タイの首都バンコクでのタクシー事情について乗り方・料金やタクシーの種類などをまとめました!
初めてのバンコク旅行でも安心してタクシーを利用できるように、そしてタクシーを利用する上での注意点などもご紹介します。
小さい子ども連れでのタイ旅行や、深夜時間の到着した場合などはタクシーでの移動がとってもオススメです。
バンコクのタクシー事情
バンコクのタクシーは、車種も豊富で街中を走るカラフルなタクシーがバンコクの風景に彩りを添えています。日本と比べるととてもリーズナブル!とても格安なので利用価値があります。
基本的にタクシーは24時間利用可能なので、観光やショッピングにも便利です。
バンコクのタクシー種類・見分け方
バンコクのタクシーには個人タクシーと会社タクシーがあります。見分け方としては、まず車体のカラーとデザインです。
個人タクシー
バンコクでよく見る黄色と緑のツートンカラーのタクシー。これは個人タクシーにあたります。
会社タクシー
ピンク・緑・青・オレンジなどのタクシーは会社タクシーです。
車内に会社情報が記載されたプレートやシールが貼られており、ドライバーの名前と顔写真、会社名、車両番号が表示されています。
バンコクのタクシーの乗り方
まずはタクシーに乗る方法です。日本と文化が違うので、道端に立って手を上げていてもスルーされることもしばしば。
Grab Taxi(グラブタクシー)などのタクシー予約アプリを使えば、マンションの前であろうと、どこでも10分程度でタクシーが来てくれます。
バンコク観光では以下の方法でタクシーに乗れます。
流しのタクシーを捕まえる
バンコクの街中では、空車のタクシーが頻繁に走っています。タクシーを捕まえるのは簡単で、手を挙げて合図するだけ。
ドライバーが近づいてきたら、行き先を伝えて乗り込みましょう。
注意点として、ドライバーに行き先を告げたときに「メダイ(タイ語でNoの意味)」と言われることもあります。特に渋滞が予想されるエリアや、ドライバーが知らない場所の場合です。
その場合は粘らずに次のタクシーを捕まえるがベターです。
トラブル回避のため車体が異常にボロボロだったり、汚れている場合は乗車を避けましょう。
ホテルで呼んでもらう
滞在しているホテルのスタッフにお願いすると、タクシーを呼んでもらえます。
これなら安心して乗ることができますし、目的地の伝え間違いも防げます。
タクシーアプリを利用する
バンコクでは、GrabやBoltといったタクシー配車アプリが利用できます。
アプリを使えば、現在地に迎えに来てもらえる&停車場所もアプリ上で指定できます。さらに乗車料金もあらかじめアプリで提示されるので、非常に便利です。
特に、旅慣れしていない方・言葉の壁が気になる方にはおすすめです。下で詳しく説明しています!
バンコクのタクシーの運賃・価格は?
スワンナプーム空港からバンコク中心地に出るまで、大体400〜500バーツ前後(日本円で約1,700~2,100円)くらい見ておけば大丈夫です。(*2024年4月時点での情報)
初乗り運賃
車種 | 初乗運賃 |
---|---|
セダン:一般的なタクシー | 35バーツ |
SUV:3列シーター | 40バーツ |
*初乗り運賃は~1kmまでの移動距離
メーター加算運賃
初乗り料金 | 1~10 km | 10~20 km | 20~40 km | 40~60 km | |
---|---|---|---|---|---|
タクシー :バーツ/km | 35 バーツ | 5.5 | 6.5 | 7.5 | 8.0 |
1kmごとの日本円の目安 :円/km | 150円 | 23 | 27 | 29 | 34 |
停車時に1分につき3バーツ加算されます。止まっているのに加算!?とビックリした経験あり・笑
高速道路の料金は、料金所ごとに乗客が払うシステムです。
使わないと損!便利なおすすめタクシー配車アプリ
タイ・バンコクには、わざわざ電話をしなくてもスマートフォンでタクシーが呼べるアプリがあります。
登録が必要ですが、GPSが自分の場所を把握し、携帯アプリから申し込むと近くにいるタクシーが迎えに来てくれるシステムです。
タクシー配車アプリはいくつかアプリあり、日本人にも使いやすいおすすめアプリを紹介します!
