【2026年最新】タイの物価は本当に安い?円安はどれくらい響く?食費・ホテル代などを日本と比較!

「タイって、物価が安いんでしょ?」 一昔前まで、多くの人がそう思っていましたよね。

でも、円安が進んだ今、その常識は変わりつつあります。

確かに、ローカルな屋台や交通費などは今でも驚くほど安いですが、ショッピングモールやおしゃれなカフェでは「あれ、日本とあまり変わらないかも?」と感じることも。

この記事では、在住ママの私が今のリアルなタイの物価について、日本と比較しながら徹底解説!

「結局、旅行費用はどれくらいかかるの?」という疑問にもお答えします。

結論:タイの物価は「メリハリ」をつければ今でも断然安い!

「タイの物価は、今でも安いの?高いの?」

その答えは、「安いものと、そうでもないものが混在している」です。

タイ旅行の予算を考える上で、今一番大事なのが「円安」のこと。

タイの物価がすごく上がったというよりは、日本円が弱くなってしまったせいで、昔のような「激安!」という感じではなくなった、というのがリアルなところ。

例えば、昔は「100バーツ=約300円」の感覚でしたが、今は「100バーツ=約470円」だったりします。タイでの値段は同じでも、日本円で支払う感覚だと約1.6倍

これだと、お得感も薄れてしまいますよね。でも、安心してください!

タイのローカルな物価は今でも健在。交通費や屋台ごはんフードコートなどは、日本の3分の1以下の感覚で楽しめます。

つまり、今のタイ旅行をお得に楽しむコツは、

  • ローカルな食事や交通費は、思いっきり安さを満喫する!
  • おしゃれなカフェや買い物では、日本と同じくらいの予算感でいる

という「メリハリ」をつけること。 このメリハリさえ意識すれば、タイは今でも断然、お得に楽しめる旅行先です。

「子連れだと、ローカルな食事は衛生面が心配…」と感じるかもしれませんが、その場合は無理に屋台に挑戦しなくても大丈夫。

ショッピングモールの清潔なフードコートなら、驚くほど安くて美味しい「本物のタイの味」に、親子で安心して出会うことができますよ。

お金をかけるところ(ちょっと良いホテルやスパなど)と、節約するところのメリハリをつけて、あなたらしい最高のタイ旅行を計画してくださいね!

結局何が安くて、何が高いの?項目別リアル物価レポート

宿泊費:どこに泊まるかで予算は大きく変わる!

タイのホテル代は、本当にピンからキリまで!選択肢がものすごく広いのが魅力です。

バックパッカー向けのゲストハウスなら、なんと1泊3,000円以下で見つかることも。

とにかく安く旅をしたい!という方には嬉しいですよね。

一方で、リバーサイドの五つ星ホテルや、プールが素敵なリゾートホテルとなると、1泊5万円、10万円…と、日本と同じかそれ以上の価格になります。

じゃあ、子連れファミリーにおすすめなのは、どのくらいの価格帯なのでしょうか?

私の感覚では、バンコク市内で、駅に近く、清潔でプールも付いているような「きれいめホテル」を探すなら、1泊あたり30,000円くらいを一つの目安にすると、満足度の高い滞在ができると思います。

ホテル代は、旅の費用の中で一番大きな部分ですよね。

だからこそ、「移動の便利さ」や「子どもが喜ぶプール」など、自分たちの家族が何を一番優先したいかで選ぶのが、失敗しないコツですよ。

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【保存版】バンコクのホテル、子連れはどこに泊まるべき?元在住ママが本音で教えるおすすめエリアと厳選ホテル

食費:屋台はリーズナブル!カフェは意外と高い

タイの食費は、どこで食べるかによって値段が天国と地獄ほど変わります!

