
バンコク・スワンナプーム国際空港(BKK)に到着!
長いフライトを終えて「さあ、バンコク市内へ!」と思っても、どうやって行くのが一番良いか、特に初めてだと迷ってしまいますよね。
「子連れでスーツケースもあるのに、どの方法が一番楽?」
「ぼったくられたりしないか不安…」
この記事ではそんな不安を解消できるよう、2026年の最新情報をもとに、スワンナプーム空港からバンコク市内への6つのアクセス方法を「子連れ目線」で徹底比較します!
スワンナプーム国際空港とは?
スワンナプーム国際空港(BKK)は、タイの首都バンコクの主要な玄関口であり、2006年に開港した東南アジア有数のハブ空港です。
年間6000万人以上が利用する、とても大きな空港なんです。
バンコクには、このスワンナプーム国際空港(BKK)と、もう一つドンムアン国際空港(DMK)という主要空港があります。
使い分けとしては、
- スワンナプーム(BKK): JALやANA、タイ航空など、大手航空会社が主に利用
- ドンムアン(DMK): AirAsiaなど、LCCが主に利用
となっています。まずはご自身の航空券を見て、どちらの空港に到着するかを確認してくださいね!
この記事では、スワンナプーム(BKK)からのアクセスを解説しますね。

スワンナプーム国際空港からバンコク市内へのアクセス6つの方法
まず結論から!
子連れファミリーや荷物が多い方は、「配車アプリ」か「タクシー」の二択だと私は思います。
確かに電車(ARL)は安くて魅力的ですが、大きなスーツケースとベビーカーを持って、空港駅から市内の駅でさらに乗り換えるのは、想像以上にハードモードです…。
それぞれのアクセス方法の特徴と「どんなひとにおすすめか」をまとめた表です!この6つの方法でスワンナプーム国際空港からバンコク市内までアクセスできます。
| 移動手段 | 所要時間 | 料金 | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| 配車アプリ(Grab/Bolt) | 40〜60分 | 300〜600バーツ | 【一番おすすめ】子連れ・料金確定で安心したい人 |
| タクシー | 40〜60分 | 300〜500バーツ | ドアツードアで快適に移動したい人 |
| エアポートレールリンク | 30〜40分 | 15〜45バーツ | 荷物が少ない人・渋滞を避けたい人 |
| 空港バス | 60〜90分 | 50〜60バーツ | コスパ重視で時間に余裕がある人 |
| ミニバン(ロットゥー) | 45〜90分 | 30バーツ前後 | 荷物が少ない人・ローカルもドンとこい!な人 |
| リムジン | 40〜60分 | 1,000バーツ〜 | 深夜到着・VIP待遇を希望する人 |

それぞれのアクセス方法の徹底比較
ここからは、それぞれの方法を詳しく解説しますね。
1.【一番おすすめ】配車アプリ(Grab・Bolt)
タイでは「Grab」や「Bolt」といった配車アプリが一般的です。事前に日本でアプリをダウンロードし、クレジットカードを登録しておくと、空港Wi-Fiを使ってすぐに呼ぶことができます。
所要時間:40〜60分
料金目安:300〜600バーツ(時間帯・車種により変動)
メリット
- 料金が事前に確定。
- キャッシュレス決済が可能。
- 目的地の説明が不要。
デメリット
- ピーク時は料金が高騰。
- 空港Wi-Fiが不安定な場合、アプリ利用が困難。

★あわせて読みたい バンコクのタクシーや配車アプリの詳しい使い方、注意点はこちらの記事で徹底解説しています!
2. 【定番・快適】タクシー(Taxi)
到着フロア1階にある公式タクシースタンドから乗車できます。
所要時間:40〜60分(渋滞状況による)
料金目安:300〜500バーツ(高速道路料金別)
メリット
- 公式乗り場なので、比較的安心。
- ドアツードアで、荷物が多くても楽ちん。
デメリット
- 必ず「メーター、プリーズ」と伝えてください。メーター使用を拒否するタクシーは乗らないように。
- 高速道路代(料金所でその都度現金で払う)+空港使用料(50バーツ)が別途かかります。
- 渋滞(特に朝夕)に巻き込まれると、予想以上に時間がかかることがあります。

メーターが上がる速度が以上に速いタクシーもいるそうで…。今一度、確認してくださいね。
タクシーの乗り方
- タクシースタンドで整理券を取得。
- 指定された番号のタクシーに乗車。
- 目的地を伝える(Googleマップの活用推奨)。
- 高速道路を利用する場合は料金を別途支払い。
- 到着後、メーター料金+空港使用料(50バーツ)を支払い。

3. 【最安・最速】エアポートレールリンク(Airport Rail Link)
最も安く、渋滞知らずで市内に行けるのが、地下1階から出ているARLです。
終点の「パヤタイ駅」までの所要時間は約30分。
所要時間:〜30分
料金目安:15〜45バーツ
メリット
- とにかく安い(終点まで45バーツ)。
- 時間が正確。渋滞の心配が一切ない。
- ぼったくりに遭う心配も100%なし。
デメリット
- 【子連れ最大の難関】終点のパヤタイ駅でBTSに乗り換える際、スーツケースとベビーカーを持っての移動が本当に大変です。エレベーターを探して長い距離を歩くことも…。
- 市内のホテルまでは、結局BTSやタクシーへの乗り換えが必要です。

荷物がバックパック一つ、といった身軽な旅ならARLは最高ですが、子連れで大きなスーツケースがある場合は、個人的にはおすすめしません…。
空港からホテルまで座って直行できるタクシーの方が、総合的な満足度は高いと思います。
利用方法
- 地下1階の駅へ。
- 券売機または窓口でチケットを購入。
- 「パヤタイ駅」または「マッカサン駅」で降車し、BTSまたはMRTに乗り換え。

4. 空港バス(Airport Bus)
コストを抑えたい方には空港バスも選択肢の一つです。主要ルートは以下の通りです。
所要時間:60〜90分(渋滞状況による)
料金目安:50〜60バーツ
- S1路線:カオサン通り方面(60バーツ)
- AE3路線:スクンビット方面(50バーツ)
- A1・A2路線:モーチット方面(BTS・MRTに接続)

5. ミニバン(Mini Van:別名ロットゥー)
スワンナプーム国際空港からバンコク市内の主要エリアに直行する「ロットゥー」と呼ばれるミニバンも運行しています。荷物が少なく、コスパ重視の旅行者におすすめです。
所要時間:45〜90分
料金目安:30バーツ前後

バンコク市内へ向かうローカルバスやロットゥーは、空港ターミナルビルではなく、トランスポーテーションセンターを利用する必要あり。
スワンナプーム国際空港にあるシャトルバス乗り場から乗車。運賃は無料でトランスポーテーションセンターへ移動できます。

6. リムジンサービス(Private Transfer)
AOT(空港公社)などが運営する、ハイヤーサービスです。事前予約が必要ですが、快適さはピカイチ。
所要時間:40〜60分
料金目安:1,000バーツ〜
メリット
- 到着ゲートで名前のボードを持って待っていてくれる。
- 深夜や早朝の到着でも、何も心配せずにホテルまで直行できる。
- 車が綺麗で、サービスも丁寧。
デメリット
- 料金が高い(タクシーの2〜3倍)。

まとめ:旅のスタイルに合わせて、最適な移動手段を選ぼう!
| 移動手段 | 所要時間 | 料金 | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| 配車アプリ(Grab/Bolt) | 40〜60分 | 300〜600バーツ | 【一番おすすめ】子連れ・料金確定で安心したい人 |
| タクシー | 40〜60分 | 300〜500バーツ | ドアツードアで快適に移動したい人 |
| エアポートレールリンク | 30〜40分 | 15〜45バーツ | 荷物が少ない人・渋滞を避けたい人 |
| 空港バス | 60〜90分 | 50〜60バーツ | コスパ重視で時間に余裕がある人 |
| ミニバン(ロットゥー) | 45〜90分 | 30バーツ前後 | 荷物が少ない人・ローカルもドンとこい!な人 |
| リムジン | 40〜60分 | 1,000バーツ〜 | 深夜到着・VIP待遇を希望する人 |
スワンナプーム空港から市内へのアクセスは、たくさんの選択肢があります。
- 快適さと安心感を最優先する子連れファミリー → 配車アプリ (Grab/Bolt)
- 荷物が少なく、安さと早さを重視する旅慣れた方 → エアポートレールリンク
- 特別な旅行や深夜の到着 → リムジンサービス
ぜひ、ご自身の旅のスタイルや予算に合った方法を選んで、バンコクでの最初の移動をスムーズにスタートさせてくださいね!
