

こんにちは!Kahoです。
タイのフォトジェニックな場所が大好きで、娘を連れて撮影を楽しんでいます。
タイは常夏の国ですが、季節が存在し、季節に応じてフルーツの旬があります。
その中でも特に話題性のあるフルーツがあります。
1年のうち約2ヶ月間だけ登場する、希少な高級フルーツ「マヨンチット」です。
今回は、毎年この季節を待ち侘びるほど、人気の高いフルーツ「マヨンチット」の魅力や食べ方などについてご紹介します♩
また、マヨンチットがもっと美味しく食べられる、絶品マヨンチットスイーツ屋さん5選も紹介しちゃいます!
マヨンチットとは?

「マヨンチット(Mayong-chit)」は、タイの南部や東部の地域で栽培されている珍しい果物で、毎年2月中旬から4月頃にかけて出回る季節限定の高級フルーツです。地元の人々には「フルーツの王様」とも称されている高級フルーツの一つです。
このフルーツは、タイ国内のみならず海外でも注目されています。
日本での知名度はまだあまり高くありませんが、その美味しさから徐々に人気を集めつています。
マヨンチットの特徴や食べ方、体が喜ぶ栄養素などを詳しくご紹介します!
マヨンチットの特徴と食べ方
見た目と特徴
マヨンチットは小さめの果実で、鮮やかな黄色やオレンジ色です。
見た目は「びわ」によく似ています。
皮は硬く、中心部分には大きな種が一つ入っています。
形状はマンゴーを小さくしたような感じです。
マヨンチットの味
甘さの中に程よい酸味があり、マンゴーとパッションフルーツを合わせたような味です。

さっぱりしていて、甘ったるさや酸っぱすぎることもないので、一度にたくさん食べても飽きません♩
マヨンチットの希少性
マヨンチットは産地のタイでも希少な高級フルーツですが、それには理由があります。
マヨンチットの栽培には、非常に手間のかかり、特別な技術と条件が必要です。
成長には高温多湿の気候が最適なので、タイの特定の地域の土壌と気候条件がマヨンチットの栽培に最も適しています。
しかし、その収穫量は非常に限られているため、市場で出回る量も少なく、高級フルーツとして扱われています。
さらに、マヨンチットの木は成長に時間がかかり、果実が成熟するまでに数年かかることもあります。
このため、量産することが難しく、価格が高騰しがちです。
タイ国内でも入手困難になることもあり、フルーツ愛好家や料理人たちにとっては、手に入れること自体が一つの価値となっているそうです。

日本でマヨンチットをお見かけする日は来るのでしょうか?
マヨンチットの健康効果
マヨンチットは、栄養価も非常に高いフルーツです。
ビタミンCや抗酸化物質を豊富に含み、免疫力を高める効果もあるそうです。
また、食物繊維が豊富で、消化促進や腸内環境の改善にも♩
たくさんのカラダにいいことが詰まったフルーツ!
美容にもいいので、旬な今たくさん食べたいフルーツです。
健康志向の方にも注目されていますよ♩
マヨンチットの剥き方
マヨンチットの剥き方についてご紹介します。
マヨンチットは外皮が硬く、果肉が繊細かつ可食部が少ないフルーツです。
剥き方には色々ありますが、私が自宅で食べるときの剥き方を紹介します。
- マヨンチットの両端(上部と下部)を少しだけカットして片手で持ちやすくする。
- りんごやキウイの皮を剥くように、ナイフでオレンジ色の皮だけを薄く剥く。
- 真ん中に縦長に種が入っているので、その種の周りの果肉を削ぎ落とすようにナイフで切る。
皮だけ剥いて、そのままかぶり付いて食べてもいいと思います。
マヨンチットは房で販売されていることが多いですが、一つひとつが小さく、可食部が少ないので、房ごと購入してもあっという間に食べ切れますよ♩
絶品マヨンチットケーキのお店5選

そんなマヨンチットをさらに美味しく食べられる、マヨンチットを使ったスイーツが美味しいお店を5つご紹介します。
マヨンチットはクリームチーズや生クリームとの相性が抜群です。
そのため、レアチーズケーキやショートケーキなどのスイーツに使われることが多いですよ。
The Pattern Cafe(パターン カフェ)

チャオプラヤー川の東側に位置する、ブティックホテル併設のカフェ。
このカフェは、ホテルのコンセプトである、衣料品や裁縫道具、パッチワークなどを元にデザインされた温かい空間です。

場所と行き方
最寄り駅はBTSゴールドラインの「Krung Thonburi(クルントンブリー)駅」です。
駅からは徒歩約5分です。
南側の階段を降りたら、用水路の細い脇道を通り、そのまま商店街を南にまっすぐ300m程進み、左に曲がると左手にあります。

