初めてのタイ旅行でどこに行こうか?と迷われる方、ワットアルン(Wat Arun)は絶対に外せません!
チャオプラヤ川の西岸に位置するこの美しい寺院は「暁の寺」として知られ、タイ観光のハイライトの一つです。
今回は、ワットアルンへの行き方、参拝料金、そして楽しみ方を子連れ目線でご紹介しますね。
ワット・アルンについて
ワットアルンは、タイの歴史と深く結びついた寺院。アユタヤ王朝時代に建てられ、チャクリ王朝のラーマ2世の時代に現在の形に再建されたとか。
ラーマ3世の時代にはさらに拡張され、高さ70メートルの大仏塔が完成。
名前の「アルン」は、タイ語で「暁」を意味します。ヒンドゥー教の暁の神アルナに由来し、その姿は夜明けから朝日の美しい光景にちなんで「暁の寺」と呼ばれています。
バンコク観光ならココ!!とも言える多くの観光客が訪れる人気スポット。
いつ訪れてもその不思議な魅力に惹きつけられるパワースポットでもあります。
ワット・アルンへの行き方
ワットアルンへのアクセスの方法を以下にご紹介します。
電車とボート
チャオプラヤ川を船で渡りたい場合、コストをかけずにアクセスしたい時は船一択。
子連れだと船への乗り降りが少し大変ですが、アトラクションの1つとして楽しめるのでオススメです。
方法①
:まずBTSシーロム線に乗り、チャオプラヤ川手前のサパーンタクシン駅(Saphan Taksin)で下車します。
:駅を出たら、すぐ近くのサートン船着き場に向かいましょう。ここからチャオプラヤエクスプレスボートに乗り「ワットアルン船着き場」で下船します。
方法②
:ターティアン船着き場(Tha Tien Pier)から渡し船で渡る方法。この船着き場からワットアルンが見えます。
:渡し船の料金は5バーツ。
ターティアン船着き場から渡し船に乗ってチャオプラヤ川を渡ります。ほんの数分でワットアルンに到着。
方法③
: MRTイサラハップ駅(Itsaraphap)から徒歩でも行く事が出来ます(約15分)。
タクシー
子連れだと圧倒的に楽なのはタクシー・車で行く!
バンコク市内からワットアルンまでは、交通状況にもよりますが約30分程度で到着するのでピャッと行ってしまうのもあり。
運転手に「ワットアルン」と伝えれば問題なく連れて行ってもらえますよ。
バス
公共バスを利用することもできますが、バス路線は少し複雑なので慣れていない方にはあまりおすすめしません。BTSやタクシーの方が確実で快適です。
ワットアルンの参拝料金
ワットアルンの参拝料金は外国人観光客に対して2024年3月で200バーツになったとか!!!
(2022年に訪れた時は50バーツでした…)。
タイの国民やタイ在住者には異なる料金体系が適用されることはよくありますが、、値上げすごい。
ワットアルンの参拝時間
毎日8:00から17:30まで。
日中は多くの観光客で賑わうので、比較的静かになる夕方ごろの訪問がゆっくり観光できますよ。
ワットアルンの楽しみ方
ワットアルンは、その美しい建築と豊かな歴史が魅力です。ここでは、訪問時に楽しめるポイントをいくつかご紹介します。
メインプラーン(大仏塔):
ワットアルンのシンボルである高さ70メートルの大仏塔(プラーン)は、外壁に色とりどりの陶器や貝殻が装飾されています。特に朝や夕方の柔らかい光に照らされると、その美しさが一層際立ちそう。
階段はかなり急なため、子連れの場合は、サポート必須。登るときはサクサクいけても降りる時にその高さにビックリ…!!なんて事も。
子どもさんの足元には十分注意してくださいね。
仏像と壁画:
寺院内には多くの美しい仏像や壁画があります。特にメインの礼拝堂(ウィハーン)にある黄金の仏像は必見です。
礼拝堂の壁には、仏教の説話を描いた精緻な壁画が施されており、その細部をじっくり観察するのもオススメ。
庭園と静かな空間:
ワットアルンの周囲には美しい庭園が広がっており、静かな場所でリラックスできます。
観光客で混雑するメインエリアを離れ、少し静かな時間を過ごすのに最適です。庭園内にはベンチや日陰のスペースもあり、疲れた時には休憩するのに便利です。
日中は本当に暑いのでこまめに水分補給しましょう!
