セントーサ島に3つあるビーチのひとつ、パラワン・ビーチ (Palawan Beach)の気になる情報総まとめ!!
海やビーチのキレイさからレストラン・施設情報・行き方まで徹底解説します。
パラワンビーチとは?
パラワンビーチ (Palawan Beach)はセントーサ島・中心部の沿岸に位置するビーチ。
ビーチだけでなく本格的な水遊び場 (ウォータープレイ)も併設されているので、週末は子供づれの家族でにぎわうスポットになっています。
なのでとくに子供づれ家族におすすめ。
もちろん1人でふらっと行ってボンヤリ過ごしたり、カップルだけで水入らずの時間を過ごすにもGood☆
日本のビーチと違って週末でも人は少なく、いつもせわしないシンガポールのなかでゆったりとした時間が流れます。
都市国家シンガポールにおいて数少ない静けさの味わえる場所かと。
見どころはアジア最南端の島“パラワン島”
見どころは何といってもアジア最南端の島「パラワン島 (Palawan Island)」からの眺めと、そこまで行くための海に浮かんでいるかのような橋。
▼最南端の島「パラワン島 (Palawan Island)」へ行くための橋。海に着くかというギリギリのところに橋がかけられているのでスリル満点!?
▼この橋をずんずん渡ってアジア最南端の島へGO!!海に近いうえに吊り橋はかなり揺れて我が家のお子たちはビビりまくり…確かに想像以上の怖さ!
このパラワン島。シンガポール最南端の島かと思いきや、アジア最南端の島なのだとか。
▼「アジア最南端の島」と書かれた看板は写真スポットの名所にもなっています。
この写真スポットを超えるとちょっとした展望台があります。入場はもちろん無料。上までいくとセントーサ島とシンガポール海峡の眺めが楽しめます☆
▼最南端の島にはこんな展望台あり。
海はお世辞にもキレイとは言えなく、むしろ汚ないのですけど…
ココから撮る写真はなぜか感動的なほどキレイに写ります (汗)。写真マジックで海がエメラルドグリーンに!!
とくに天気の良い日はサイコーのインスタ映え写真が撮れますよ♪
▼展望台からの写真がこちら (セントーサ島側)。
▼セントーサ島とは反対側のシンガポール海峡の眺めも必見♪♪タンカーが敷き詰められたかのようなビューは日本では見られない光景!?
子供づれに嬉しい本格ウォータープレイも♪なんと無料!!
パラワンビーチにはかなりガチな水遊び場も併設されています。
その名も「パラワン・パイレーツ・シップ (Palawan Pirate Ship)」、つまり海賊船があるよってこと。
しかもなんと無料で利用できちゃいます!
年齢・身長制限も無し!!
このように子供づれだと1日中遊べて本当にありがたい場所なのです。
水遊びするエリアに限り子供も親も水着の着用必須。水着なしだと監視員に怒られます!!
▼このようにゲートはあるものの無料です。昔は有料だったそうで、その名残で今もゲートはありますが人数カウントしているだけ。
この海賊船、お決まりの水バシャ〜だけでなく、ウォータースライダーがあったりとかなり本格的。
▼こんなウォータースライダーも!!子供メインですが大人でも楽しめるくらいスリル満点な仕様になってます。
そして乳幼児でも遊べるように水深は浅く、乳児でも水着さえあれば遊べます。
ちなみに私は1歳児+幼児づれでいきました。シンガポールは日差しが強いので大人も子供も日焼け対策は万全に!!
▼海賊船の周囲には乳幼児でも遊べる水遊び場も!
写真・黒線の内側の水遊びエリアに限り靴やサンダル厳禁!!やると監視員に怒られます
あとはベンチとテーブルもプールサイドにあり。
水遊び場の規模にたいして席はかなり少なく、キープするのは難しめですけど…
▼プールサイドの様子
あとは。
隣に乳児の遊べるプレイグラウンドも。ただし屋外で床が暑すぎるため晴れの日は誰も遊んでいません。
▼プレイグラウンドの様子
もうコレだけで十分1日中あそべるのですけど。
まだあります (汗)
ちょっとビーチを離れてセブンイレブンやトイレ付近には小川あり。
▼小さい子供や乳児にはコレでも十分すぎる水遊び場に!
