タイの5月の気候を在住者が語る!旅行の服装・持ち物・注意点まとめ

Mayumi
Mayumi

こんにちは!10歳、7歳、3歳の子ども3人を育てるMayumi@haruto_airi_17です。

日本人に長年愛される観光地タイ。ゴールデンウィークを利用して、エキゾチックな文化や美しいビーチ、美味しいグルメを求めてタイ旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。

しかし!ちょっと待ってください!5月のタイは、一年の中でも最も過酷な暑さに見舞われる時期なんです。日本人にとっては想像を絶する暑さとなることも。

バンコクに3人の子どもと暮らした経験を持つ筆者が、5月のタイのリアルな気候旅行におすすめの服装絶対に持っておくべき持ち物そして在住者だからこそ知っている注意点を徹底解説します。

この記事を読めば、5月のタイ旅行もきっと快適にそして安全に楽しめますよ!

5月のタイの気候:在住者が語る「灼熱」と「急なスコール」

タイは一年を通して高温多湿な熱帯性気候ですが、5月はまさに暑さのピーク

日本の梅雨前の蒸し暑さとはレベルが違います。日中は強烈な太陽が容赦なく照りつけ、アスファルトからの照り返しも強烈。ちょっと外を歩くだけで、汗が滝のように流れ出ます。

平均気温は30℃を超えるのは当たり前。バンコクやチェンマイでは、体温を超える40℃近くまで気温が上昇することも珍しくありません。湿度も非常に高く、サウナの中にいるような感覚に近いかもしれません。

しかし、5月は暑季の終わり、雨季の始まりでもあります。そのため、午後の決まった時間に、まるでバケツをひっくり返したような激しいスコールが降ることが多くなります。

ただ、この雨は一日中降り続くわけではなく、1~2時間程度で止むことがほとんど。この雨が降ると、一時的に暑さが和らぎ、少しホッとすることができます。

地域差も考慮しよう

タイの気候は地域によっても異なり、北部、中部、南部で気温や降雨のパターンに違いがあります。

ここでは、タイ北部、中部、南部の都市、チェンマイ、バンコク、プーケット・サムイ島といった人気の観光地の 5月の気温を紹介しますね。 

  • バンコク・中部: 5月は一年で最も暑い時期の一つ。スコールはほぼ毎日午後に発生する可能性があります。
  • チェンマイ・北部: バンコクと同様に暑さが厳しいですが、朝晩は比較的過ごしやすいことも。山間部では雨量が多くなる傾向があります。
  • プーケット・サムイ島・南部: 西海岸のプーケット側は雨季に入り始め、雨の日が多くなります。一方、東海岸のサムイ島は比較的雨が少ない傾向があります。旅行の計画を立てる際は、目的地の雨季の状況を確認することが重要です。

都市平均気温最高気温最低気温降雨量
バンコク31℃35℃27℃184.4mm
チェンマイ31℃36℃24℃167.7mm
プーケット29℃32℃25℃277.5mm
サムイ島29℃32℃25℃165.1mm
東京20℃25℃15℃128.5mm

5月のタイ旅行は、「暑さとの戦い」と「スコールへの備え」がキーワードとなります。

各都市の5月の平均降雨日数は以下の通りです。暑季ではありますが雨季が近づいているため、3月と比較すると降雨量が増える傾向にあります。

  • バンコク: 約14日
  • チェンマイ: 約15日
  • プーケット: 約20日
  • サムイ島: 約17日

5月のタイ旅行:おすすめの服装

5月のタイで快適に過ごすための服装は、「とにかく涼しいこと」、そして「徹底的な日焼け対策」の2点に尽きます。日本の真夏の服装を基本としつつ、以下の点を意識しましょう。

  • 素材は通気性・吸汗性重視: 綿、麻、リネンなど、肌触りが良く、汗を吸って すぐに乾く天然素材の服が最適です。 ポリエステル繊維は暑く感じることもあるので避けましょう。
  • ゆったりとしたシルエット: 体にフィットする服は熱がこもりやすいです。風通しの良い、ゆったりとしたデザインの服を選びましょう。
  • 明るい色の服: 黒などの濃い色の服は太陽光を吸収しやすく、暑く感じやすいです。白やパステルカラーなど、明るい色の服を選ぶのがおすすめです。
  • 羽織るものも忘れずに: レストランや商業施設内は、冷房が非常に強く効いていることがあります。薄手のカーディガンやパーカーなど、温度調節ができる羽織るものを一枚持っておくと重宝します。特に飛行機の中や長距離バス移動中にも役立ちます。
  • 日焼け対策は万全に: 帽子は必須!つばの広いものを選び、顔だけでなく首筋までカバーできるものがおすすめです。サングラスも忘れずに。そして、SPF50+ PA++++の日焼け止めをこまめに塗り直しましょう。日傘もあれば、日差しの強い時間帯の移動に役立ちます。

場所によっては服装に注意

寺院

タンクトップ、キャミソール、ショートパンツ、ミニスカートなど、肌の露出が多い服装はNGです。肩や膝を覆う服装を心がけましょう。ストールなどを一枚持参しておくと、いざという時に役立ちます。

