
「9月にタイ旅行を計画中だけど、雨季の天気って実際どうなの?」

「服装や持ち物で失敗したくないな…」

「雨季でも子連れで本当に楽しめるの?」
わかります、その気持ち!9月のタイ旅行を前に、ワクワクと不安が入り混じりますよね。。
でも、安心してください!確かに雨は降りますが、9月のタイの天気は日本の梅雨とは全く違います。
スコールの特徴を理解し、しっかり準備をすれば、むしろ航空券やホテルが安いオフシーズンならではの魅力を満喫できるんです。
この記事では、タイで子育て在住のある筆者が、9月のタイのリアルな天気情報から失敗しない服装・持ち物、子連れでも楽しめる雨季の過ごし方まで、あなたのタイ旅行を全力で応援する情報をお届けします!
9月のタイの天気は?|「雨季のリアル」を都市別に解説
まず知っておきたいのは、9月のタイの天気は「高温多湿+午後のスコール」が基本だということ。
日本の梅雨のように一日中シトシト降るのではなく、短時間で激しい雨が降り、その後カラッと晴れるのが特徴です。
しかし、タイは南北に長い国なので、9月の天気は都市によって天気は少し異なります。
人気の観光地であるバンコク、チェンマイ、プーケット、サムイ島の気象データを比較してみましょう!
9月のタイ主要都市の天気・気温・降水量
- バンコク :雨季のピークで、午後の激しい雨と冠水に注意が必要です。一年で最も蒸し暑い時期なので、熱中症対策を万全に。
- チェンマイ :雨は多いものの、朝晩は比較的過ごしやすいのが特徴です。雨に濡れた美しい緑が広がる、穏やかな季節ですよ。
- プーケット :海は波が高く荒れがちなので、ビーチでの海水浴はお休みシーズン。ホテルや陸の観光を中心に楽しむのがおすすめです。
- サムイ島 :他のリゾートとは雨季が異なり、9月は天気が安定している穴場です。のんびりビーチで過ごしたい家族にぴったりですよ。
都市名 | 平均気温 | 最高気温(目安) | 最低気温(目安) | 降水量(目安) |
---|---|---|---|---|
バンコク | 29℃ | 33℃ | 26℃ | 380mm |
チェンマイ | 27℃ | 33℃ | 24℃ | 207mm |
プーケット | 29℃ | 31℃ | 24℃ | 400mm |
サムイ島 | 29℃ | 31℃ | 26℃ | 130mm |
東京 | 24℃ | 28℃ | 21℃ | 225mm |
9月の平均降雨日数
都市名 | 平均降雨日数 |
---|---|
バンコク | 約 21 日 |
チェンマイ | 約 22 日 |
プーケット | 約 23 日 |
サムイ島 | 約 11 日 |
これを見ると「え、月のほとんどが雨!?」ってちょっとドキッとしますよね。でも大丈夫、これは短時間のスコールも1日とカウントした数字です。

もし雨を気にせずビーチでのんびりしたいなら、断然サムイ島がおすすめ!他のエリアと雨季がずれているので、晴れが多いんです。
9月のタイ旅行に最適な服装|雨季と冷房対策が鍵
雨期のタイ旅行は、荷物の準備が一番大変!でも、ポイントを押さえればぐっと楽になりますよ。
9月のタイ旅行では、服装選びが快適さを左右します。高温多湿な屋外と、極寒レベルの屋内(冷房)の両方に対応できる服装を準備しましょう。
基本の服装選び 4つのポイント
1.速乾・通気性に優れた素材を選ぶ
綿や麻も良いですが、汗や雨で濡れてもすぐ乾く速乾Tシャツや、風通しの良い「テロテロ素材」の服がとっても楽ちんです。
2.シンプルで動きやすい服装を基本に
汚れることも多い子連れ旅では、乾きやすくて動きやすいパンツスタイルが王道!おしゃれなワンピースより、実用性で選ぶのが正解です。
3.足元は濡れてもOKなもの
突然のスコールで足元が濡れる可能性が高いので、水はけが良くすぐ乾くサンダルなど。滑りにくいスポーツサンダルは特に親子におすすめです。
4.温度調整できる「羽織もの」を忘れずに
モールや電車内の強すぎる冷房対策や、日差し除けに大活躍。薄手のパーカーやカーディガンを常にバッグに入れておきましょう。

【要注意】場所別ドレスコード|これだけは守ろう
寺院(ワット)
きらびやかな寺院は、子どもも大興奮のスポット。でも神聖な場所なので、親子で肩と膝が隠れる服装を心がけましょう。
タンクトップやショートパンツはNGです。いざという時にさっと羽織れるストールが一枚あると役立ちます。