▼小川の最後にはかわいいサイズの噴水がっ。いい感じの日陰になっていて日差しがそこまで強くないのも嬉しいポイント。
ロッカーや清潔なトイレ・シャワー完備!
施設は清潔なシャワーやトイレ (どちらも無料)はもちろんのこと、コインロッカー (有料)もあり。
おもな施設をまとめると、
- コインロッカー利用料:中 S$2 約160円/日、大 S$3 約240円/日。S$1コインしか使えず両替などもできませんのであらかじめご用意を!!
- シャワー&更衣室あり (無料)
- トイレあり (無料)
- チャイルドルームあり (無料)
設備はどれも清潔に保たれていて素晴らしく、日本のビーチのようなトイレ渋滞やシャワー利用の混雑もありません。
コインロッカーを除いて全て無料なのも嬉しいポイントです!!
タオルは置いてありませんのでお持ちくださいね!!
レストランの充実度合いは今ひとつ
パラワンビーチのレストラン&バー・カフェ情報。
もともとあった良い感じのレストラン&バー「Bora Bora」が閉店してしまい…さらにカフェ「CO+NUT+INK Palawan」も閉店してしまい…
結果としてレストラン&バーが充実しているとは言い難い状況。
2019年現在は①プールサイドにイートインのついているちょっとしたお店と、あとは②TOC Sentosaという高級スペイン料理店がプールとは逆方向に1件。
あわせて2件のみという状況。
プールサイドのお店はリーズナブルな値段ですがクオリティもそれなり。。。
店員1人で注文から調理まわしてて、出てくるまで激遅い (汗)。
▼プールサイドのお店の様子。
そしてメニューに載っている料理のほとんどが「今日は無い」っていう…
▼メニューは一見豊富に見えますが…無いものばかり。
というかなりイケてないお店なのです。だからレストランとはお世辞にも言えない感じ。なんとも言えないので「イートイン・スペース」としました。
近くにあるセブンイレブンで調達か、持参したほうが良いかもしれません。持ち込み自由ですし。
▼パラワンビーチのトイレ・シャワー付近にセブンイレブンあり
海はお世辞にもキレイとは言えない
ここまで一切ビーチ (海)については触れなかったのですが…
肝心の海は…透明度が低く決してキレイとは言えないです (汚いとも言う)。
腰までたかだか1mほどの深さでもすでに底は見えません。
▼海は決してキレイではない…写真で見ると素晴らしいのですけど実際は…
実際に泳いでみた
泳いでいる人もチラホラいるのですけど、わたしは30分が限度。
我が家のお子たちにいたっては、底が見えない海の恐怖に怯えて主人にしがみついたまま(プールでは足が付かなくても泳いでるのですけど…)、という悲惨な状況でした。
▼主人は果敢にチャレンジするも30分で限界に…
良くも悪くも東南アジアのリゾートにありがちなビーチなので、そこはご愛敬。
ということなのでガチな水遊び場がなければ海をボンヤリ眺めながら日焼けする目的でしか間がもたないかもしれません。パラソルやビーチチェアはレンタル必要、有料です。
ビーチは混雑とは無縁の世界!
これまでの数々のビーチの写真で見てわかるように。
パラワンビーチは週末に行っても混雑とは無縁の世界!!
日本のビーチのように人でごちゃごちゃ・ゴミゴミということは一切ありませんのでご安心を☆
なのでガチで泳ぐのではなく、ビーチでゆったりしたい方にはホントにオススメです!!
ただし海賊船のあるプールは週末に行くとそれなりに混雑します。子供づれ家族で賑わってますね。
シンガポール海峡の眺めも見どころのひとつ!?
あとわたし的にイチオシの眺めは「シンガポール海峡のタンカー ビュー」
シンガポールならではのタンカーで埋め尽くされた海峡が眼前に広がります。
これはこれで日本では決して見られない光景なので斬新で、興味深いものがあります。一見の価値あり!!
