こんにちは!9歳、7歳、3歳の子ども3人を育てるMayumi @haruto_airi_17です。
タイの物価は、日本と比較すると多くの面で安いと思われる方も少なくないのではないでしょうか。
日常生活に関わる費用や宿泊、食事などにおいて日本の半分以下で済むケースが多くありますが、条件によって異なることもあります。
特にバンコクは国際都市として発展しているため、観光エリアや高級なショッピングモールでは日本と同程度の物価になることもあります。
都市部から少し離れると、より安価で生活を楽しむことができ、ローカルなエリアでの飲食や買い物は非常にリーズナブルです。
この記事では最新のタイの物価事情についてバンコク在住者目線で記載。昔と比べてタイの物価の実態は大きく違ってきています…!
タイの物価は日本と比べて安い?
円安の影響で、日本から見たタイの物価は以前より高く感じられるようになっています。タイの物価自体は大きな変動がないものの、円相場が下落したことで円からタイバーツへの換算率が悪化し、日本円での支払い金額が上がっています。
そのため、同じサービスや商品を購入する際に、以前よりも多くの円が必要となり、タイを訪れる日本人旅行者や長期滞在者にとっては実質的な物価上昇を感じやすくなっています。
宿泊
タイでは宿泊施設の価格帯が非常に広く、バックパッカー向けのゲストハウスやホステルから、豪華な5つ星ホテルまで様々な選択肢があります。
バックパッカー向けのゲストハウスは1泊500円から1,000円程度で利用できることが多く、安価に宿泊したい旅行者にはぴったりです。
一方、観光地の高級ホテルやリゾート地では、1泊1万円から数万円と日本と同じくらいの価格がかかることもあります。
バンコクのラグジュアリーホテルの一例。宿泊記はこちら↓
【バンコク】子連れ旅行にオススメのホテル「アテネホテル ラグジュアリーコレクションホテル バンコク」滞在宿泊記 【バンコク】ロイヤルオーキッド・シェラトンに1泊2日で子連れ宿泊!家族旅行におすすめのリバーサイドホテルまた、長期滞在者向けのサービスアパートメントも多く、こちらは1ヶ月あたり5万円〜10万円ほどで利用できる場合が多いです。
バンコクで長期滞在向けホテルはココ!5つ星なのに安く泊まれるスライダー付きでファミリーにもオススメバンコク以外の地方都市ではさらに安価で、チェンマイやプーケットなどのリゾート地でも、十分な設備を備えた宿泊施設が手頃な価格で提供されています。
【クラビ】子連れ旅にもオススメすぎるホテルPimalai Resort&Spa(ピマライリゾート&スパ)旅行記食事
タイの食事は、日本に比べて非常に安く、屋台やフードコートでは1食50~100バーツ(約200~400円)で美味しいタイ料理が味わえます。
レストランでも一皿100〜200バーツ程度で食べられるため、外食費がとても安いのが魅力です。地元の市場で購入する食材や、ローカルエリアの食堂での食事はさらに安く、食費の負担を抑えられます。
一方、外国人が多く集まるエリアや、観光地のレストランでは価格が高くなる傾向にあり、洋食や高級レストランでは日本と同程度の価格設定も見られます。
ショッピング
タイではショッピングも楽しみの一つで、衣料品や雑貨、コスメなど多くのアイテムが手頃な価格で購入できます。
ナイトマーケットやローカルマーケットでは、服やアクセサリーなどが日本の約半額~1/3程度の値段で販売されています。また、タイの有名ブランドも日本より安く手に入ることが多いです。
一方で、輸入品や高級ブランドは、日本と同程度かそれ以上の価格で販売されていることもあり、購入場所や商品によって価格の差が大きいのが特徴です。
電子機器や家電製品は日本よりも高価になることが多いため、必要に応じて日本での購入を検討すると良いでしょう。
タイの気候は住みやすい?
タイは年間を通じて温暖な気候で、乾季、雨季、暑季に分かれています。
11月から2月にかけての乾季は比較的過ごしやすく、多くの旅行者が訪れるベストシーズンです。ただし、3月から5月は気温が40℃近くまで上がることもあり、非常に暑いため注意が必要です。
また、6月から10月の雨季はスコールが頻繁に発生するため、蒸し暑さが増します。暑さや湿気が苦手な人には厳しいと感じることがあるかもしれませんが、乾季の過ごしやすさと自然の美しさは魅力的です。
住む際にはエアコンが欠かせない生活となるため、服装や住環境で工夫することが重要です。
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タイで現金は必要か?
