シンガポール本島からセントーサ島への移動手段におすすめのケーブルカー。
眺めってどう?
行き方は? 料金は? 乗り場の場所は?
というあなたのために。
観光レビューもかねて眺めや行き方、営業時間、料金、乗り場の場所、所要時間など気になる観光情報をまとめておきますね!!
ケーブルカーの正式名称はシンガポール・ケーブルカー (Singapore Cable Car)。でも「セントーサ島ケーブルカー」のほうが認知度高いので記事中ではこちらを使います。
シンガポール・ケーブルカーとは?
「シンガポール・ケーブルカー(Singapore Cable Car)」とは、シンガポール本島からセントーサ島へ行くために作られたケーブルカーのこと。
セントーサ島への交通手段としてオススメなのはもちろんの、ガラス張りにリニューアルされたキャビンからは360℃パノラマビューが楽しめます。
とくにケーブルカーの頂上となっているマウント・フェーバー~セントーサ島にかけての眺めは絶景。
道中はセントーサ島の全貌を見渡せるだけでなく、上空から見るユニバーサルスタジオ・シンガポールや巨大プール「ウォーター・コーブ・パーク Water Cove Park」、リゾートワールド・セントーサなど観光スポットは格別!!
空中に浮いたかのようなキャビンから見る景色は、行って観光するのとはまた違った感動があります☆
わたしも日本からゲストが来るたびに同行し、かれこれ何回か乗ってますが何度乗っても飽きないですね!我が家の子供たちも上空からの景色に毎度のことながら大興奮してますっ。
▼セントーサ島ケーブルカーの路線図。2路線6駅あり
セントーサ島ケーブルカーはとにかく眺め良し!
つづいてセントーサ島ケーブルカーって何?眺めってどう!?という点について。
2019年現在、セントーサ島ケーブルカーは次の2路線あり、それぞれの眺めを紹介しますね。
- マウント・フェーバーライン (Mount Faber Line)
シンガポール本島からセントーサ島を南北に結ぶ路線 - セントーサ・ライン(Sentosa Line)
セントーサ島内で東西に通る路線
マウントフェーバー・ライン (シンガポール本島→セントーサ島)の眺め
▼こんな感じで次々とやってくるケーブルカーに乗り込み!
ケーブルカーは容赦なくグングン上昇していきます!まるで空中に浮かんでいるかのような気分に♪
▼頂上に到達!眼前には水族館や巨大プール (Adventure Cove Waterpark)、ハードロックホテルなども。そしてその奥に広がるシンガポール海峡のタンカービューも必見!
▼ケーブルカーの頂上から見渡すセントーサ島の景色。特に晴れの日はホントに美しい!!キャビンは透明部分が多くホントに素晴らしい景色となります♪
▼巨大プール (Adventure Cove Waterpark)は上空から見ると美しいビーチのように!写真の中央は有名なウェイブプールの様子、端の方にはウォーター・スライダーも。
▼セントーサ島のとなりにあるブラニ島。今は港だけどこれから再開発が行われ、最終的にセントーサ島とくっつくのだとか!
▼360℃パノラマビューなのでセントーサ島だけでなく、本島の高級マンション群の眺めも楽しめます。
セントーサ・ライン (セントーサ島内の路線)の眺め
セントーサ・ライン (Sentosa Line)は島内のみを通っている路線。なのでやはり先ほどのマウント・フェーバーラインに比べて見どころは少なめ。こちらもポイントだけ紹介しますね!
▼シロソビーチへ行く方の頂上付近はこんな感じ。先っぽに見えるのがシャングリラホテル・セントーサ。左手にはシロソビーチとシンガポール海峡の眺めが広がります☆
▼シンガポール海峡の眺めはセントーサ・ラインからがもっとも楽しめます!このタンカー群はシンガポールでしか見られない貴重な光景!!タンカーとリゾートが同居している、このギャップがむしろ美しい!?