▼シンガポール海峡の眺め (ケールブルカーより撮影)
タンカー・ビューはとくに夜が素晴らしく、タンカーの明かりがホタルのようにぼんやりと輝きます!ロマンティックな夜景!?と言えなくもない感じ。
ビーチ自体は24時間いけるのですけど、泳ぐとなると19時までと時間が決まっている模様。暗いなか泳ぎに行くヒトはいないと思われますが念のため。
とにかく近くにお立ち寄りの際にはぜひお楽しみくださいね♪♪
その他の楽しみ方としてはセグウェイや自転車をレンタルして周辺を散策する、というのもあり。
もはやビーチに来る意味もないのかもしれませんけど、シンガポールは都市国家なので「自然たっぷりのなかを自転車やセグウェイで散策」というのはなかなか体験できず。セントーサ島など限られたエリアのみの貴重な体験なのですよね。
パラワンビーチはこんな方にオススメ!
パラワンビーチは子供づれご家族なら確実に楽しめます!!
いっぽうでカップルやご友人同士ですと…
アジア最南端の島「パラワン島」に行ったあとは割と時間を持て余してしまうかもしれません。
ビーチ自体は人もまばらで週末でも混雑しません、泳ぐのではなく日頃の喧騒を忘れてゆったりと過ごしたい方にはオススメ!!
パラソルやチェアも無く、とてもシンプル。裏を返すとちょっと寂しい感じもしますっ。
なので。
カップルやご友人同士でリゾート感を出したい方は、となりにあるタンジョンビーチのほうがオススメ。ビーチクラブがあり、いわゆるリゾートっぽい雰囲気が楽しめるでしょう。
▼タンジョンビーチ(Tanjong Beach)のレビュー・見どころはこちら
タンジョンビーチに行く前に!気になる情報総まとめ
▼シロソビーチ(Siloso Beach)のレビュー・見どころはこちら
シロソビーチに行く前に!気になる観光情報をお届け
基本情報
観光レビューと重複するものもありますが、いちおう基本情報を全てまとめておきますね。
営業時間:ビーチは24時間出入りOK。海で泳げるのは19時まで
レストラン&バーなど周辺施設とレンタルの営業時間は決まっていますが、ビーチへの入場は24時間365日OK。
ただし海で泳げるのは19時までの模様。あえて夜に泳ぎに行くヒトはいないとは思いますけど。
アクセス・行き方
- ケーブルカー:マーライオン駅(Merlion)から徒歩10分くらい
- モノレール(Sentosa Express):ビーチ駅 (Beach Station)下車→ビーチトラム(Beach Tram)に乗り換え→目的の場所で下車
- 公共バス:123番のバスに乗りビーチ駅 (Beach Station)下車→ビーチトラム(Beach Tram)に乗り換え→目的の場所で下車
- タクシー:直接ビーチまで行けますが追加料金によって高くつきます。なので「通称セントーサカジノ」のタクシー乗り場まで行き、そこから歩くか公共交通機関がおすすめ。セントーサ カジノ タクシー乗り場→モノレールの駅Resorts World Stationまで歩き(5分ほど)→モノレールに乗り→ビーチ駅 (Beach Station)下車→ビーチトラム(Beach Tram)に乗り換え、という手順がオススメ。
このうちモノレール(島内移動と出るときのみ)・トラムの利用は無料です。
レストラン&バー・カフェ
パラワンビーチ付近のレストラン・バーは2つのみ。もともと4つありましたが現在は閉鎖されてプールやパラワン島から離れたところに1つと、プールサイドに1つだけ残っています。
- 名前不明・プールサイドのお店
・メニューは豊富に見えて値段も安いが実際にはほとんど無い…味も値段相応でいまいちイケてない。
・場所は海賊船のあるプール「Palawan Pirate Ship」のプールサイド - FOC Sentosa
・高級スペイン料理のお店、カクテルやビールもあり。
・営業時間: 11.30am – 11pm *月曜休み
・場所は下のGoogleマップにて - (閉業しました)CO+NUT+INK Palawan
・カフェ。ココナッツミルク、ココナッツアイスなどあり。
・営業時間: 10am – 7.30pm - (閉業しました)Bora Bora
あと「安く済ませたい!」というあなたはセブンイレブンが海賊プール近くにありますので、そこで食料を調達してビーチ上で飲み食いするというのもあり。
施設(シャワー・コインロッカーなど)
- シャワー&更衣室あり (無料)
- トイレ (無料)
- 授乳室・ベビーケアルームあり (無料)
- コインロッカー利用料:中 S$2 約160円/日、大 S$3 約240円/日。S$1コインしか使えず両替などもできませんのであらかじめご用意を!!