【2019年】シンガポールのタクシー料金を徹底解説!

シンガポールのタクシー料金は日本にくらべて格安。

たとえば。

  • チャンギ国際空港→市内エリア:
    通常S$25 (約2,000円)ほど。割増料金のある深夜早朝でS$35 (約2,800円)ほど。
  • マリーナベイサンズ→セントーサ島:
    通常S$15 (約1,200円)ほど、ピーク時間帯S$17~20、深夜早朝S$19~25

こんな感じでとてもリーズナブルな移動手段となっています。

イメージとしては日本のタクシーの1/3くらいの料金。

渋滞もなく料金も安いので、時間を有効につかいたいのでしたらタクシー移動が便利です

ただし。

メーター料金だけじゃなく、いろんな追加料金が発生するので時間帯や場所によっては「たっか!」となってしまう時も。。。

そして料金の高い高級タクシーにも十分に気をつけておきたいところ!!

それでは進めていきますね☆

タクシー料金の仕組みは日本とほぼ同じ

シンガポールのタクシー料金の仕組みは日本とほぼ同じ。

  • 初乗り + メーター料金 + 割増 + その他(有料道路など)

これらの合算が最終的な支払い金額となります。

そしてチップは不要シンガポールにはチップ文化がありません

でも料金体系はまったく違いますので、まず日本のタクシーとの違いを中心に整理しますね。


日本との違い①安い初乗り・メーター料金

まず違いは初乗り・メーター料金が安いこと。

🇸🇬シンガポール 🇯🇵東京
初乗り S$3.2~3.9
約256~312円
410円
メーター距離 S$0.22 約18円 135円
低速/停止時 S$0.22 約18円 40円
割増 ピーク:25%増
深夜早朝:50%増
深夜早朝:20%増
迎車 通常 S$2.3 約184円
ピーク S$3.3 約264円
予約 S$8 約640円
410円
その他 有料道路
ロケーション サーチャージ
有料道路

*出所:Land Transport Authority

▼単位をシンガポール基準に合わせて再計算しました。為替1S$=80円で計算。

初乗り運賃:シンガも東京も約1km

メーター:シンガS$0.22/400m vs. 東京80円/237m→135円/400m

停止時:シンガS$0.22/45秒 vs. 東京80円/90秒→40円/45秒

表にしたとおり。

  • 初乗りは東京より3割安い程度。
  • でもなんとメーター料金は東京=シンガポールの7倍以上!!

イメージとしては東京のタクシー料金の1/3以下にはなります。もちろん移動距離にもよりますが。。。

シンガポールのタクシーがいかに安いか、お分かりいただけるかと☆


日本との違い②ピーク時間帯のメーター割増し

先ほどの表にも載せておきましたが。

ちょっと日本では見慣れないような運賃項目がいくつかあります。

その代表格がピーク時間帯の追加料金。

  1. ピーク時間割増
    ~6:00~9:30 / 全日18:00~00:00に乗るとメーター割増+25%
  2. 深夜早朝割増
    0:00~6:00に乗るとメーター割増+50%

2019年現在このようになってます。

深夜早朝はまだしも、ピーク時間帯は「ほとんど割増になるやん!」というレベル

適用される時間帯が広いのです。。。

でもまぁメーター料金はもともとがだいぶ安いので+25%になっても大したインパクトではありません。

それよりも深夜早朝の+50%割増のほうがキツイかも。

*ちなみに東京の割増は深夜早朝22:00~5:00で+20%割増のみ。


日本との違い③ロケーション サーチャージ

あと観光やビジネスでタクシーをつかう時に無視できないのは。。。

ロケーション サーチャージ (Location Taxi Surcharge)。

これは特定の場所で乗った場合に発生する場所代のようなもの

たとえば。

  • シティーエリアで乗車したら…S$3 約240円の追加 *17:00~0:00の時間帯で適用
  • セントーサ島へ行く…S$3 約240円追加
  • ガーデンズ バイ ザ ベイへ行く…S$3 約240円追加
  • チャンギ空港へ行く…S$5 (金土日17:00~0:00) or S$3 (それ以外)の追加料金

観光やビジネスに関係しそうなものだとこんな感じ。

なので。

チャンギ空港からガーデンズ バイ ザ ベイへタクシーで行く場合、このロケーション サーチャージで追加S$3 約240円が発生するということになります。

シンガポールのタクシーは乗る場所や時間帯によって追加運賃がいろいろ発生するのですよね。。。

支払いのときに急にこのチャージは追加されます。

なので最後の請求金額を見たときに「ボッタクリか!?」と思ってしまうことも。。。

でも決してボッタクリではありません。追加料金が発生しているだけです。

高級タクシーには気をつけよう!

もうひとつタクシー料金で重要な点として。

ここまで紹介したタクシー料金はあくまでも通常タクシーでのケース。

ところが。。。

注意

いかにも高級そうなタクシーに乗ると、通常の2倍の料金になってしまうことも。。。

これは決してボッタクリではなく。サービスの質や車のランクが高いので、もともとの料金設定も高いのです。

いわゆる高級タクシーですね。

そんな事故を避けるために。

高級タクシーの見分け方も紹介しておきますね♪♪

これだけでOK☆車の色によるタクシー料金

シンガポールのタクシー料金は車種もそうですが、車の色でだいたいの料金の高い低いがわかるようになっています。

なので。

まず車の色によるタクシー料金の高い低いをまとめておきます。

これだけ覚えておけば、知らずのうちに高い料金のタクシーに乗ってしまうことは無いでしょう。

車の色を見ればわかる!料金の違い
  • 安い~通常:シルバーブラウン銅(カッパー)
  • 3割ほど高い: 白 
  • 高級タクシー:*料金は5割ほど高い

ちなみにこれはシンガポール基準で見たときの高い安い。

日本にくらべればどんな高級タクシーに乗ったとしても、そんなに高いとは感じないのかもしれません(汗)。

最高級の黒塗りタクシーでも初乗りS$5 約400円ですので。

節約重視なら黒と白のタクシーは避けよう

なので。

節約重視なら「黒塗りと白塗りのタクシーを避ければ良い」というわけです。

料金の高い高級タクシーは限られているので紹介しておきますね。

▼最高級タクシー。車種は黒塗りのクライスラー。料金は通常タクシーの約5割増となるのでご注意を!

