こんにちは!Haruです。
Instagramではタイの子連れ情報について発信しています!
タイに住んでいると、いろいろなイベント毎に花火が打ち上がるのを見ることができますが、花火好きさんにぜひおすすめしたいのがパタヤ国際花火大会です!
海上に打ち上がる花火の迫力はもちろん、なんと言ってもビーチでのんびりと食事をしながら眺められるのが最高なんです。
日本の花火大会のように、人混みを長時間歩いて、帰って来た時には疲れ切っているということもありません。
私も大の花火好きでして、タイに来てからはほぼ毎年行っています。気付けば2023年で4回目にもなっていました。
そんな私の経験からお伝えできることを、記事の中で詳しくご説明していきます!
パタヤ国際花火大会について
パタヤ国際花火大会(Pattaya International Fireworks Festival)は、その名の通り数カ国から集まった花火師によって花火が打ち上げられる花火大会です。
例年11月最終週の金曜日と土曜日に開催されています。
乾季なのでほとんど雨も降らないですし、暑さも気にならないのがいいですね!
約4km続くパタヤのメインビーチ、パタヤビーチが会場です。
会場では花火だけではなく、ビーチ上にステージが設置され、花火の前後や合間にはアーティストによるライブが行われます。
パタヤビーチ沿いには多くの屋台が並び、タイ料理をはじめ、さまざまな料理を楽しめるのも嬉しいポイントです。
会場への行き方と注意点
バンコクからパタヤへの移動は車になりますが、当日の交通状況が気になるところです。
花火大会が開催される2日間は、15:00頃からパタヤビーチロードは歩行者天国となり、周辺道路の交通規制が始まります。
そのため、渋滞を考慮するとできる限り早めに会場に到着しておくのがベター。
ただ、かくゆう私も2023年の花火大会ではバンコクを夕方出発して、周辺の渋滞エリアからは車を降りて徒歩で15分程度歩けば、なんとか打ち上げ時間ギリギリに到着することができたので、徒歩を覚悟の上であればそこまで心配しなくても大丈夫かと思います。
ちなみに中心部ではバイクも全く動かないくらいの大渋滞になるので、バイクタクシーも当てにできません。
バンコクからパタヤへ行く手段として公共の長距離バスもありますが、当日はかなり混んでいてそもそもチケットが買えない場合もあるので、あまりおすすめしないです。
交通規制について
交通規制は、2日間とも15:00〜24:00の間、時間帯によって規制の場所が少しづつ変わります。
当日の交通規制情報はパタヤ国際花火大会公式Facebookをご確認下さい。
2023年の交通規制マップはこちらです。
15:00〜22:00
22:00〜24:00
パタヤビーチロードは15:00〜24:00の間、歩行者天国(通行止め及び駐車禁止)になります。
周辺道路も通行止めや一方通行になり、車が通れる道路は大渋滞です。
交通規制中に車移動をしたい場合は、規制外かつ比較的渋滞していない道路まで徒歩で移動してから車に乗ることをおすすめします。
そもそもGlabなどのタクシーは捕まりにくいので、自家用車やチャーター車でなければ車移動はあまり当てにしない方がいいです。
車移動をしなくても、徒歩圏内にホテルがたくさんあります。
ヒルトンやハードロックホテルなどの花火真正面の主要ホテルは早めに予約する必要がありますが、少し離れたホテルであればギリギリでも意外と空いています。
お値段は通常よりは高いですが、5000〜6000B程度で泊まれるホテルもありますよ。
わが家も昨年は1ヶ月前くらいにホテルを探し始めて、打ち上げ場所近くのMera Mare Pattayaを予約することができました。
さすがにシーサイドのお部屋は取れませんでしたが、ホテルのプールサイドテラスからゆっくりと花火鑑賞ができて大満足でした!
いつもはビーチから少し離れたホテルに泊まるのですが、やっぱり徒歩ですぐ帰れる距離にホテルがあるのはかなり楽ですね。子連れだと尚更です。
無料駐車場の場所
会場近くには無料駐車場がいくつか設定されます。
こちらも、パタヤ国際花火大会公式Facebookで確認できます。
2023年の無料駐車場一覧は以下の通り。
・ターミナル21
・LOTUS ノースパタヤ
・セントラルパタヤ
・MIKEショッピングモール
・BIG C Extra セントラルパタヤ
・ロイヤルガーデンプラザ
・ワットチャイモンコン
・ムアンパタヤ8校
・BIG C サウスパタヤ
・LOTUS サウスパタヤ
・バリハイ桟橋の駐車場
どうしても日帰りしたい場合や、会場から少し離れたホテルを利用したい場合は便利ですね。
花火が全部終わり切る前にタイミングをずらして出てしまえば、比較的渋滞に巻き込まれにくいはずです。
トイレの場所
トイレはパタヤビーチロードの各所にトラック型の特設トイレが設置されます。
ただ、特設トイレはかなり混みやすいので、ビーチ沿いの商業施設のトイレを利用する方が早いかもしれません。
わが家はいつもセントラルパタヤなどのショッピングモール内のトイレを借りたり、宿泊するホテルまで戻ってトイレに行くことが多いです。
パタヤ国際花火大会スケジュール
パタヤ国際花火大会のスケジュールも、公式Facebookから確認できます。
毎年内容は変わりますが、大体同じような流れです。
ご参考に、2023年のスケジュールを書いておきますね。
1日目
18:00 バンド
19:00 オープニングセレモニー
19:30 花火①マレーシア
19:50 花火②シンガポール
20:00 ライブ
21:00 花火③セルビア
21:20 花火④中国
21:40 花火⑤フィリピン
22:00 ライブ
23:00 DJ
24:00 終了
2日目
18:00 バンド
19:30 花火①中国
19:50 花火②シンガポール
20:00 ライブ
21:00 花火③セルビア
21:20 花火④フィリピン
21:40 花火⑤マレーシア
22:00 ライブ
23:00 DJ
24:00 終了
以上、タイムテーブルはありますが予定通りに進むことはほぼありません笑
スケジュールが押して進行することがほとんどですが、たまにフライングで始まることも普通にあります。
花火が上がる時間は19:30頃〜22:00頃と長いのですが、間に休憩が入るので実際はずっと打ち上がっているわけではないです。
花火は4〜5ラウンド(1ラウンド約15〜20分)に分かれていて、間に数分の小休憩があります。
また、全体の半分のタイミングに当たる2〜3ラウンド終了時には1時間程度の休憩が入り、その間ステージではライブが行われます。
花火を最初から最後まで見ようとすると約2時間半にもなるので、子連れで行く場合は半分だけ見て会場を出るのもアリです!
