シンガポールグルメの一つ中華『飲茶』。その飲茶を楽しみながら中国茶のハイティーをいただけるお店『四川豆花飯荘』。
特におすすめなのが、シンガポールの象徴であるマリーナベイサンズ、シンガポールフライヤー、マーライオンを一望することができるUOBプラザ店です。
今回は「四川豆花飯荘」でいただける中華・飲茶の中国茶ハイティーを特集します♪
シンガポール最高峰の中華レストラン・四川豆花飯荘
シンガポールの最高峰の中華レストランの一つ、四川豆花飯荘(Si Chuan Dou Hua Restaurant)。
この四川豆花飯荘は、シンガポールで本格中華の四川料理が楽しめティーマスターと呼ばれる茶芸職人がパフォーマンスを見せてくれることで有名です。
その四川豆花飯荘UOBプラザ店では、中華・飲茶をいただきながら中国茶ハイティーも楽しめるようになっています。
▼シンガポール・四川豆花飯荘のエントランス
マリーナベイサンズを見下ろせる素晴らしい眺望
この四川豆花飯荘UOBプラザ店、なんといっても窓からの眺望がとっても素晴らしい!!
なんとあのシンガポールの象徴とも言えるマリーナベイサンズ、シンガポールフライヤー、マーライオンを上から見下ろせるんです♪
シンガポールの金融街のど真ん中にあるUOBプラザは、シンガポール最大の高さを誇る建物の一つ。
この四川豆花飯荘はUOBプラザの高層階60階にあり、あのマリーナベイサンズの最上階よりも高い位置にあるんです♪
▼四川豆花飯荘UOBプラザ店、窓からの眺望 その1
UOBプラザの60階・四川豆花飯荘から見る景色は、目の前にはマリーナベイサンズが、どん!と見え、
CMで有名なマリーナベイサンズのインフィニティープールも見ることができます。
もちろん、シンガポールフライヤー、ドリアンに似た屋根が有名なエスプラネードシアターなどマリーナエリアを一望できます。
▼四川豆花飯荘・窓からの眺望 その2
シンガポールの街並み、遠くはシンガポール海峡まで見ることができ、見晴らしの良い青空を眺めることができます。
▼四川豆花飯荘・窓からの眺望 その3
この素晴らしいシンガポールの景色を見ながら中華・飲茶の中国茶ハイティーが楽しめるなんで素敵ですね。
四川豆花飯荘(天府茶芸館)の中華・飲茶の中国茶ハイティー
四川豆花飯荘(天府茶芸館)の中華・飲茶の中国茶ハイティーをいただけるのは、UOBプラザ店のみのようです。
天府茶芸館(Tian Fu Tea Room)とは、四川豆花飯荘の店内の一区画のことで中華・飲茶の中国茶ハイティーを楽しむ場所のこと、だとか。
(とはいっても私が訪れた時は特別そのような場所はなく、四川豆花飯荘の店内の一部で中華・飲茶の中国茶ハイティーをいただきました。
どこにあるんでしょうね・・?苦笑)
四川豆花飯荘の中華・飲茶の中国茶ハイティー、その名もImperial High Tea。
画像:公式HPより
飲茶・中国茶ハイティーのメニューは毎月内容が変わるそう。
チャイニーズニューイヤーなど節目節目のイベント時には特別仕様になっているようで、その分お値段も増し増しになります。
Imperialとつくだけあって値段もImperial・・・。※Imperial:(意味)皇帝の、最高権威の、荘厳な
なんとそのお値段 一人当りSGD40++。数年前はSGD20++だったようですが、2018年現在、倍の値段になっているのは少々強気に感じました。
中華レストラン・四川豆花飯荘のお店の様子
客層はシンガポール・ローカルの方が8割以上で、子供連れの家族も多かったです。
小さい子どもを連れていても来店しやすい雰囲気はいいですね♪
またスマートカジュアルな服装をされた方が多く、あまりかしこまらずに来店できます。
しかし、半パンにビーチサンダルなどの軽装で行くのは避けた方がベター。
▼店内・テーブル席の様子
四川豆花飯荘UOBプラザ店の店内はとてもエアコンが効いておりとっても寒かった!!!
