シンガポールの安くて美味しいローカルグルメ「チキンライス」
そして。
チキンライスのおすすめ店と言えば天天海南鶏飯 (ティエン・ティエン・ハイナニーズ・チキン・ライス)は外せない!!
各国の観光ガイドブックで紹介されているのはもちろんのこと、ここシンガポール現地でも誰もが知る、チキンライスの名店です。
本店はチャイナタウンにあるフードコート「マックスウェル・フードセンター 」内に入っていてシンガポール現地の雰囲気を味わえるのも◎。
それでは実際に行ってみた感想をレビューしますね☆
天天海南鶏飯
天天海南鶏飯 (ティエン・ティエン・ハイナニーズ・チキン・ライス)は1987年にチャイナタウンにあるフードコート「マックスウェル・フードセンター」にて開業。
チキンライスにかける秘伝のタレがシンガポール現地人にウケて大人気に!!
今では各国の観光ガイドに必ずと言っていいほど掲載される有名店に成長しました。
ちなみに…
あまり知られてませんが、シンガポール内にのれん分けされた店舗が複数あり。本店の他にべドック、クレメンティ、ラベンダーにそれぞれ展開しています。
でも行列ができるほど人気なのはマックスウェルの本店だけ。他の店舗は結構ガラガラみたい。
お店の様子
MRTチャイナタウン駅から歩くこと20分。
途中チャイナタウンのお土産ショップが立ち並ぶ路店街を楽しみながら行き、お目当ての「マックスウェル・フードセンター」に到着♪♪
入ると目の前には大量のお店が!!さすがシンガポールで1・2を争う規模のフードコート (ホーカーセンター)。
いろいろなローカルグルメのお店が立ち並ぶ姿は圧巻です。ぐるっと回るだけで1時間くらい潰せそう。
平日のランチ時に行くと、そこにはすでに大行列がっ (汗)。スーツを着たビジネスマンやシンガポールの現地人っぽい人々が待っています。
フードコートなのでお店の前には並ぶスペースがなく、行列は外にまで続いてます…お店の看板すらも見えません。
これは並ぶだけで1時間コースか!?
と覚悟を決めたのですが、意外にも15分ほどで順番がまわってきます。チキンライスはシンガポールではファストフード的な位置付けなので回転早いのかも。
▼フードコートでは珍しく2店舗分のスペースに拡張されてます。
お店のシェフ達は手分けしてチキンライスを作っています。肉を切る人、ご飯とチキンを盛る人、ソースをかける人…それぞれ分担している模様。
▼チキンの丸焼きを豪快にナタで切っています。
▼その傍らにはご飯とチキンをのせる係
▼最後に秘伝のタレをパッとかければチキンライスの完成!
▼チキンライスの完成!
これだけの行列をサッと捌く手際の良さはホントにお見事!としか言いようがありません。
メニューと値段
メニューはチキンライスの他に、茹で野菜や鶏肉の部位ごとに細かく鶏肉を注文できます。
メニューと値段は次のとおり。
- チキン丸ごと/半分 (Whole/Half):S$24 / S$12
- チキン骨付きモモ肉 (Drumstick) S$3.5
- 手羽先 (Wing) S$1.6
- 爪 (Claws) S$3
- その他 (Spare parts) S$3
- チキンライス S$3.5 (S) / S$5 (M) / S$7.8 (L)
- チキンライス骨付きモモ肉 (Chicken Drumstick Rice) S$4.3
この他ライスや茹で野菜、もやし (Beansprouts)の魚カツのせなどあり。
▼メニュー表は英語と中国語表記のみ
チキンライスはサイズ別に
今回のお目当てチキンライスはS / M / Lの3サイズから選べて、SサイズならなんとS$3.5≒280円!!
- (S)サイズ S$3.5 ≒280円 ※女性や子供サイズ
- (M)サイズ S$5 ≒400円
- (L)サイズ S$7.8 ≒620円
有名になると値上げしていくのがシンガポールの常識。
それなのに他の名も無いチキンライス店と同じ価格設定なのは、お財布にも優しく素晴らしいの一言。コスパ良しです♪♪
ちなみにチキンライスのサイズは普通に食べる方ならMサイズがおすすめ!ただ男性はMサイズだとちょっと物足りないかもしれません。
5人以上ならチキン半分 or 丸ごとがお得
ちなみに大人数 (目安5人以上)でしたらチキン半分 (Chicken Half)とライスを別々で注文するとお得です。よろしければどうぞ!!