タクシー乗り場がなさそうな場所に行くときは、入れておいて損はしないでしょう。
おすすめ度No. 1:Grab Taxi(グラブタクシー)
使い方は簡単。アプリをストアからインストールして、電話番号と名前を入力するだけ。あとは、目的地を入れて申し込みをすると勝手にタクシーが来てくれます!
もちろん、タクシー予約も出来ます。目安の料金も出てくるので、とっても安心。シンプルで使いやすい、おすすめアプリです。
小ネタですが、このアプリはソフトバンクの孫正義オーナーがほれ込んだアプリで、彼はアプリ開発会社の筆頭株主でもあります。
おすすめ度No. 2:Bolt(ボルト)
グラブタクシーと似たようなアプリです。Boltのアプリの方がタクシーが早く来る!という人もいますが、どちらにしろ早く来ます。
バンコクのタクシーに乗るときの注意点
タクシーに乗るときの注意点を3つ紹介しますね!
メーターを使ってもらおう
バンコクのタクシーは基本的にメーター制ですが、運転手によっては「メーター壊れてる」とか「この距離はメーターなしで」と言ってくることがあります。
ほぼ100%ぼったくりなので、必ず「メーター使ってください」とお願いしてください。
使ってくれない場合は、別のタクシーを探すのが無難です。
小銭を用意しておこう
お釣りがないと言われることが結構あるので、あらかじめ小銭を用意しておくと安心です。
特に深夜や早朝は、運転手が両替に行くのも大変だから、100・50・20バーツ札をいくつか持っておくとスムーズに支払いができます。
基本的にチップは不要も、請求料金に対して切り上げて渡す乗客が多いです。例:85バーツの場合90バーツか100バーツを支払う
深夜の時間帯は乗るのを避けよう
特に女性や子連れの場合は、深夜の利用は極力さけましょう!
料金の割増しやぼったくったりとトラブルが増加するので、どうしても夜遅くにタクシーを使う必要がある場合は、GrabやBoltなどのタクシー配車アプリを利用しましょう。
渋滞を避けるために時間帯を考えよう
バンコクは渋滞がひどいことで有名なので、特にラッシュアワー(朝7~9時、夕方5~7時)は避けた方がベター。
その時間帯に移動しなければならない場合は、タクシーよりもBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)を利用するのがオススメ。
タクシーを使うときは、運転手に高速道路(Expressway)を使うかどうか聞くと良いと思います。
タクシーでトラブルに巻き込まれたら…
タクシーのメーターが異常に早く回転する、乗車後に高額な料金をふっかけられた、、、などの場合は素早く停車してもらいすぐにタクシーを降りましょう。
身体的な被害を避けるためにもドライバーと揉めることは、絶対に避けてください。
くやしいですが自分や家族の命を守るためにもサッと料金を支払って気持を切り替えましょう!
タクシー車種事情・会話の小ネタに
タイのタクシーはほとんどがTOYOTA製のセダンタイプ、カローラ・アルティスなのはご存知ですか?
しかしここ数年、タイ政府もEV化を推進していることから脱トヨタの動きが加速し、中国製が増えてきました。
ロンドンタクシータイプ、トヨタのフォーチューナーのような3列シートタイプのSUVのタクシーもバンコクの街には増えてきています。
タイのトレードマークでもある3輪自動車トゥようにクトゥクもEV化の動きが加速している今、バンコクのタクシーもその流れに乗らざるおえない状況になる事は間違いなさそうです。
バンコクのタクシーまとめ
タイ・バンコクでのタクシー事情について乗り方・料金やタクシーの種類やタクシーを、子連れで利用する上での注意点などをまとめました。
初めてのバンコク子連れ旅行でも安心してタクシーを利用できるよう、参考になれば幸いです。