不動産業者は教えてくれない!シンガポール住居を探す際のチェックリスト

世の中、当たり前だと思われていることって、誰も教えてくれないものです。でも、シンガポール人にとっての常識は、まさに日本人にとっての非常識!!

シンガポールで住居探しをされる方、下見の前にチェックリストを用意しておきましょう。

という訳で、「ここをチェックしておくべきだったなぁ」と今更ながらに私が思うリストを作成しましたので、ご参考にしてくださいね☆

1.物件の周辺環境、立地関連

地場は重要

シンガポールは目に見えないものが住み着いてる物件、周辺環境が、あまりに多い。地場の悪いところに住んでいると必ず健康を害する。分からない人は、風水的に良い場所を選んで!

地下鉄(MRT)の駅から徒歩10分以内

バスで移動も便利だが、どこへでも行けるようになるまでに1年はかかる。地下鉄の駅ちか物件を探すべし!

フェアプライスなどのちゃんとしたスーパーが徒歩圏内

日本でも同じですが、普段使いのスーパーはやはり徒歩圏内にほしいところ。地下鉄の駅ちか物件であれば必ず近辺にあるのですが、駅から離れている場合は要チェック。

リャンコートにある大型日本食材スーパー「明治屋」に行ける

電車やタクシーでそれなりに行ける距離。週1回は必ず、買出しに行くようになる。

清潔なショッピングモールとフードコートに近い

ローカルのホーカーズで食事を続けると、衛生的でない上に味が濃すぎるため、健康を害します。知り合いの医師によると、シンガポール赴任者は健康診断時、血圧で引っかかる人が日本の数倍上がる傾向だそうです。

2.物件の中身

築年数;理想は築3-10年

新築物件は欠陥が必ずある。築年数10年超えると老朽化・劣化が進む。築3-10年がベスト!

排水溝からの臭いチェック

水まわりは努力ではどうにもならない物の一つ。排管の問題で臭いがするので、いったん駄目になると、取り替えることなど出来ません。

乾いた状態では臭いが分からないことが多いため、水をしばらく流してチェックしてくださいね!

エアコンの臭い、効き具合

カビ臭ければ論外、即刻文句を言いましょう。水が垂れるのは、湿気が多い空気が冷やされると起こる現象なので、ある程度仕方なし。ひどい場合にだけは文句を言います。

エアコンが壊れると当然、蒸し風呂状態に・・・毎日お世話になりますので、要チェック!

その他は、日本でチェックする時と同様に!

これまではシンガポールならではのチェック項目。残りの部分は日本でのチェック同様で大丈夫だと思いますよ☆

3.害虫関連(アリ/ゴキブリ/イモリ/蚊/ハエ)

アリが一匹でも部屋の中にいたら、アウトだと思うこと。

一度アリに住まれた部屋は建て替えるまで、どんな対策(業者に駆除してもらうなど)をしても無駄。こっちのアリは強力ですので要注意!

ゴキブリが出るので10階以上の部屋が望ましいが、物件による。

ペストコントロール(大量の殺虫剤をばら撒く儀式。国が主導)の時に、苦しくなったゴキブリが下から上がってきて、ダストシュート(ゴミを投げ込む場所、部屋の洗濯機付近についていることが多い)の扉の隙間から大量に発生する可能性あり。

ただし、15階に住んでいる友人のコンドには出るのに、8階に住んでいる別の友人のコンドには出ていない。結局は物件によるらしいので、ダストシュートに隙間がないかチェックすることくらいしかできない!!

イモリは地上から何メートル離れようが、関係なくやってくる

でもサイズは5-10cmのかわいいやつ、たとえ最上階のコンドに住んでいてもでます。愛嬌があるので、許してあげましょう。

蚊やハエはベストコントロールのおかげで、日本と同じかもっと少ない

年中30℃なのに蚊やハエが日本よりも少ない国です。これは、ペストコントロール時にまかれる大量の殺虫剤のおかげ。ペストコントロールがあっても、それなりに生き残れるのはゴキブリ、イモリ、アリだけ?

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シンガポールの住居の一般的な特徴(故障や欠陥ではないです)

日本では常識と思っていても、そうでないことの方が多いので、これはそういうものだ、という特徴だけをまとめますね。ちなみに私は、欠陥住宅だと勘違いして、不動産業者に電話したら「それはシンガポールの常識ですよ」といわれました。

シャワーのお湯は有限

たいていのコンドのシャワーのお湯は、タンクに溜まっている水をガスで暖める仕組み。バスタブ付きでも、お湯がたまる前に水になります。

暖めのスイッチを入れてから20分前後も待たされて、ようやく熱いシャワーのお湯がでる。待たないとぬるいお湯しかでないです。

このレベルなので当然、風呂にお湯を溜めると、必ず途中でお湯切れに・・・(シャワーだけならほとんど問題なし)。

「シンガポール人は水みたいなシャワー浴びるの?」ってたずねたら、「そうだよ、日本人はクレイジーに水を暖めすぎだ、やけどするよ」って。

どうやら、暑いシャワーを浴びたいのは日本人だけらしいです、シンガポールでは規格外の日本人。

キッチンの換気扇は外につながっていない

若干吸い込んで、換気扇のすぐ上にある隙間から排気します。空気漏れでちゃんと換気が出来ていない訳ではなく、これがシンガポールの普通です。

「これって換気扇の意味があるの?」って質問したら、「ないですよねぇ。笑」だって。深く考えない、南国ってすばらしい☆

周辺工事が活発(7:00-22:00土日も休みなし)騒音は仕方がない

シンガポールは再開発が活発。また建築物のつくりがしっかりとしていないためか、老朽化が進みやすく、いたるところで建て替え工事も行われています。場所によっては24時間工事している場所もあり、騒音はある程度避けて通れないので、あきらめましょう。

2 COMMENTS

あsp

いくつか訂正を。

まず築年数については、近年は新築も数年経ったものも大して変わりません。どっちも水回り等のトラブルがしっかり付きまとい大差ありません。今は、よく分かってると思われたがる人による一種の不動産営業トークに過ぎないでしょう

そしてバスについても1年は言い過ぎです。最初は迷うでしょうが通勤通学に利用する場合は数日で慣れますし、どこかへ外出する際も路線などを暗記する必要など無いのでネットでサッと調べれば問題なく使いこなせます。MRTのみに限定した物件探しは幅を狭め、損してますよ

アリもそうですがゴキブリも何階にいても防ぎようがないです。下のゴミ貯蔵庫?にペストコントロールし始めたら一生懸命のぼってきます。でも対策が無駄かというと無駄ではありません。絶対は無理でも減らせはしますから

以上訂正させてもらいました

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シンガポールなう

あspさん、コメントありがとうございます。
並びに返信おそくなり誠に申し訳ありません。

バスについての部分、訂正いたしました。
たしかに、スマートフォン向けのアプリなどを駆使すれば、3ヶ月程度である程度乗れるようになりますね。

ただ、近くに地下鉄(MRT)がなく、バスのみで移動をされている在住者の方にお伺いすると、
やはり地下鉄での移動が望ましいとおっしゃっていました。
特に小さなお子様がいらっしゃる方などは、
バスではいちいちベビーカーをたたまなければならず、非常に手間がかかると。
その点、地下鉄はエスカレーターや優先席などの整備が整っており、利用しやすい、とおしゃっていました。

バスや地下鉄等の交通環境は、物件探しをされる方の家族構成や状況によりけりというところかもしれません。

貴重なご意見ありがとうございました。

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