- チキン丸ごと (Whole) S$24 ≒1,930円
※大人10人~目安 - チキン半分 (Half) S$12 ≒960円
※大人5人~目安 - ご飯 S$0.8 ≒60円/個
実食!感想まとめ
わたしはチキンライスのMサイズ S$5 (約400円)を注文。
チキンライスは雑多に盛り付けられることも多いのですけど、見た目かなり上品です。
お味のほうは!?というと、
ジューシーな鶏肉にとろみのあるタレが決め手となり、シンプルでありながらいくらでも食べられそうな逸品でした☆
タレは醤油ベースのシャバシャバなものが多いのですが、天天海南鶏飯ではタレにとろみをつけることで絶妙に鶏肉・ご飯と絡んでいいお味を出しています。
チキンライスのお店はそれこそ数え切れないほど行ったのですけど、やっぱり名店と言われているところは他よりも美味しいですね。
タレとご飯、鶏肉の調理方法がお店ごとに違ってて、食べ比べてみるのもまた楽し。
まとめると名店の名に恥じないチキンライスでした!!おすすめです♪
行列にビビらないこと!回転速いです
なお行列覚悟の天天海南鶏飯ですが、お客さんの回転が早いので見た目ほど並びません。わたしはこの行列を前に一度あきらめたこともあります。
でも行列にビビる必要はありません!!
フードコートの外にまで続く行列でも15分待ちで済みましたよ。
チキンライスが売り切れになることも…
天天海南鶏飯に限らず、シンガポールのチキンライス店は前日に鶏肉などを仕込んでいることがほとんど。
なので遅い時間に行くと売り切れになっていることもあります。
天天海南鶏飯の営業時間は10:00~19:30なので、売り切れの心配が少ないランチ時に行くのがおすすめ。
閉店間際だとすでに品薄~売り切れになるかもしれません。
マックスウェルはローカルグルメの宝庫♪♪
天天海南鶏飯のあるマックスウェル・フードセンター (Maxwell Food Centre)はローカルグルメの宝庫で、チキンライスの他にもいろいろ楽しめます。
時間に余裕があれば一通りグルっとまわって見るのもおすすめです。ここではホントに一部だけご紹介します!!
▼お粥の店「ZHEN ZHEN PORIDGE」。シンガポールではお粥も人気ローカルグルメのひとつなんです。
小さい子供づれだったのでお粥を子供用のご飯に♪パクパク食べてました。もちろん結構しっかりと味がついているので大人にもおすすめ。お値段は小/中/大でそれぞれS$3/4/5
▼ジュースのお店
▼普段はチキンライスによく合うライムジュースを頼むのですが、せっかくなのでココナッツジュースを!
▼ここも人気のお店「金華」。あっさりスープのフィッシュ・ビーフン (ラーメン的な料理)で有名。
お腹いっぱいだったのでスルーしましたが…とくに食べ飲み過ぎのあとにおすすめです。シンガポールのローカルグルメはこってり料理ばかりじゃないんですっ!
▼こちらも人気店「福順」。麺の上に豪快にお肉をのせて食べるガッツリ系の料理です。
▼デザートのチョイスもたくさん!シンガポールのローカルグルメ・スイーツ部門NO.1といえば「チェンドル」
これだけ盛られてお値段なんとS$1.5 (約120円)!コスパ最強です。
見た目は南国、味も南国…かき氷にココナッツの甘いソースをたっぷり。具をたくさんのせたら出来上がり♪♪
どんぶり一杯とエゲツない量なので2人でシェアするのがベスト!
お店選びのコツは行列に注目!
マックスウェル・フードセンターは、こんな風にたくさんのお店があって迷いがち。
お店選びのコツは!?
- 行列のできる店に行くこと
たったこれだけです(汗)。マックスウェルに限らずフードコートでは人気のない店はホントにお客さんが並んでません。日本も同じですね。
シンガポールの人々のご飯にかける情熱はすごく、安くて美味しいお店には1時間でも平気で並びます。ぜひ並んでいるかどうかを基準に見てみましょう♪♪
店舗の場所・営業時間など
今回行った天天海南鶏飯@チャイナタウン
- 営業時間10:00~19:30 (月曜日定休)
- 場所:1 Kadayanallur St, #01-10/11 Maxwell Food Centre, シンガポール 069184