▼次に料金の高い7~8人乗りタクシー。車種はベルファイヤーなどでカラーはホワイト。とりあえず7~8人用ファミリーカータイプのタクシーは料金高い(約4割増)です。

▼あとは白塗りの高級車タクシー。車種はメルセデスベンツが主体でカラーはホワイト。上2つに比べると良心的な料金設定なので悪くはない (通常の2~3割増)。そしてドライバーの質も良い!

クレカ払いは10%手数料

最近はタクシーでクレジットカードをつかう人たちも増えてきましたね。

でもでも。

シンガポールのタクシーは基本、クレカ払いだと10%の手数料をとられます。

*タクシー配車アプリGrabタクシー除く

どのタクシーでも使えるクレジットカード

そして。

日本でもっともメジャーなVISAカードが使えないタクシーもありますのでご注意を。

たとえば赤のカラーが特徴的なトランスカブ (Trans Cab)ではVISAカード支払いできません。

タクシー運営会社によって使える・使えないカードあり。

どのタクシー会社でも使えるカードは2019年現在、以下3つだけかと。

どのタクシーでも使えるクレカ
  • マスターカード (Master)
  • JCBカード
  • アメックス(American Express)

これらのカードが手元にない場合、わざわざ作る必要はありませんが現地通貨シンガポールドルをそれなりの額もっておきましょう。

それでもシンガポールのタクシーはやっぱり安い

シンガポールのタクシー料金にはいろんな追加料金があり、それだけでだいぶ高くなりそうなのですけど。。。

実際には。

いろんな追加料金を考えてもやっぱり日本でタクシーに乗るより断然安いです。

もちろんMRT (地下鉄)での移動に比べたら割高にはなってしまいますけど。。。

あとは先ほどご紹介した高級タクシーにもお気をつけくださいね!!

主要ルートの目安タクシー料金

あとは。

観光やビジネスでよくつかうであろう、主要ルートにおけるタクシー料金の目安をご紹介しておきますね♪♪ *あくまでも目安です

チャンギ空港から市内エリア

*為替は1S$=80円で計算。

チャンギ空港→マリーナベイサンズ
  • 通常時 S$20 約1,600円
  • ピーク時間 S$25 約2,000円
  • 深夜早朝 S$30 約2,400円
チャンギ空港→市内中心地 (オーチャード)
  • 通常時 S$23 約1,840円
  • ピーク時間 S$30 約2,400円
  • 深夜早朝 S$35 約2,800円
チャンギ空港→市内 (チャイナタウン)
  • 通常時 S$23 約1,840円
  • ピーク時間 S$30 約2,400円
  • 深夜早朝 S$35 約2,800円
チャンギ空港→セントーサ島
  • 通常時 S$28 約2,240円
  • ピーク時間 S$35 約2,800円
  • 深夜早朝 S$41 約3,280円

セントーサ島から主要エリア

*為替は1S$=80円で計算。

セントーサ島→チャンギ空港
  • 通常時 S$30 約2,400円
  • ピーク時間 S$35 約2,800円
  • 深夜早朝 S$40 約3,200円
セントーサ島→マリーナベイサンズ
  • 通常時 S$15 約1,200円
  • ピーク時間 S$19 約1,520円
  • 深夜早朝 S$22 約1,760円
セントーサ島→市内中心地 (オーチャード)
  • 通常時 S$16 約1,280円
  • ピーク時間 S$19 約1,520円
  • 深夜早朝 S$22 約1,760円
セントーサ島→シンガポール動物園/ナイトサファリ
  • 通常時 S$30 約2,400円
  • ピーク時間 S$37 約2,960円
  • 深夜早朝 S$43 約3,440円

マリーナベイサンズから

*為替は1S$=80円で計算。

マリーナベイサンズ→チャンギ空港
  • 通常時 S$23 約1,840円
  • ピーク時間 S$28 約2,240円
  • 深夜早朝 S$33 約2,640円
マリーナベイサンズ→市内中心地 (オーチャード)
  • 通常時 S$13 約1,040円
  • ピーク時間 S$15 約1,200円
  • 深夜早朝 S$17 約1,360円
マリーナベイサンズ→セントーサ島
  • 通常時 S$15 約1,200円
  • ピーク時間 S$18 約1,440円
  • 深夜早朝 S$21 約1,680円

シンガポールのタクシーは安心安全

シンガポールの治安は日本よりも良いくらい。

ぼったくりタクシーなどはほぼ存在しません

また、ナンバープレートさえ控えておけばあとで通報もできます。

なのでもし何かおかしいと思ったら。。。

ためらわずに「アイル レポート トゥ ガバメント – I’ll report to the government.」つまり政府に通報するぞ!と脅しましょう。

もちろん「運転が危ない!」といった些細なことでも通報できます。

その辺りはご心配なく♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください