タイ旅行の定番スポットの三大寺院、ワット・ポー(Wat Pho)、ワット・アルン(Wat Arun)、ワット・プラ・ケオ (エメラルド寺院:Wat Phra Kaew)。
特に、初めてのタイ観光にぴったり!ワット・ポーへの行き方や参拝料金、そして楽しみ方を詳しくご紹介します。
ワット・ポーとは
ワットポーは、1788年に初代ラーマ王が建てたバンコク最古の寺院で涅槃寺(ねはんじ)とも呼ばれています。
タイ最大の寝釈迦仏像があり、タイマッサージの発祥地としても有名!
観光地としてだけでなく、地元の人々にとっても大切な場所でタイの歴史と文化が感じられるワット・ポーはタイ・バンコク観光には外せないスポットの1つです。
ワット・ポーへの行き方
ワット・ポーへのアクセスの方法を以下にご紹介します。
電車(MRT)で行く
MRTの【BL31】サナムチャーイ駅(Sanam Chai)から徒歩でも行く方法が一番カンタンで便利です。徒歩で5分ほど!
スクンビットエリアから行く場合は、MRT【BL21】スクンビット駅もしくは【BL22】クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター駅から乗車します。
BTS(バンコク・スカイトレイン)とボート
チャオプラヤ川を船で渡りたい場合、コストをかけずにアクセスしたい時は船。
船に乗る!という1つのアトラクションとして観光気分を味わえるので子連れの場合や時間に余裕がある人にオススメ。
方法①
:まずBTSシーロム線に乗り、チャオプラヤ川手前のサパーンタクシン駅(Saphan Taksin)で下車します。
:駅を出たら、すぐ近くのサートン船着き場に向かいましょう。ここからチャオプラヤエクスプレスボートに乗り【N7】ラーチニー(Rajinee)で下船します。
方法②
:ワットアルンからターティアン船着き場(Tha Tien Pier)へ渡し船で渡る方法。
渡し船の料金は5バーツ。
渡し船に乗ってターティアン船着き場へチャオプラヤ川を渡ります。ほんの数分でターティアン船着き場へ到着。
ターティアン船着き場からターティアンマーケット(Tha Tien Market)方向へ行くと目の前がワットポーです。
タクシー
子連れだと圧倒的に楽なのはタクシー・車で行く!
バンコク市内からワットアルンまでは、交通状況にもよりますが約30分程度で到着するのでピャッと行ってしまうのもあり。
運転手に「ワット・ポー」と伝えれば問題なく連れて行ってもらえますよ。
ワット・ポーの参拝料金
ワット・ポーの入場料は大人300バーツ(約1,200円)です。
子供料金については120cm以上だと料金を払う必要がありますが、小さい子供は無料で入れます。
ワット・ポーの入場料には無料の水が1本含まれていますので、暑いタイでの観光にはありがたいサービスですね。
ワット・ポーの楽しみ方
ワット・ポーでの楽しみ方をいくつかご紹介しましょう。
1. 寝釈迦仏像
ワット・ポーのハイライトといえば、巨大な寝釈迦仏像です。建物内は靴を脱いで入ります。
全長46メートル、高さ15メートルという圧倒的なスケールに、子供たちもびっくり。
仏像の足の裏には精緻な螺鈿細工が施されており、その美しさもため息もの。
2. 煩悩を捨てる108枚のコイン
ワットポーには、面白い儀式「108枚のコイン」があるんです。
108枚のコインとは
寝釈迦仏像の背中側にずらっと並んだ108個の鉢にコインを入れていく儀式なんです。「108」って、仏教では煩悩の数を表していて、それを一つずつ取り除くって意味があるのだとか。
やり方
①コインを購入:入場口の近くで、108枚の小さなコイン(サタンと言います)が入ったカップを買います。価格は20バーツ。
②鉢にコインを入れる:寝釈迦仏像の背後にある鉢に、一枚ずつコインをポトンと入れていきます。これを全部で108回!
お願い事をしながらコインを入れると、幸運が訪れるかも。コインを一つ一つ入れていくことで、仏教の教えに触れながら、心を落ち着けて自分と向き合う時間が持てるとも。
子ども達は単純にコインを鉢にポトンと入れるのがとっても楽しかったようで、もう一回!もう一回!と言っていました。
ワット・ポーへ行ったらぜひ挑戦してみてくださいね!
3. マッサージ体験
ワットポーはタイマッサージの発祥地としても有名です。敷地内にはマッサージスクールがあり、本格的なタイマッサージを体験することができます。
親はマッサージでリラックスし、その間に子供たちは近くのベンチや庭で休憩するのも良いでしょう。子供がもう少し大きければ、一緒にマッサージを受けるのも楽しい思い出に。
4. 写真撮影
ワットポーはフォトジェニックなスポットがたくさんあります。色鮮やかなタイルや仏塔、庭園の風景など。カメラ必須!
ワット・ポーに訪問の注意点
子ども連れでワットポーを訪れる際の注意点をいくつかお伝えします。
- 服装:タイの寺院を訪れる際にも共通しますが、露出の少ない服装を。肩や膝を隠す服を着ることが求められます。入り口で貸し出し用の衣類もありますが、事前に準備しておくとスムーズです。
- 暑さ対策:バンコクはとても暑いので、こまめな水分補給が大切です。帽子や日焼け止めも忘れずに。
- 迷子対策:広い敷地内で子供が迷子にならないよう、しっかり手をつなぐか目を離さないようにしましょう。
その他の情報
補足①:トイレは綺麗…?
個人的に気になるトイレ事情。境内にはトイレあります。
割と綺麗な方だと感じましたが、衛生面が気になる人は除菌シートなどの持参が推奨。紙は持参した方が良いです。
ワット・ポーでのトイレがちょっと…という方は、訪問前後のレストランやカフェで済ましておきましょ。
補足②:ベビーカーは押せる?
子連れの場合、ベビーカーを持っていくか抱っこ紐で行くか悩みますよね。
ワット・ポーにベビーカー、正直オススメできません。
なぜなら大涅槃仏のある仏堂へ行く際にも段差が多い。
一度、末っ子次女が赤ちゃんの時にどうしても行きたくてベビーカーで行ったのですが、大人2人掛かりでよいしょっ!!と持ち上げるを何度も繰り返しました。
抱っこ紐で行く方が機動性UP、もしベビーカーで訪問する際にも抱っこ紐との兼用がいいと思います。
ワット・ポーまとめ
以上、初めて子供連れでタイを訪れる方に向けて、ワットポーの楽しみ方をご紹介しました。歴史と文化が詰まったこの場所は、家族での思い出作りにぴったりです。
バンコク旅行を楽しんでくださいね!
ワット・ポー詳細情報
地図 | Google Map |
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住所 | 2 Sanam Chai Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200 |
電話 | 0830577100 |
拝観料 | 300バーツ |
WEB | |
営業 時間 | 8:00〜19:30 |
子連れ 他 | 駐車場有・水分補給はしっかりと |