タイでは、現金が長らく一般的な支払い方法として利用されてきましたが、近年はキャッシュレス決済が急速に広まっています。
バンコクなどの都市部ではショッピングモールやレストラン、ホテルなどでクレジットカードやキャッシュレス決済が普及しており、観光地や外国人が多く集まるエリアでは、ほとんどの場合カードで支払いが可能です。
そのため、現金を持たずとも大半のシーンで問題なく過ごせます。
さらにタイでは、QRコードを使ったキャッシュレス決済が一般的になっています。タイ国民の大半が利用する「PromptPay」や「Rabbit LINE Pay」といった地元のキャッシュレスサービスが浸透しており、スマートフォンさえあればQRコードを読み取るだけで支払いが完了します。
驚くことに、QRコード決済は大規模なショッピングモールやカフェだけでなく、屋台やローカルな市場、さらにはバイクタクシーなどの移動手段でも対応している場合が増えており、スマホひとつでの生活が可能になりつつあります。
特にタイを訪れる観光客に人気のGrab(タクシー配車アプリ)もクレジットカードと連携でき、現金を使わずにタクシーやバイクタクシーを利用することが可能です。
【タイ子連れ旅行】バンコクのタクシー事情、乗り方や料金・その種類などを徹底解説!ただし、都市部の主要エリアであっても、現金がまだ必要とされる場面もあります。特にローカルな市場や小さな店舗、一部の屋台では現金のみの支払いが一般的であり、現金を持っていると安心です。
クレジットカードはもちろん、QRコード決済も全ての店舗が対応しているわけではないため、現金を少量持ち歩いておくことが推奨されます。
また、地方や郊外ではキャッシュレス対応が整っていない場所も多く、旅行中の予期せぬ場面でもスムーズに対応するため、現金を備えておくと良いでしょう。
タイの両替所・ATM事情
タイには両替所やATMが多くあり、空港やショッピングモール、市街地で簡単に利用できます。
両替所は手数料が比較的安く、街中の両替所は空港よりも有利なレートで交換できることが多いです。ATMでの引き出しも便利ですが、利用手数料が200バーツ(約800円)程度かかることがあります。
現地での両替やATM利用には、余分な手数料が発生するため、必要な金額をあらかじめ計画して用意すると経済的です。
タイの生活費の目安
タイの生活費は日本と比べると安く、都市部であっても手頃に抑えることができます。以下は、主要な生活費の目安です。
家賃
タイの家賃は、都市部であってもリーズナブルです。バンコクでは、1LDKのアパートメントが月2万〜5万円程度、地方都市では1万5,000円前後で借りられることが多いです。
長期滞在者向けのサービスアパートメントも多く、家具や家電が完備されているため手軽に暮らし始められます。
ただし、プロンポン・トンローといったいわゆる日本人が多く住むエリアの家賃は目に見えて高い傾向にあります。2〜3LDKで月40万円など高級アパートもザラです。予算に合わせて住むエリアを決めましょう。
食料費
タイの食料費は、地元の市場で食材を購入する場合とても安く、月5,000円~1万円程度で生活できます。
スーパーで輸入食品を購入すると価格が高くなりますが、ローカルな食材を活用するのは少しためらいがち。子どもがいる家庭の場合は、口にするものは新鮮かつ安全なものを選ぶ傾向にある為、自ずと食費は高くなります。
電気代
タイの光熱費、タイではエアコンの使用が必須となるため、電気代が生活費の中で大きな割合を占めます。
特に電気代は日本と比べて高額です。エアコンの使用頻度によって変動しますが、3LDKで月の電気代が20,000バーツ(約80,000円)いったと聞いたことも…!!!
わが家の場合、同じ3LDKで5人家族で月平均で電気代は10,000バーツ(約40,000円)いかないくらいでした。(それでも高額)
常夏のタイ 、年中暑い為エアコンは必須。電気代は自ずと高くなりますね。。。
節約のため、エアコンの使用を抑える工夫が求められます。
水道代
水道代は非常に安く、月100〜300バーツ(約400〜1,200円)程度です。シャワーや洗濯を日常的に使用しても高額にはならず、日本と比べて負担が少ないのが特徴です。
交通費
タイの交通費は、日本に比べると格安です。バンコクのBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)は初乗り運賃が17バーツ(約80円)で利用でき、タクシーも初乗りが35バーツ(約140円)と非常に安いです。
地方都市では、バイクタクシーやトゥクトゥクが主な移動手段となり、短距離であれば50バーツ程度で移動できます。
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2024年のタイの物価は、日本と比較して安いですが円安の影響もありあまり差が見られなくなってきているもの。ローカルなものを選べば食事は安く抑えられます。交通費はリーズナブルです。
タイの気候や生活環境に合わせた服装と生活の工夫が大切です。
タイでの支払いは、地方では現金がまだ主流ですが、近年バンコクなどの都市部ではキャッシュレス決済が進んでいます。また両替所やATMも多く便利に現地通貨を手に入れることができます。
タイの物価は都市部と地方で大きく異なるため、目的や生活スタイルに応じてエリアを選ぶことがポイントとなりそうです。