▼こちらはマーライオン乗り場への道中。今後は見られなくなってしまう巨大マーライオンも頭だけチラ見せ (笑)。これで見納めですね…
まだまだ見どころはたくさんありますっ!!夜景とか。
でも紹介しているとキリが無いので、とりあえずこれだけにしておきますね☆
チケット種類と料金
セントーサ島ケーブルカーのチケット種類と値段は次のとおり (2019年現在)。
▼チケット種類 | 正規料金 大人(13歳以上) |
正規料金 子供(4~12歳) |
割引サイト Voyagin |
全ラインOK 往復チケット |
S$35 約2,800円 |
S$25 約2,000円 |
30%OFF! →こちら |
Mount Faber Line 往復チケット |
S$33 約2,640円 |
S$22 約1,760円 |
取扱い無し |
Sentosa Line 往復チケット |
S$15 約1,200円 |
S$10 約800円 |
取扱い無し |
【18時以降割引】 全ラインOK Evening Rider |
S$25 約2,000円 約30%OFF |
大人と同じ | 取扱い無し |
【18時以降割引】 Mount Faber Line Evening Rider |
S$22 約1,760円 約30%OFF |
大人と同じ | 取扱い無し |
※シンガポール在住者は15%OFF割引あり。3歳以下は無料。18時以降の乗車チケット割引あり。
本島からセントーサ島へ行くにはマウント・フェーバーライン (Mount Faber Line)を使うこと必須。
なのでケーブルカーでセントーサ島へ行くためには。①S$35の全ラインOKチケットか、②S$33のMount Faber Lineチケットの2択ということに。
えっ、全ラインOKでも1ラインでもたったS$2 約160円しか違わない!?
。。。 (汗) でもやっぱりS$2しか違いません…
それなら全ラインOKのチケットにしますよねっ!?
そして③セントーサライン (Sentosa Line)のみチケットもありますけど、このラインはセントーサ島内だけのケーブルカーなのでちょっと眺めが物足りず。あまりオススメしません。
なんか料金設定をミスってるような…
まぁ細かいことは気にせず…とりあえず全ラインOKのチケットを買っておけば間違いありませんよ☆
片道だけのチケットは無い
なおケーブルカーのチケットは基本、往復チケットになっています。
だからといって必ず乗った駅に戻ってくる必要は無く。
たとえば行きはMRT(地下鉄)もあって便利なハーバーフロント駅から乗って、帰りは頂上のマウント・フェーバー駅で降りるといったこともできますし。
あるいは逆もできます。
ちなみに公式には「Round Trip」つまり往復チケットとなっていますが…実際には往復を超えて乗ってしまっても大丈夫。
1日乗り放題と考えてOKです (全ラインチケットじゃない場合は指定のラインのみ)。その辺りはだいぶ融通が利くのでご安心くださいっ☆
お得な割引チケット情報
少し前の表で示したように。セントーサ島ケーブルカーの全ラインOKチケットは大人S$35約2,800円 (正規料金)と、なかなか強気の値段設定となっています。
でもなんと、割引チケットサイト「Voyagin (ボヤジン)」を使えば30%OFFの割引価格で購入できます。
ボヤジンのおすすめポイントは次のとおり。
- 日本語対応!日本円対応!
- 30%OFFの割引価格で購入できる!
- 日程は期限内なら自由!
- 通販大手の「楽天」運営なので安心安全!
*ただしキャンセル返金不可なのは公式サイトと同じ。。。
日本のサイトなのでチケットの買い方も簡単♪♪またシンガポール在住者割引15%OFFよりも安く、在住者にもおすすめです!!
ただでさえ物価の高いシンガポール。アトラクションのチケットは少しでも安く買って上手に節約したいところ。
ご興味あればぜひ!
- 割引チケットサイトでお得に購入!公式サイトはこちら
セントーサ島へのケーブルカーでの行き方
セントーサ島へのケーブルカーでの行き方を地図で示すとこんな感じ。
ということで行き方は乗り場①から行くか、乗り場②から行くかで2パターンあり。
最初にどこで乗るか!?だけなのですけど…
ケーブルカーでセントーサ島まで行くなら、おすすめ乗り場はMRT(地下鉄)やタクシーでのアクセスが良く、初めてでも行きやすいハーバーフロント(HarbourFront)。
マップ上の駅②がハーバーフロントです。
グルっとまわって降りたい場所で降りると良いでしょう♪
セントーサ島へ行くまでの、MRTとタクシーでの行き方をそれぞれ紹介しておきますね☆
①MRT(地下鉄)での行き方
▼ハーバーフロント・タワー2 (HarbourFront Tower 2)の外観はこんな感じ。ビル1階にチケットカウンターと乗り場があります。
▼MRTハーバーフロント駅からハーバーフロント乗り場への行き方の説明動画はこちら。
②タクシーでの行き方
タクシーでの行き方は簡単。
とりあえずタクシーに乗り、運転手さんに「ハーバーフロント、ケーボーカー ステイション!」と言えばOK。ハーバーフロントのケーブルカー乗り場はさすがに誰もが知る観光名所なので大丈夫です。
重要なのは「ケーボーカー(Cable Car)」というワードを必ず忘れないこと!!