  • 屋台やフードコート: 1食50〜200バーツ(約210〜840円)で、安くて美味しいタイ料理が味わえます。
  • ローカルレストラン: 1皿100〜200バーツ(約420〜840円)。
  • ショッピングモールのレストラン: 日本のファミレスくらいの価格帯。
  • おしゃれなカフェ: コーヒー1杯が120バーツ(約500円)など、日本と同じか、それ以上に感じることも。
mayumi
mayumi

屋台のカオマンガイは50バーツなのに、カフェのケーキセットは300バーツ、なんてことはザラでした(笑)。安いものと高いものが混在しているのが、今のバンコクなんです。

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子連れにおすすめのフードコートついては、こちらの記事で詳しく解説しています!

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交通費:上手に使えば、驚くほど安い!

タイの交通費は、日本の感覚でいると「え、本当にこの値段でいいの!?」と驚いてしまうくらい安いのが魅力です。

例えば、渋滞知らずで旅行者の強い味方であるBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)は、初乗りが17バーツ(約70円)ほど。

数駅乗っても、だいたい100円〜200円で移動できてしまいます。

そして、子連れで何かと頼りになるタクシーも、初乗りが35バーツ(約150円)からと、本当に格安!

日本ではワンメーターで行けないような距離でも、タイなら数百円で移動できることが多いので、暑い日中や疲れた夕方は、無理せずどんどん活用しちゃいましょう。

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バンコクでの詳しい移動方法や、それぞれの交通機関の乗り方・注意点については、こちらの記事で徹底解説しています!

【2026年版】バンコクの交通手段まとめ!在住ママが教える子連れ移動の完全ガイド(BTS・タクシー・トゥクトゥク等)

ショッピング:狙い目は「タイブランド」と「マーケット」!

タイ旅行の楽しみの一つが、やっぱりお買い物ですよね!可愛いワンピースやコスメ、雑貨など、ついついお財布の紐が緩んでしまいます。

じゃあ、何が安くて、何が意外と高いの? その見極めが、上手にお買い物をするコツです。

【これが安い!】タイで買うべきお得なもの

マーケットの衣類や雑貨

チャトゥチャック市場やナイトマーケットへ行けば、Tシャツやワンピース、アクセサリーなどが、本当にびっくりするような値段で売られています。

日本の3分の1から半額くらいの感覚で、宝探しのように楽しめますよ。子どもの可愛い夏服なんかも、たくさん見つかります!

タイブランドの製品

タイ発のコスメブランド(HARNN, THANNなど)や、ジムトンプソンなどのタイアパレル、雑貨ブランドは、当然ながら日本で買うよりずっとお得です。

自分へのお土産に、ちょっと良いものを探すのも楽しいですよね。

【これは注意!】意外と安くないもの

デパートの輸入品や高級ブランド

ショッピングモールに入っている海外の有名ブランド品は、日本とほぼ同じか、物によっては関税で日本より高いことも。あまりお得感はありません。

電子機器や家電製品

これらは日本の方が安くて品質も良い場合がほとんどです。旅行中に必要になっても、ぐっとこらえて日本で買うのが賢明ですよ(笑)。

mayumi
mayumi

私はよく、マーケットで買った1,000円くらいのワンピースを着て、高級ホテルのアフタヌーンティーへ行っていました(笑)。

安いものと高いものを上手に組み合わせるのが、バンコク流のおしゃれの楽しみ方かもしれませんね。

支払い方法はどうする?現金とキャッシュレスの上手な使い分け

お財布の準備、どうしよう?って地味に悩みますよね。全部カードでいけるの?現金はどれくらい必要?など、気になることはたくさん。

結論から言うと、今のバンコクでは「現金」と「クレジットカードのタッチ決済」の二刀流が最強です!

それぞれの役割と、お得な準備方法を解説しますね。 

【現金】屋台やマーケットを楽しむための必須アイテム

まず、タイ旅行で現金は絶対に必要です。特に、旅の醍醐味であるローカルな体験をしたいなら、現金なしでは楽しめません。

<現金が必要になる主な場面>

  • 屋台やローカル食堂での食事
  • ナイトマーケットや個人商店での買い物
  • タクシーやトゥクトゥク(※Grabはカード払い可)
  • 寺院の入場料やお賽銭
  • マッサージのチップ

じゃあ、どこで両替するのが一番お得?