店内の様子

ホテルの1階部分がカフェになっています。


席数は多くなく、こじんまりとしています。


ホテル受付の方もいるので、誰に声をかけたらいいか迷うかもしれませんが、ここのスタッフさんなら誰に声をかけても大丈夫です。
「マヨンチットチーズパイ」を求めて、この時期になるとたくさんの日本人客が訪れるので、こちらから声をかけなくても「マヨンチット?」と聞いてくれることもあります。
お食事メニューもあり、タイ料理と西洋料理があります。

リーズナブルで、量も多すぎないです。
スイーツについて

こちらのお店のスイーツは「マヨンチットチーズパイ」という名称の、レアチーズケーキとマヨンチットのケーキです。
クランブルクッキーの土台に、分厚くて濃厚なレアチーズケーキ、その上にびっしりとマヨンチットの果肉が乗っています。

また、別でマヨンチットソースが添えられているので、お好みでかけて食べます。
ここのレアチーズケーキはずっしりと重く、大変濃厚です。
かなりボリュームのあるケーキですが、価格はリーズナブルなのが嬉しいです。
お腹いっぱいで訪れると、食べ切れないくらいのボリュームなので、少し胃袋を空けておいてくださいね♩

The Pattern Cafe(パターン カフェ)店舗情報
LYNX Coffee(リンクス コーヒー)

ディープな街「タラートプルー」のコーヒーショップ兼ケーキ屋さん。
マヨンチットケーキだけでなく、いちごや桃など、季節毎にジャパンクオリティの美味しいフルーツを使ったスイーツが登場する、1年中目が離せないカフェです。

場所と行き方
最寄り駅はBTSシーロムラインの「Talat Phlu(タラートプルー)駅」です。
駅からは徒歩約15分。
北方面へ大通りをまっすぐ歩き、大きな交差点を左に曲がると右手にお店があります。

店内の様子

2階建の小さなコーヒーショップです。
席数はそう多くはありませんが、2階にも席があります。
2階には、半個室のような席もありました。



お店のロゴは猫がコンセプトになっていて、お店の中にも猫関連のポスターや置物がちらほらとあって可愛いです。

ショーウィンドウにはたくさんの種類のケーキが並んでいます。

マヨンチットケーキを目当てに訪れましたが、その他のケーキも気になり、度々訪れたくなりました。
また、コーヒーショップのため、コーヒー豆にもこだわっていて、ドリップコーヒーは好きな豆を数種類の豆の中から選ぶことができます。


紅茶などのノンカフェインもあります。

お水はセルフサービスで無料です。

スイーツについて

マヨンチットケーキの種類はショートケーキ、レアチーズケーキ、パフェの3種類です。
(私が訪れた時は2種類でしたが、その後もう1種類増えたようです。)


マヨンチットショートケーキは、中にも上にもマヨンチットの幸せが詰まっていて、さらに後がけのソースもついていました。

しっとりしたスポンジケーキに、さっぱりした生クリームとマヨンチットがよく合っていて、最後の一口まで軽くペロリといけました。

ケーキもう一ついけそうな勢いでした。笑
実は私はチーズケーキよりショートケーキが好きで、またさっぱり系が好みです。
ここのマヨンチットショートケーキは、私の好みにドンピシャなケーキでした。

LYNX Coffee(リンクス コーヒー)店舗情報
HUGS songwat(ハグズ ソンワット)

バンコクの中華街(ヤワラート)にある今話題の「ソンワット通り」にある、日本人ご夫婦によるお食事所兼カフェ兼アートスペース。
おしゃれな上にお食事がとっても美味しいと、日本人にもタイ人にも大好評です。
お店でアートのイベントが開催されていることも。

場所と行き方
最寄り駅はMRTの「Hua Lamphong(フアランポーン)駅」です。
駅からは徒歩約10分。
川の方を目指して、北西方面へ。
タラートノイより手前の交差点の角の、丸い窓のあるお店です。

店内の様子

建物の1階と2階がお店になっています。
店内は、日本のレトログッズが並んでいたり、素敵なアートが飾られていたりと、とてもおしゃれな空間です。


お食事メニューが充実しています。
和食が中心ですが、創作料理もあります。

シェフは日本人の方です。

ワンプレートのアジフライ定食などが美味しくて可愛くて大人気です。


ホールスタッフの日本人女性の方は、日本語で接客してくださり、フレンドリーな方です。
スイーツについて

マヨンチットのコンポートが乗ったマヨンチットショートケーキのスポンジ部分はなんと5層になっていて、繊細で上品なしぃーとケーキです。


素敵にお皿をデコレーションしてくれるきめ細やかなサービスが嬉しいですね♩
さっぱりとしたクリームとマヨンチットがとても合います。
お食事をいただいた後でも、最後までさっぱりと食べられる、しつこさのないクリームが特徴です。
ジャパンクオリティーな美味しいお食事、スイーツ、そしてソンワット通り散策も楽しめる唯一のお店です。
HUGS songwat(ハグズ ソンワット)店舗情報
(un)FASHION District S39(アン ファッション ディストリクト 39)