「ハーバーフロント ステイション」だけだとMRTハーバーフロント駅近くのショッピングモールに降ろされてしまいます。
これで通じなければ「ハーバーフロント、タワー ツー!」とし、
それでもダメなら以下の住所を運転手に見せましょう。
- 3 HarbourFront Place, Level 1, Singapore 099254
あるいはこの3つをすべて運転手に伝えてもOK。発音が悪いと間違った場所に連れていかれるので…
「ハーバーフロント、ケーボーカー ステイション!」「ハーバーフロント、タワー ツー!」「3 HarbourFront Place, Level 1, Singapore 099254」
と全部をつたえると万全です!これで英語が通じなくても大丈夫♪
乗り場に着いたらあとはチケットを見せて、あるいはチケットカウンターで買って係員に見せると2階の乗り場まで案内してくれます。
シンガポールのタクシー事情、乗り方や料金・車種などを徹底解説!
③マウント・フェーバー乗り場もおすすめだけど…
またシンガポールのタクシー事情に詳しい方でしたら。
タクシーで小高い丘にある駅①マウントフェーバー (Mount Faber)駅まで行き、セントーサラインまで制覇して元に戻ってくるルートもおすすめ。
ここの難点はマウントフェーバー (Mount Faber)乗り場へのアクセス。MRT駅もなければ公共バスも通っているか怪しいのでほぼタクシー利用の選択肢のみ。
▼マウントフェーバー (Mount Faber)駅の外観はこんな感じ。ちょっとした屋上カフェ・レストランが2階にあります。
ちなみにマウントフェーバー駅は、もっと丘の上まで登ると2mの小さいマーライオン像がいます (マウントフェーバー公園)。ご興味あればこちらもどうぞ。
セントーサ島ケーブルカーの基本情報
最後に営業時間など基本情報もまとめておきますね!
営業時間
セントーサ島ケーブルカーの営業時間は次のとおり。
- 月~木、日 8:45~22:00
最終乗車21:30、チケット販売最終21:15 - 金土 8:45~0:00
最終乗車23:30、チケット販売最終21:15
※夜景を楽しみたい場合は営業時間に十分にご注意を!シンガポールでは1年を通して19:30くらいには真っ暗になります。
ケーブルカー乗り場の場所一覧
セントーサ島ケーブルカーの乗り場って一体どこにあるの?ということで乗り場の場所をマップにまとめておきますね。
本島からセントーサ島へ行けるのが「マウント・フェーバーライン (Mount Faber Line)」。
- ①マウントフェーバー乗り場 Mount Faber (Faber Peak Singapore)
【住所】109 Mount Faber Road, Singapore 099203 - ②ハーバーフロント乗り場 HarbourFront Tower 2
【住所】3 HarbourFront Place, Level 1, Singapore 099254 - ③セントーサ乗り場 Sentosa
【住所】50 Imbiah Road
セントーサ島内だけを東西に通っているのが「セントーサ・ライン(Sentosa Line)」
- ①インビア・ルックアウト乗り場 Imbiah Lookout Station
【住所】60 Imbiah Road, Singapore 098466 - ②シロソポイント乗り場 Siloso Point Station
【住所】81 Siloso Road, Singapore 098979 - ③マーライオン乗り場 Merlion Station
【住所】2 Siloso Road, Singapore 098973
▼乗り場と路線図をしめした簡易マップ。右下はシロソポイント乗り場(Siloso Point)です。横長すぎて写真に収まりきりませんでした…(汗)
料金
セントーサ島ケーブルカーの料金は、お得な割引情報もふくめてこちらで解説しています。
所要時間
セントーサ島ケーブルカーの所要時間はマウントフェーバーからセントーサ島へ行くだけなら約15分。