夜景:
ワットアルンは夜になるとライトアップされ、その姿は日中とはまた違った美しさを見せます。特に対岸のターティアン船着き場やリバーサイドのレストランから見るライトアップされたワットアルンは、幻想的な光景です。
夜の観光もぜひ計画に入れてみてください。
写真スポット:
ワットアルンは写真好きにはたまらない場所です。特に、メインプラーンを背景にした写真は映えまくります。
寺院の周りにはフォトジェニックなスポットがたくさんあるので、記念撮影にもってこい。タイ衣装を着て撮影する人たちでごった返していました。
ワット・アルン訪問の注意点
ワット・アルンを訪れる際には、いくつかの注意点があります。
服装:
肩を覆うシャツや長ズボン、スカートを着用するのが望ましいです。
短パンやノースリーブ、短いスカートは避けましょう。もし該当する場合は、羽織をレンタルできます(有料)。
参拝のマナー:
寺院内で大声で騒ぐなどはNG。他の参拝者や観光客に配慮しましょう。
持ち物:
長時間の歩行や階段の昇降があるため、子ども連れの場合はスニーカーやストラップで固定されているサンダルなど、動きやすい靴を履く方がベター。
また、日中は日差しが強いので帽子・日傘や日焼け止めも忘れずに。
ワットアルン周辺のお土産
ワットアルンの周囲には多くのお土産屋さんがあります。
お土産市場が広がっているのはワットアルン敷地内の拝観料がかからない有料区域外。
タイパンツなどのザ・タイ土産!というような物からTシャツ、雑貨、置き物、キーホルダーやお菓子などを様々。
貸衣装屋さんもたくさんありました!
ワットアルン周辺のレストランとカフェ
ワットアルン周辺には多くのレストランやカフェがあり、観光の合間に美味しいタイ料理が食べられます。
特に川沿いのレストランでは、食事をしながらワットアルンの美しい景色を楽しむことができるので観光やアテンドにオススメ!
以下は子連れでも楽しめるイチ押しのレストランです。
- The Deck by the River:チャオプラヤ川を見渡しながら、タイ料理を楽しめる人気のレストラン。
- Sala Rattanakosin Eatery And Bar:ワットアルンの絶景を楽しみながら食事ができるスタイリッシュなレストラン。
別記事でまとめたものはこちら。
ワットアルン周辺のおすすめ観光スポット
ワットアルンの周辺には、他にも魅力的な観光スポットがたくさんあります。一日で複数の場所を訪れるプランも立てやすいです。
ワットポー(Wat Pho):
ワットポーは巨大な寝釈迦仏像で有名な寺院です。ワットアルンからは渡し船で簡単にアクセスできます。ここではタイマッサージも体験できるので、観光の疲れを癒すのにも最適。
王宮(Grand Palace):
王宮はタイの歴史と文化を感じることができる壮麗な建物群です。ワットアルンからボートで数分の距離にあり、華やかな建築と美しい庭園が見どころです。
ターティアンマーケット(Tha Tien Market):
ワットアルン近くのターティアンマーケットは、新鮮なシーフードやローカルフードが楽しめる市場です。お土産を買うのにもぴったりの場所です。
その他の情報
補足①:トイレは綺麗…?
個人的に気になるトイレ事情。境内にはトイレあります。
衛生面が気になる人は除菌シートなどの持参が推奨。紙は持参した方が良いです。
ワット・アルンでのトイレがちょっと…という方は、訪問前後のレストランやカフェで済ましておいた方がいいです。
補足②:ベビーカーは押せる?
子連れの場合、ベビーカーを持っていくか抱っこ紐で行くか悩みますよね。
ワット・アルンにベビーカー、正直オススメはできません。
なぜなら本堂へ行く際にも段差が多く、大仏塔においてはメインが階段。一度、末っ子次女が赤ちゃんの時にどうしても行きたくて、ベビーカーで行ったのですが、まぁなかなか大変だったので。。
大人2人掛かりでよいしょっ!!と持ち上げるを何度も繰り返しました。
抱っこ紐で行く方が機動性も上がるし、もしベビーカーで訪問する際にも抱っこ紐との兼用がいいと思います。
バンコク子連れ旅行にオススメのモデルコース
子連れの場合は、1日プランであれば以下のコースが適度に休憩ができて、それでいてたくさんの観光地も巡れてオススメです♪
子連れバンコク旅行・寺院めぐり1日モデルコース
外は本当に暑いので子どもの体調第一で調整してあげてくださいね。
まとめ
ワットアルンは、バンコク観光のメインとして訪れてほしい寺院の1つです。
美しい建築、歴史的な遺産、そして素晴らしい景色を楽しむことができるこの場所は、タイの文化と歴史を感じるのにぴったり!
初めてのタイ旅行では、ぜひワットアルンを訪れて、その魅力を存分に堪能してください。ワットアルンでの素晴らしいひとときとなりますように。
ワット・アルン詳細情報
地図 | Google Map |
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住所 | 158 Thanon Wang Doem, Wat Arun, Bangkok Yai, Bangkok 10600 |
電話 | 028912185 |
拝観料 | 200バーツ |
WEB | |
営業 時間 | 8:00〜17:30 |
子連れ 他 | 駐車場有・屋外で屋根も少なめなので帽子必須・水分補給はしっかりと |