【ワット・アルン】バンコクの代表寺院・暁の寺の魅力を満喫!初めてのタイ旅行ガイド

高級レストラン

スマートカジュアルな服装が求められる場合があります。事前に確認しておくと安心ですよ。

5月のタイ旅行:厳選!あると便利な持ち物

5月のタイ旅行をより快適に、そして安全に過ごすために、在住者が特におすすめする持ち物を紹介します。

  • 変換プラグ(A・B・Cタイプ対応): 日本の電化製品を使う場合は必須です。ホテルによっては貸し出しもありますが、数に限りがある場合も。
  • 強力な日焼け止め(SPF50+ PA++++): 想像以上に日差しが強いです。顔だけでなく、首、腕、足など、露出する部分にはしっかりと塗りましょう。
  • サングラス: 目を守るだけでなく、強い日差しによる疲労軽減にも繋がります。
  • 帽子(つば広): 熱中症対策、日焼け対策に。折りたためるタイプだと持ち運びにも便利です。
  • 常備薬: いつも飲んでいる薬はもちろん、念のため解熱鎮痛剤や胃腸薬なども持っておくと安心です。
  • ウェットティッシュ・除菌ジェル: 食事の前やちょっと手を拭きたい時など、何かと便利です。
  • 虫除けスプレー: デング熱などの蚊媒介感染症予防のため、必ず持参しましょう。DEET(ディート)配合のものが効果が高いとされています。
  • 折り畳み傘(軽量): 午後のスコールに備えて、軽量で быстро乾く折り畳み傘があると便利です。日傘としても使えます。
  • 汗拭きシート: 汗をかいた時にさっと拭けるシートがあると、ベタつきを軽減できます。
  • 冷却グッズ: 冷感スプレーや冷却シートなどがあると、暑さを和らげるのに役立ちます。
  • 水筒: こまめな水分補給は熱中症対策の基本。マイボトルを持参して、こまめに水分補給しましょう。

5月のタイ旅行:在住者が教える!絶対に注意すべきこと

5月のタイ旅行を安全に、そして快適に楽しむために、在住者が特に注意してほしい点をまとめました。

熱中症対策は最重要!

これでもかというくらい、こまめな水分補給を心がけてください。喉が渇いていなくても、意識的に水分を取りましょう。日中の無理な外出は避け、涼しい場所で休憩を挟むようにしてください。帽子やサングラス、日焼け止めも忘れずに。

虫除け対策を徹底的に

蚊が多い時期です。特にデング熱などの感染症には注意が必要です。虫除けスプレーを使用し、できるだけ肌の露出を避ける服装を心がけましょう。

スリや置き引きに引き続き注意

観光客を狙った犯罪は後を絶ちません。貴重品はホテルのセーフティボックスに預け、外出時は必要最低限の現金を持ち歩くようにしましょう。バッグは体の前に抱え、注意を怠らないようにしてください。

ぼったくりに警戒を

特にタクシーやトゥクトゥクの料金交渉では注意が必要です。メータータクシーを利用するか、乗る前に料金を確認しましょう。配車アプリ(Grab/Bolt)の利用がおすすめです。

生水は飲まない

飲料水は必ずペットボトルのものを購入しましょう。氷にも注意が必要です。

無理なスケジュールは避ける

暑さで体力を消耗しやすい時期です。詰め込みすぎず、余裕のあるスケジュールで旅行を楽しみましょう。

現地の情報をチェック

天候や交通状況など、最新の情報を事前に確認しておくと安心です。

5月のタイ旅行:子連れで楽しむためのアドバイス

5月のタイは、お子様にとって特に厳しい暑さとなる可能性があります。徹底的な対策を行い、無理のない範囲で楽しみましょう。

暑さ対策は大人以上にしっかりと

子どもは体温調節機能が未発達なため、大人以上に暑さの影響を受けやすいです。こまめな水分補給、日陰での休憩は必須。冷却グッズなども積極的に活用しましょう。

水遊びは時間を決めて

海やプールは楽しいですが、日焼けには要注意。ラッシュガードを着用させ、こまめに日焼け止めを塗り直し、遊ぶ時間を1~2時間程度に留めましょう。

ホテルのプールでは、子ども用の浮き輪やアームリングは必ず使用し、目を離さないようにしてください。

【Harbor Island(ハーバーアイランド)】大人も子どもも楽しめる!ハーバーランド初のウォーターパーク@The Mall Bangkapi

室内施設の活用は必須

暑い日中は、ショッピングモール、水族館、キッズカフェなど、涼しい室内で過ごすのがおすすめです。バンコクには、子どもが楽しめる施設がたくさんありますよ。

【メガハーバーランド@One Bangkok】新アトラクション盛りだくさん!タイの世界TOP5超巨大室内プレイグラウンド

移動は配車アプリを活用

小さなお子さん連れでの移動は、タクシー配車アプリ(Grab/Bolt)が便利で快適です。

【タイ旅行】バンコクのタクシー事情、乗り方や料金・その種類などを徹底解説!

子ども向けの食事を見つける

タイ料理には辛いものが多いですが、子ども向けの辛くないメニューもたくさんあります。事前に調べておくと安心です。

まとめ

5月のタイは確かに暑さが厳しい時期ですが、しっかりと対策を行えば、美しい自然、豊かな文化、美味しい食事を十分に楽しむことができます。

万全の準備をして、素敵なタイ旅行を満喫してくださいね!

もし、5月のタイ旅行について質問があれば、遠慮なく聞いてくださいね。 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.