でもグルっとすべて制覇しようと思うと1時間以上かかります。
セントーサ・ケーブルカーの所要時間は乗る場所により、また路線にもよります。
- マウント・フェーバー駅⇔セントーサ駅の所要時間は往復30分 (片道15分×2)
※マウント・フェーバーライン (Mount Faber Line)は本島⇔セントーサ島を運行している路線。
- セントーサ島内 (Merlion駅⇔Imbiah駅⇔Siloso Point駅):往復20分 (片道10分×2)
※セントーサ・ライン(Sentosa Line)はセントーサ島内のみ運行しているケーブルカーの路線。
- 乗車50分+乗換え10分で少なくとも1時間は見ておきたい
運行間隔はほぼ毎分
セントーサ島ケーブルカーの運行間隔は、ほぼ毎分。次から次へとキャビンはやってきます。実際に時間を測ったことはありませんけど…
週末の時間帯によっては行列ができているように見えますが、実際の待ち時間はたかだか知れています。
▼ケーブルカー乗り場の様子 (マウント・フェーバー駅)。
混雑状況は?平日ガラガラ、週末は最大15分待ち
先ほどチラッと混雑状況の話をしました。
平日はほとんど待ち時間ゼロ。
週末は時間帯によって若干の混雑もありますが、キャビンは次から次へとくるので回転早め。待ち時間は最大15分見ておけばOKです。
▼週末のピーク時の混雑状況はこんな感じ (マウント・フェーバー駅から乗った場合)。でも回転早い。
▼ハーバーフロント (Harbourfront)駅から乗ると時間帯によってはチケット売り場が激混み。写真は週末の様子ですがもはやタワーの外にまで行列が…
こんな感じなので、せめてチケットはあらかじめ買っておくと良いでしょう。
キャビンの定員は?貸し切りできるの?
ちなみにキャビンはだいたい1個につき大人6名くらいの定員。でも最大で大人8人は乗れそうな広さ。
▼キャビンはこんな感じ。割と広くて結構乗れそう。
こんな広いキャビンですが、やっぱり他人と同乗ではなく貸し切りたいですよね!
混雑時は避けるか、誘導員にお願いしてみましょう。
グループまたはカップルで乗りたい!!とお願いしている人も見かけました。
シンガポールではとりあえず何でも言ってみるのをおすすめします。割と対応してくれますよっ。
ちなみに私たち家族は子供づれ4名のファミリーだったので、1つのキャビンを貸し切りにしてくれました。でもカップルや友人2人だと混雑時は他の組と同乗となる場合もある模様。
ケーブルカー内ディナープランと料金
なんと…ケーブルカー内でディナーというプランまであります。
▼プラン | 料金 |
内容 |
①スカイ ダイニング Sky Dining Stardust Cabin |
S$288++約23,040円 *2名カップルでの料金 |
3周1.5時間 4品コース料理 |
②スカイ ダイニング Sky Dining Singapore Flavours Cabin |
S$65++約5,200円/人 *1名あたり料金 *最小2名~最大4名 |
2周1時間 ローカル弁当 |
③シャンペン キャビン Champagne Cabin |
S$268++約21,440円 *1キャビンあたり料金 *最大4名まで |
2周1時間 前菜盛り シャンペン1本 |
「++」とはこれに税7%・サービス料10%が加わるという意味。なので実際の料金は表示価格に17%上乗せされます。ご留意ください。
ミーハーのわたしでも流石にこれは体験していません (汗)…なので感想なし…
公式サイト(英語)で紹介されていた写真のみ貼っておきます。
予約するには公式サイトから。
- 公式サイト (英語)で予約
セントーサ島への6つの行き方はこちら
なおセントーサ島への行き方はケーブルカーだけでなく他に5つあります。
こちらの記事もご参考にどうぞ。
まとめ
セントーサ島ケーブルカーに乗ったことがない!!
というあなたは一度だけでも体験してみてください☆
とくに晴れの日はホントに美しいセントーサ島の眺めが楽しめます!
料金はちょっと高い気もするのですけど、その価値は十分にあり!割引チケットサイトで買えば30%OFFになりますし。
ぜひどうぞ♪♪