おしゃれなアンティーク雑貨や食器、古着やブランド品なども扱うヴィンテージショップ兼カフェ。
ドリンク、お食事ともに豊富なメニューは、タイ料理、西洋料理、和食もあり、さらにリーズナブルなキッズメニューもあります。






工夫されたメニューの数々はどれもとても美味しく、またキッズスペースがありおもちゃも豊富なため、子連れに嬉しいカフェです。

いつ訪れても盛況で、タイ人と日本人のお客さんが多いです。
場所と行き方
最寄り駅はBTSスクンビットラインの「Phrom Phong(プロンポン)駅」です。
駅からは徒歩約5分。
BTSプロンポン駅で奇数側に降りたら、スクンビットソイ39を北方面へ直進。
左手に看板が見えたら路地を左に曲がります。
行き止まりの道ですが、左手側にお店があります。

店内の様子

おしゃれな木造2階建のカフェです。
2階や屋外にも席がありますが、席数は多めですが、いつもほぼ満席です。


1階と2階の一部に商品が陳列されていて、お食事中にも自由に見ることができます。


ほとんどがヴィンテージ品ですが、お店で使用されているバスケット等、一部新品で販売されているものもあります。

1点ものなども多く、次回来たときに何て思っていたら、次に来た時にはもうないなんてこともありました。



ソファー席やベビーチェア、おむつ替え台もあるので、赤ちゃん連れでも大丈夫です。
お食事とデザートを一度に楽しめて、子供も遊べるのでママの味方!なお店です。

スイーツについて

マヨンチットが丸一個乗ったレアチーズケーキは、土台がクランブルになっていて、後がけのソースもついてきます。
ちょうどいいボリューム感が、お食事後のデザートにもぴったり♩
また、マヨンチットソーダやマヨンチットスムージーなどの、マヨンチットを使ったドリンクが楽しめるのも嬉しいです!
ドリンクに使っているお店は珍しいので、ぜひ試してみたいですよね♩
マヨンチットソーダは、リクエストすればソーダを水に変えてくれるので、炭酸が苦手な方や子供でも安心です♩

(un)FASHION District S39(アン ファッション ディストリクト 39)店舗情報
Warm Welcome Bakery&Cafe(ワーム ウェルカム ベーカリー カフェ)

ほっこり小さなベーカリーカフェ。
入り口の白黒タイルが可愛い、フェアリーな雰囲気のお店です。
場所と行き方
最寄り駅はBTSスクンビットラインの「Phrom Phong(プロンポン)駅」です。
駅からは徒歩約10分。
BTSプロンポン駅からスクンビット通りの奇数側へ降りたら、南西方面へ直進。
スクンビットソイ33で右に曲がり北方面へ約5分程直進すると左手側に小道が現れます。
そこを曲がった右手側にお店があります。

看板が出ているのでわかりやすいと思います。
店内の様子

小さな一軒家のお店です。
席数は屋外席を合わせてもとても少ないです。

ケーキ以外にも、焼き菓子やクロワッサンなどのベーカリーもあります。

また、コーヒーなどのドリンクメニューもあり。

また、アイシングクッキーやカップケーキがとても可愛くて繊細です。

とても素敵に作ってくれるので、イベントやお誕生日などに、オリジナルの焼き菓子をオーダーする方も多いです。


スイーツについて

マヨンチットケーキは、レアチーズケーキとショートケーキの2種類です。


ボリュームは少なめですが、綺麗に皮が剥かれて、大きめに切られた果肉がごろっと乗っているので、しっかりマヨンチットを感じられます。

四角い形状をしているので、デリバリーしても崩れにくいかもしれません。
また、運が良ければ、濃厚なマヨンチットスムージーに出会えます。

昨年は、ケーキ登場から遅れて約3週間後から販売されたマヨンチットスムージー。
1日の販売数が限られていて、数量限定でなくなり次第終了でした。
マヨンチットケーキの他にも、フルーツたっぷりのケーキがたくさんあってどれも美味しそうです♩

Warm Welcome Bakery&Cafe(ワーム ウェルカム ベーカリー カフェ)店舗情報
まとめ

タイ国内でも希少で手に入りにくく、美容や健康に良い、甘みと酸味のバランスがとれた美味しい高級フルーツ「マヨンチット」。
1年にたった2ヶ月というマヨンチットの旬に、もしタイを訪れるなら、住んでいるなら、ぜひ食べてみて!とおすすめしたい食べ物の一つです。
毎年この時期が来るとワクワクします♩
そのままでも、スイーツでも、どちらも別のおいしさがあるので、試してみてくださいね♩