店内寒すぎて凍えます。羽織や上着1枚は必ず持参しましょう。
▼店内・テーブル席の様子
▼個室・テーブル席の様子
お店の雰囲気は、とても小綺麗でモダンな造りです。四川・中国を連想させるような置物や絵が飾られていました。
ベビーチェア・子供用のカトラリーはあるので子連れでも安心。小さい子供がいるご家族でも問題なく来店することができます。
営業時間
中華・飲茶の中国茶ハイティーのメニュー
中華・飲茶の中国茶ハイティー、Imperial High Teaの内容をご紹介させていただきます。
こちら、毎月メニューが変わるようですが基本的なコースの流れは同じです。
お値段は一人当りSGD40++。数年前はSGD20++だったので倍の値段(驚!)まで値上がりしたようです。
▼Imperial High Teaの内容
実食!中華・飲茶の中国茶ハイティー!
以下、四川豆花飯荘でいただいた飲茶・中国茶ハイティーのコースです。
初期のテーブルセットがこちら。中国式の箸置きなど、一段階上の高級感が漂います。
▼初期のテーブルセット
1杯目の中国茶
まず食前に一杯目の中国茶がサーブされます。その名もXinyang Maojian(Green Tea)という銘柄で緑茶の一種です。
とても飲みやすくさっぱりしたお茶で、この中国茶と同じ頃合いに出される飲茶の味付けととてもマッチしていました。
ちなみに、お茶が減ってくるとスタッフが何も言わずともお湯を追加してくれます。再度お茶をいただきたい場合は蓋を開けておきましょう。
▼Xinyang Maojian(Green Tea)
他のレストランでもこの茶器で中国茶を出されることが少なくありません。
その飲み方を簡単に解説。
茶っぱの入った茶器にお湯を注いでもらい、茶器に蓋をし数分間蒸らします。
数分後良い頃合いになったら蓋を少しずらし、茶葉が口に入らないよう蓋を押さえながら直接口を付けて飲みます。
また、お茶を蒸らしている途中でも、
フタを開けて湯色の様子を確認できるので、味の濃さを自分好みに調整することができます。
ぜひ試してみてくださいね♪
飲茶 6品
続いて出されたのが、3段重ねになったせいろ。
このせいろの一段一段に、豚のバーベキューバン(Steamed Barbeque Pork Bun)、
えのきとほうれん草の蒸し餃子(Steamed Enoki and Spinach Dumpling)、
蟹の身が入った蒸し餃子(Steamed Crab Meat Dumpling)が入っていました。
▼Steamed Dim Sum3種
一つ一つの飲茶はすべて一口サイズで、ペロリと簡単に食べてしまいました。
どれも優しいお味で、先に出された中国茶ととてもマッチしていました。
▼Steamed Dim Sum3種の詳細
次に出された飲茶は揚げ物の飲茶。
上から、カレー味のクリスピーパフ(Crispy Curry Puff)、ひき肉餃子揚げ(Deep-fried Beancurd Skin with Prawn)、
エビの湯葉包み揚げ(Deep-fried Minced Meat Dumpling)の3種。
こちらもどれも一口サイズ。
どの飲茶もさくさくとした食感で美味しかった!欲を言えばもう少し量を食べたいです・苦笑。
▼Deep-fried Dim Sum3種の詳細・写真は2人前です
2杯目の中国茶
飲茶の後に、二杯目の中国茶がサーブされます。その名もYun Nan Dian Hong (Red Tea)という銘柄で紅茶の一種です。
一杯目の緑茶とはまた違った味わいです。烏龍茶のようなほうじ茶のような、少し苦味のある紅茶でした。
揚げ物の飲茶をいただいた後でこの中国茶をいただいので、口の中がさっぱりしてとても良かったです。
▼Yun Nan Dian Hong (Red Tea)
こちらは一杯目の中国茶とは異なり、ガラス製の茶海(ピッチャー)に入れられてきました。
とても綺麗な色の中国茶です。
四川担々麺と絶妙な酸味が美味しい酸辣Dumpling
2杯目の中国茶とほぼ同時に、以下の四川担々麺(Si Chuan Dan Dan Noodle)と酸辣抄手(Hot and Sour Dumpling)が運ばれてきます。
この四川担々麺!!!めちゃくちゃ美味しい!!!これはお世辞抜きで私好みの担々麺です。
山椒がかなり効いていて、辛い物が苦手な方やゴマ風味の担々麺が好きな方は合わないかもしれませんが、
さすが四川料理の最高峰レストラン!とこれぞ四川担々麺!!褒めたたえたくなるほど美味しかった。
やはりこれも量があまり多くなく、正直、ランチタイムにこれだけ食べに来たいとすら思いました。
▼絶品・四川担々麺(Si Chuan Dan Dan Noodle)
こちらは酸辣抄手(Hot and Sour Dumpling)。こちらもピリリと酸味が効いていた温餃子。
こちらも一口サイズで簡単にペロリ!このスパイシーな2皿は辛いけどとっても美味しかったです。
もっと味わいたかった〜。。
この四川担々麺(Si Chuan Dan Dan Noodle)と酸辣抄手(Hot and Sour Dumpling)、小さなお子様は食べられないと思います。
大人でさえも食べたあとに口の中がピリピリ感がしばらく残っていました。さすが四川料理!