高級レストラン
スマートカジュアルな服装が基本。男性は長ズボン、女性もビーチサンダルは避けたほうがベター。事前にHPなどで確認しておくと安心です。

9月のタイ旅行|雨季の必須持ち物リスト
9月のタイは本格的な雨季。突然のスコールや高い湿度に備えて、いつも以上に準備が大切!
雨季のタイ旅行を快適に過ごすための持ち物リストをご紹介します。
折りたたみ傘
日傘にもなる晴雨兼用タイプが便利。子どもには両手が空くポンチョタイプのレインコートがおすすめです。
防水ポーチと大量のジップロック
スマホやパスポートを守るだけでなく、濡れた服やオムツ、食べかけのお菓子を入れたりと、とにかく大活躍します!
虫除け&かゆみ止め
雨季のタイの蚊は本当に手強い!デング熱も心配なので、子どもの肌に合う使い慣れた虫除けは日本から持っていくのが安心です。
除菌ウェットティッシュ
屋台やレストランなど様々な場所で大活躍する神アイテム。アルコールタイプを多めに持ち歩くと◎。
速乾性のタオル
汗を拭いたり、急な雨で濡れた体を拭いたりするのに便利です。マイクロファイバータオルはかさばらず、すぐに乾くので特におすすめです。
日焼け止め(SPF50+ PA++++)
雨季でも晴れ間の日差しは強烈!露出する部分にはしっかり塗りましょう。

9月のタイ旅行|雨季のタイで気をつけること
雨季のタイ旅行を楽しむために、ちょっとだけ知っておいてほしい注意点です。
蚊が媒介する「デング熱」に最大限の警戒を
9月のタイでは、蚊を媒介するデング熱のリスクが高まります。公園やレストランのテラス席などでは、特に足元をしっかりガードしてあげてくださいね。

友人がかかり高熱が1週間続いたという話も聞くほど…。タイでは身近な病気なんです。
食中毒のリスクと衛生管理
お腹の健康が第一!高温多湿な時期は、食中毒のリスクも。しっかり火が通った温かい料理を選ぶようにすれば、屋台グルメも楽しめるはず。
スコールによる「道路の冠水」
スコール後の冠水はバンコク名物。汚水があふれ出ているので絶対に入らないで。底が見えないので深い場所やマンホールが開いている危険も…。

移動時間は「いつもの倍」
のんびりとこれ、本当に要注意!ただでさえ大変な子連れ移動、雨が降った瞬間にバンコクの道は動かなくなります…。
雨が降った場合の移動は、渋滞のないBTS(スカイトレイン)を基本に、時間に余裕を持った「ゆるっとプラン」が成功の秘訣です。
9月のタイ旅行|雨季でも子連れで満喫する賢い過ごし方
スケジュールは「午前は屋外、午後は屋内」が鉄則
元気いっぱいの午前中に屋外観光を済ませ、午後は雨が降る前提で涼しく快適な室内で過ごすのが、親子ともにハッピーになれるコツです。
このリズムが、親子ともに疲れすぎず親子ともハッピーになれるはず。
移動とホテル選びのコツ
雨季の移動は、渋滞知らずのBTS(スカイトレイン)が基本。
タクシー配車アプリ(Grab/Bolt)も便利ですが、雨の時間は捕まりにくいことも。雨に濡れずに移動できる「駅直結ホテル」は、子連れ旅行の満足度を大きく左右する最重要ポイントです。


屋内施設(巨大モールなど)を遊びつくそう
バンコクの巨大モールは、水族館や屋内遊園地も併設されたものも!子どもにとって最高の遊び場。涼しい室内で、ママもパパも休憩しながら一日中楽しめます。


子どもの健康管理(暑さ対策・水遊び)
子どもは大人以上に暑さの影響を受けやすいです。こまめな水分補給や冷却グッズの活用を。
海やプールで遊ぶ際は、ラッシュガード着用と日焼け止めの塗り直しを忘れずに。

まとめ|準備を万全にすれば9月のタイ旅行は最高の思い出になる!
9月のタイは、確かに雨季の真っ只中。でも、雨上がりのキラキラした緑の美しさや、旬のフルーツの美味しさは、この時期だけの特別な物。
完璧なスケジュールじゃなくても大丈夫。ハプニングさえも「こんなことあったね」って笑えるのが旅行の醍醐味ですよね。
この記事が、9月のタイ旅行を少しでも後押しできたら、とっても嬉しいです。最高の思い出を作れますように!