい。
参考に、2023年の交通規制マップはこちらです。
15:00〜22:00

22:00〜24:00

パタヤビーチロードは15:00〜24:00の間、歩行者天国(通行止め及び駐車禁止)になります。
周辺道路も通行止めや一方通行になり、車が通れる道路は大渋滞です。
交通規制中に車移動をしたい場合は、規制外かつ比較的渋滞していない道路まで徒歩で移動してから車に乗ることをおすすめします。
そもそもGlabなどのタクシーは捕まりにくいので、自家用車やチャーター車でなければ車移動はあまり当てにしない方がいいです。
無料駐車場の場所
会場近くには無料駐車場がいくつか設定されます。
こちらも、パタヤ国際花火大会公式Facebookで確認できます。
2023年の無料駐車場一覧は以下の通り。
・ターミナル21
・LOTUS ノースパタヤ
・セントラルパタヤ
・MIKEショッピングモール
・BIG C Extra セントラルパタヤ
・ロイヤルガーデンプラザ
・ワットチャイモンコン
・ムアンパタヤ8校
・BIG C サウスパタヤ
・LOTUS サウスパタヤ
・バリハイ桟橋の駐車場
どうしても日帰りしたい場合や、会場から少し離れたホテルを利用したい場合は便利ですね。
花火が全部終わり切る前にタイミングをずらして出てしまえば、比較的渋滞には巻き込まれにくいです。
トイレの場所
トイレはパタヤビーチロードの各所にトラック型の特設トイレが設置されます。
ただ、特設トイレはかなり混みやすいので、ビーチ沿いの商業施設のトイレを利用する方が早いかもしれません。
わが家はセントラルパタヤなどのショッピングモール内のトイレを借りたり、宿泊するホテルまで戻ってトイレに行くことが多いです。
車移動をしなくても、徒歩圏内にホテルがたくさんあります。
子連れでのパタヤ国際花火大会はホテル宿泊マスト!
子連れでのパタヤ国際()花火大会参戦の場合、ホテル宿泊を強くお勧めします!
お値段は通常よりは高いですが、5,000B〜6,000Bで泊まれるホテルもあります。
花火真正面の主要ホテルは早めに予約する必要がありますが、少し離れたホテルであればギリギリでも意外と空いていることも。
Mera Mare Pattaya(メラマーレパタヤ)
花火大会開催から1ヶ月前くらいにホテルを探し始めて、打ち上げ場所近くのMera Mare Pattayaを予約することができました。

さすがにシーサイドのお部屋は取れませんでしたが、ホテルのプールサイドテラスからゆっくりと花火鑑賞ができて大満足でした!

徒歩ですぐ帰れる距離にホテルがあるのはかなり楽ですね。子連れだと尚更です。
ヒルトン パタヤ(Hilton Pattaya)
花火を真正面から見れるのがヒルトンパタヤ(Hilton Pattaya)です。
ただし、世界的に有名な高級ホテル「ヒルトン」なので、花火大会が無い通常でも1泊8,500B〜とややお高め。花火大会の直前には倍に値上がりすることも…!!
花火大会の日のかなり前から満室になるので予約はお早めに!


ハードロック・ホテルパタヤ(Hard Rock Hotel Pattaya)
ヒルトンと並んで、花火がほぼ正面に見えるのが「ハードロック・ホテル パタヤ(Hard Rock Hotel Pattaya)」です。
こちらのホテルは、遊び心あふれる広大なプールが自慢で、子連れファミリーに絶大な人気を誇ります。
昼間はプールで思いっきり遊び、夜は部屋から花火を鑑賞…という、家族みんなが大満足の滞在が叶う、おすすめのホテル!
花火大会当日は8,000バーツほどまで値上がりしますが、子連れだからこそ、その価値は絶大。
子どもが飽きても、眠くなっても、すぐに部屋に帰れる。そんな安心感があれば、親も心から花火を楽しめますよね。
人混みでの大変さを考えれば、むしろお得な選択肢と言えるかもしれません。


パタヤ国際花火大会スケジュール
パタヤ国際花火大会のスケジュールも、公式Facebookから確認できます。
毎年内容は変わりますが、大体同じような流れです。
ご参考に、2023年のスケジュールを書いておきますね。
花火大会1日目
18:00 バンド
19:00 オープニングセレモニー
19:30 花火①マレーシア
19:50 花火②シンガポール
20:00 ライブ
21:00 花火③セルビア
21:20 花火④中国
21:40 花火⑤フィリピン
22:00 ライブ
23:00 DJ
24:00 終了
花火大会 2日目
18:00 バンド
19:30 花火①中国
19:50 花火②シンガポール
20:00 ライブ
21:00 花火③セルビア
21:20 花火④フィリピン
21:40 花火⑤マレーシア
22:00 ライブ
23:00 DJ
24:00 終了
タイムテーブルはありますが、予定通りに進むことはほぼありません笑
スケジュールが押して進行することがほとんどですが、たまにフライングで始まることも普通にあります。
花火が上がる時間
花火が上がる時間は19:30頃〜22:00頃
花火は4〜5ラウンド(1ラウンド約15〜20分)に分かれていて、間に数分の小休憩があります。
また、全体の半分のタイミングに当たる2〜3ラウンド終了時には1時間程度の休憩が入り、その間ステージではライブが行われます。
花火を最初から最後まで見ようとすると約2時間半にもなるので、子連れで行く場合は半分だけ見て会場を出るのもアリです!