私も昨年、前半は打ち上げ場所正面のビーチで花火鑑賞をした後、後半は近くのホテルのテラスからゆっくり眺めました。
いろいろな楽しみ方ができてとってもよかったです。
パタヤ国際花火大会ならではの、贅沢な花火鑑賞でした!
花火の打ち上げ場所と鑑賞エリア
花火はパタヤビーチロードとセントラルパタヤロードが交わる場所近く、ハードロックホテルのほぼ真正面の海上に浮島が設置され、そこから打ち上がります。
こちらのマップの、ちょうどPattaya Beachのマークが立っているあたりが正面になります。
打ち上げ場所真正面のビーチにはステージも設置されるので、その周辺はかなり混雑します。
屋台もこの中心部をメインに立ち並びます。
もちろん人は多いのですが、歩行者天国になる車道が広い上にビーチ全体から花火鑑賞ができるので、人が密集しすぎて動けない!ということはほとんどありません。
鑑賞スペースになるビーチ上でも、人が歩く隙間はありますよ。
打ち上げ場所正面のビーチにはビーチチェアは並んでおらず、シートを敷いて座るか、チェアを持参して座ることもできます。
2〜3人分くらいのスペースであれば意外と隙間があるので、打ち上げ時間ギリギリに到着しても座って見られると思います。
現地のビーチ入口付近には、ところどころで簡易シートを売っているので、持参していなくても大丈夫です。大体40Bくらいです。
少し正面から離れたビーチであれば、有料のビーチチェアに寝転んだり、テーブルでゆっくり食事をしながら優雅に花火を観ることもできます。
場所によりますが、大体1席200〜300Bくらいです。日本の花火大会の有料席を考えるとかなりお安く感じますね。
有料席では、海の家のようにお食事の注文ができるお店もあります。
人混みやステージの騒音をできる限り避けたいという方は、ビーチチェアが並んでいるエリアくらいまで離れた場所での花火鑑賞がおすすめです。
ちなみに、有料席を借りた後で席を離れて屋台に買い出しに行く場合、誰か1人は残っておく方がいいです。
私の経験談になるのですが、過去に一度、借りた有料席に物だけ置いて席を離れている間に、違うお客さんに取られてしまっていたことがあります。(物はお店の人に確保されていました。)
もちろんお店の人に訴えたのですが、「もう戻ってこないと思った」と言われ対応してもらえず。
席の支払いもした後なのに!!と食い下がりましたが、他の席も空いておらず「ここはタイだから」と夫に宥められ、諦めざるを得ませんでした。
パタヤ花火大会の様子
花火の様子
花火が打ち上がる時間になると、ビーチ全体の照明が消え少し暗くなります。
花火は圧巻の迫力。海上で打ち上がるので遮るものが何もなく、視界全部が花火と言っても過言ではありません。
ビーチより距離のあるホテルのテラスから見た花火でも、かなり大きく見えます。
そしてやっぱり、各ラウンドのフィナーレが本当にすごい!!
これはぜひ、現地で生で体感していただきたいです。
全ての花火が終わる22:00頃まで見ていなくても、各ラウンド毎にちゃんとフィナーレがあるので、途中で会場を出たい場合でも楽しめますよ。
屋台の様子
ビーチ沿いの屋台にはタイ料理はもちろん、BBQ、中華、ケバブ、お寿司、パン、ケーキ、お菓子、フルーツなど、選びきれないほどの食べ物や飲み物が並びます。
全部を見て回ろうとするとかなりの距離を歩くことになるので、欲しいものはその場で買ってしまうのがいいと思います。
特に人が多い中心部や人気の屋台には列ができることもありますが、とにかくたくさん屋台があって人が分散するので、並ぶ時間はそこまで気にしなくても大丈夫です。
屋台が並ぶ歩道側はわりと混みますが、歩けないほど人が密集することはあまりありません。
歩行者天国になっている車道は空いていて歩きやすいです。
ちなみに、ビーチ沿いのコンビニはかなり混むので、何か必要なものがあれば事前に買っておく方がベター。
観覧エリアとなるビーチ内では、スルメを売っている売り子さんがいて、手を挙げて呼べば座っているところまで来てくれます。
隣の人が頼んでいると、ついつい欲しくなってしまうんですよね。
他には、子どもが大好きな光るおもちゃや、飛ばせるおもちゃを売っている売り子さんも歩いています。
まとめ
パタヤ自体はバンコクから気軽に行ける観光地として定番ですが、花火大会には行ったことがないという方も多いのではないでしょうか。
周辺道路の大渋滞さえ気をつけて会場のビーチまでたどり着いてしまえば、あとは意外とノーストレスで快適に過ごすことができます。
日本ではなかなか味わうことができない贅沢な花火鑑賞を、リーズナブルに体験できるパタヤ国際花火大会、ぜひ行ってみてください!