▼Hot and Sour Dumpling
枸杞(くこ)の実入り豆花
最後はデザートの枸杞(くこ)の実入り豆花(Homemade Fine Bean Curd with Wolfberry)。
お店の名前に『豆花』と付くだけあって、こちらのデザートもこの四川豆花飯荘の名物。自家製の大豆を使って作られた豆腐に甘い汁。
枸杞(くこ)の実もアクセントになって、とっても優しい味で美味しかったです。
▼Homemade Fine Bean Curd with Wolfberry
まとめ
あくまでも私個人的な意見ですが、四川豆花飯荘の飲茶・中国茶のハイティー、リピートは無しかな、と。
窓からの眺望も素晴らしく、中国茶、飲茶の味もとても美味しいのですが、
全体的なお食事の量が少ないにもかかわらずコストは割高(SGD40++)な点が残念。
ですが、飲茶、四川担々麺、豆花などのお料理の味は本物!さすが四川料理の最高峰レストランと言われるだけあるな、と思わせるほど。
ぜひまたランチで訪れたい名店です。
中華レストラン・四川豆花飯荘 への行き方
最後に、少し行き方が難しく見つけにくいので順を追って説明しますね。
四川豆花飯荘(天府茶芸館)はオフィスビルで有名なUOB プラザビル(UOB Plaza)の60階にあります。
最寄り駅は、シンガポール地下鉄MRTのノースサウス/イーストウエスト線(North South Line/East West Line)のラッフルズプレイス駅(Raffles Place:NS26/EW14)です。
ラッフルズプレイス駅の改札を出ると、このような案内板が。
UOBプラザへ行くにはG出口へ。ラッフルズプレイス駅はオフィス街のど真ん中。様々な場所へアクセスできるようにたくさん出口があり、初めて行く場合は少し迷いそうになります。
下のような地下道を100m弱進みます。G出口までは少し距離がありますが、『出口G』UOB plazaとしっかり案内板があるのでご安心を。
地下道を突き当たると左側へ。G出口になります。
さらに進むとUOBプラザ1とUOBプラザ2へ続くエスカレーターが見えます。
シンガポールで飲茶ハイティーが楽しめる四川豆花飯荘があるのはUOBプラザ 『1』。UOBプラザ1の方へ進んでください。
エスカレーターを上がるとシンガポール飲茶ハイティーのできる四川豆花飯荘があるUOBプラザ1がやっと見えてきます。
以下の写真のようなUOBプラザ1の入り口を入ります。
入り口を入るとすぐ左手にエスカレーターがあるので、2階へあがります。
2階に上がると写真のようなゲート付きのエレベータルームが。ゲートの向かって右手にいる警備員に「We are going to Restaurant(レストランへ行きます)」と言うとゲートを開けてもら、中へ入ることができます。
60階まではダイレクトで行けず、一度38階でエレベーターを乗り換える必要があります。高層階行きのエレベータに乗り2階→38階へ。
38階でさらに上へ行く別のエレベータに乗り換えます。38階以上の高層階へ行くエレベーターホールの案内板(以下の写真)が出ているのでそちらを目印に進んでください。
高層階行きのエレベータに乗り38階→60階へ。
60階で降りるとすぐ目の前にシンガポールで飲茶ハイティーを楽しめる四川豆花飯荘の入り口があります。
お店の基本情報
◆住所 :80 Raffles Place, #60-01 UOB Plaza 1, Singapore 048624