前半は打ち上げ場所正面のビーチで花火鑑賞をした後、後半は近くのホテルのテラスからゆっくり眺めました。
いろいろな楽しみ方ができてとってもよかったです。
パタヤ国際花火大会ならではの、贅沢な花火鑑賞でした!
パタヤ国際花火大会の打ち上げ場所と鑑賞エリア
花火はパタヤビーチロードとセントラルパタヤロードが交わる場所近く、ハードロックホテルのほぼ真正面の海上の浮島から打ち上がります。
こちらのマップの、ちょうどPattaya Beachのマークが立っているあたりが正面になります。
打ち上げ場所真正面のビーチにはステージも設置されるので、その周辺はかなり混雑します。
屋台もこの中心部をメインに立ち並びます。
タイの11月は乾季なので雨の心配もほぼなく、快適に花火を見ることができます。子連れには嬉しいポイント!

もちろん人は多いのですが、歩行者天国になる車道が広い上にビーチ全体から花火鑑賞ができるので、人が密集しすぎて動けない!ということはほとんどありません。
鑑賞エリアになるビーチ上でも、人が歩く隙間はあります。

ビーチに座ってみる(無料席)
打ち上げ場所正面のビーチにはビーチチェアは並んでおらず、シートを敷いて座るか、チェアを持参して座ることもできます。
2〜3人分くらいのスペースであれば意外と隙間があるので、打ち上げ時間ギリギリに到着しても座って見られると思います。
現地のビーチ入口付近には、ところどころで簡易シートを売っているので、持参していなくても大丈夫です。大体40Bくらいです。

ビーチの有料席から見る
「人混みを避けて、のんびり花火を見たいな」という方には、少し中心地から離れたエリアの「有料ビーチチェア」がぴったり。
ビーチチェアに寝転んだり、テーブルで食事を注文したりしながら、優雅な時間を過ごせますよ。
料金も1席200〜300Bほどが目安です。17時半から18時くらいまでには満席になっていました。
…と、良いことずくめなのですが、ここで私の失敗談を一つ。
優良席の料金を払った後に席に荷物だけを置き、全員で屋台へ行ってしまったことがあるんです。戻ってくると、私たちの席には別のお客さんが…。(私物はお店の人に確保されていました。)
お店の人に訴えても「もう戻らないと思った」の一点張り。「ここはタイだから」と夫に宥められ、泣く泣く諦めました。
ですので、買い出しなどで席を離れる際は、必ず誰か一人が席に残るようにしてください!
パタヤ国際花火大会の様子
花火の様子
花火が打ち上がる時間になると、ビーチ全体の照明が消え少し暗くなります。
花火は圧巻の迫力。海上で打ち上がるので遮るものが何もなく、視界全部が花火と言っても過言ではありません。
ビーチより距離のあるホテルのテラスから見た花火でも、かなり大きく見えます。

そしてやっぱり、各ラウンドのフィナーレが本当にすごい!!
これはぜひ、現地で生で体感していただきたいです。

全ての花火が終わる22:00頃まで見ていなくても、各ラウンド毎にちゃんとフィナーレがあるので、途中で会場を出たい場合でも楽しめます。
屋台の様子
ビーチ沿いの屋台にはタイ料理はもちろん、BBQ、中華、ケバブ、お寿司、パン、ケーキ、お菓子、フルーツなど、選びきれないほどの食べ物や飲み物が並びます。
全部を見て回ろうとするとかなりの距離を歩くことになるので、欲しいものはその場で買ってしまうのがいいと思います。
特に人が多い中心部や人気の屋台には列ができることもありますが、とにかくたくさん屋台があって人が分散するので、並ぶ時間はそこまで気にしなくても大丈夫です。
屋台が並ぶ歩道側はわりと混みますが、歩けないほど人が密集することはあまりありません。
歩行者天国になっている車道は空いていて歩きやすいです。

ちなみに、ビーチ沿いのコンビニはかなり混むので、何か必要なものがあれば事前に買っておく方がベター。
観覧エリアとなるビーチ内では、スルメを売っている売り子さんがいて、手を挙げて呼べば座っているところまで来てくれます。
隣の人が頼んでいると、ついつい欲しくなってしまうんですよね。

他には、子どもが大好きな光るおもちゃや、飛ばせるおもちゃを売っている売り子さんも歩いています。
パタヤ国際花火大会まとめ
パタヤ自体はバンコクから気軽に行ける観光地として定番ですが、花火大会には行ったことがないという方も多いのではないでしょうか。
周辺道路の大渋滞さえ気をつけて会場のビーチまでたどり着いてしまえば、あとは意外とノーストレスで快適に過ごすことができます。
日本ではなかなか味わうことができない贅沢な花火鑑賞を、リーズナブルに体験できるパタヤ国際花火大会、ぜひ行ってみてください!