タイバーツへの両替は、「タイに到着してから」が鉄則!日本で両替すると、レートが悪くて損をしてしまいます。

私のおすすめは、スワンナプーム空港の地下1階、エアポートレイルリンク駅の改札横に並んでいる両替所です。

ここは街中の有名店とほぼ変わらない良いレートで両替できるので、時間のない旅行者にとっては最高のスポットですよ。

【カード&キャッシュレス】スマートな支払いの主役

大きな買い物や電車移動は、キャッシュレスが断然スマート。旅行者が主に使えるのは以下の2つです。

1. クレジットカードの「タッチ決済」

これが現在の旅行者にとって最も簡単で便利な方法です!

Visaのタッチ決済やMastercardコンタクトレスのマークが付いたカードなら、デパート、コンビニ、スーパー、チェーン店のレストランなど、本当に多くの場所でサインレス・暗証番号レスで支払いができます。

BTS(スカイトレイン)の改札も、直接カードをタッチするだけで乗れちゃいますよ。

2. Rabbitカード(ラビットカード)

日本のSuicaのような交通系ICカードです。BTSに乗るなら必須。

駅で簡単にチャージでき、提携しているカフェやコンビニでの支払いにも使えて便利です。

現地のQRコード決済について】

街中では、タイの人がスマホのQRコードで支払いをしているのをたくさん見かけると思います。

これは「PromptPay(プロンプトペイ)」という、タイの銀行口座に紐づいたサービスがほとんど。残念ながら、旅行者がこれを使うのは難しいのが現状です。

私たちは、上で紹介した「タッチ決済」と「Rabbitカード」を使いこなしましょう! 

【万が一の保険】ATMでのキャッシング

万が一、現金が足りなくなっても、街中のATMで日本のクレジットカードを使ってタイバーツを引き出すことができます。

ただし、1回につき220バーツ(約920円)ほどの手数料がかかるので、あくまで「緊急手段」と考えておくのが良いと思います。

【モデルプラン】子連れ3泊4日バンコク旅行、家族3人の費用はいくら?

「じゃあ、結局家族みんなでいくらかかるの?」という疑問に答える、具体的なモデルプランです。ここでは**「大人2名+小学生1名」**の3人家族を想定しました。

  • 航空券: 約210,000円〜
    1人あたり70,000円〜 × 3人分 ※LCCやセール利用の場合
  • 宿泊費: 約75,000円〜
    1泊25,000円程度のファミリー向けホテルに3泊
  • 食費: 約40,000円
    1日10,000円 × 4日分 ※屋台とレストランをバランス良く利用
  • 交通費: 約8,000円
    BTSとタクシー(Grab)を利用
  • アクティビティ費: 約15,000円
    寺院の入場料や、ちょっとした体験など
  • お土産・雑費: 約20,000円

<合計目安> 家族3人で 約368,000円〜 <1人あたり> 約122,000円〜

mayumi
mayumi

これはあくまで一つの目安です。航空券のセールを狙ったり、ホテルのランクを調整したり、食事をフードコート中心にしたりすれば、ここからさらに費用を抑えることも十分に可能ですよ!

まとめ:賢く使い分けて、お得にタイ旅行を楽しもう!

2025年現在のタイの物価、いかがでしたか?

円安の影響で、一昔前のように「何もかもが激安!」とは言えなくなったのは事実です。特におしゃれなカフェやショッピングモールでは、日本と同じくらいの感覚かもしれません。

ですが、この記事でご紹介したように、

  • ホテルのランクを抑える
  • 食事は屋台やフードコートを上手に利用する
  • 移動はBTSやタクシーを使いこなす
  • 両替はレートの良い場所を選ぶ

といった少しの工夫で、旅行費用はぐっと抑えられます。

「安い」と「高い」が混在しているのが、今のバンコク。 だからこそ、お金をかけるところ(ちょっと良いホテルやスパなど)と、節約するところ(ローカルな食事や交通費など)のメリハリをつけるのが、旅を最大限に楽しむコツだと私は思います。

ぜひ、この記事を参考にあなたらしいお金の使い方を計画して、最高のタイ旅行を実現してくださいね!

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