シンガポールのチャンギ国際空港からタクシー移動をお考えのあなたへ。
事前に知っておきたい情報を総まとめしておきます。*2019年現在の情報。
タクシー乗り場は各ターミナルにあり
シンガポールのチャンギ国際空港は2019年現在、ターミナル1~4の4つのターミナルがあります。
ANAやシンガポール航空はターミナル2か3、JALだとターミナル1に到着します。
タクシー乗り場はそれぞれのターミナルに必ず着いていますのでご安心ください。
そして空港で荷物を引き取ってゲートを出ると。
「TAXI→」のような看板が上にあるので、一目瞭然ですぐに分かります。
▼チャンギ空港のタクシー乗り場の様子。次々とタクシーがくるのでスムーズ。
ちなみに初歩的なことではありますが。。。
タクシーに乗れるのは到着フロア (Arrival Hall)からのみ。
出発フロア (Departure Hall)はタクシーから降りるヒト専用なので、ここからは乗れません。
タクシーの乗り方
つづいてチャンギ空港からのタクシーの乗り方について。
手順をまとめておきます。
▼タクシー乗り場の様子。写真右「Taxi Queue」と書いてあるレーンに並びます。
▼順番がきたら写真左の蛍光色のビブスを着ている人の「ナンバー◯!」の指示に従います。
▼写真右:タクシー停車部分には番号の振り分けあり。警備員に「ナンバー1」と言われたら1番の乗り場へ。「ナンバー5」ならその通りにします。
たとえばマリーナベイサンズのカジノが目的地であれば「マリーナベイサンズ カジノ、プリーズ」と言えば近くまで行ってくれます。
ちょっとマニアックな場所なら住所を伝える、もしくは見せればOK。シンガポールは国土が狭いので運転手が迷うことはほとんどありません。
これは「有料道路をつかうか?」ということなので「イエス」でOKです。日本と違って有料道路は大した金額ではありません。
F1レースで一部の道路が通行止めになっているときか、大事故が発生したときくらいです。通常30分くらいで市内エリアまで到着します。
キャッシュ オンリーと言われたら!?
ちなみに。
ガードマンに「ナンバー○○!キャッシュ・オンリー!!」と言われることがあります。
このとき現金を持っていなければ「クレディットカード、プリーズ!」と伝えます。
そうするとカード払いに対応しているタクシーに振り分けてくれます。
クレカ払い対応のタクシーがほとんどなのですけど。。。たま〜にあるのですよね。
クレジットカード払いOK☆でも手数料10%・・・
最近はタクシーでクレジットカードをつかう人たちも増えてきましたね。
でもでも。
シンガポールのタクシーはクレカ払いだと10%の手数料をとられます。*タクシー配車アプリGrabタクシー除く
なのでたとえば。
チャンギ空港から市内まで乗ってS$20だったとしたら。。。
クレカ払いだと手数料10%が加算されS$20 x 1.1=S$22の支払いとなります。
さらに。
もっと細かい話をすると、この手数料には税金VAT 7%が別途加算されます。
なので正確には、
- ①料金S$20
- ② 10%手数料 = S$2 *S$20 x 0.1
- ③ 手数料に対する税金VAT 7% = S$0.14 *S$2 x 0.07
- ①②③の合計:S$22.14
というようにS$22.14の支払いとなります。
どんなにレートの悪い外貨両替所でも10%の手数料をとるところはありません。
なので…
シンガポールドル(S$)に両替し現金を多少なりとも持ち歩いたほうがお得!!
ということになります。
VISAカードは使えない!?
日本でクレジットカードと言えば。。。
まず思い浮かぶのがVISAカードではないでしょうか?
でもこのVISAカード、シンガポールのタクシーでは使えない場合もあるのです。。。
もちろんほとんどのタクシー会社ではVISAも使えます。
でも。
▼赤のカラーが特徴的なトランスカブ (Trans Cab)はVISAカードによる支払いを受け付けていません。
じゃあ赤いタクシーに乗らなければ良いだけなの!?
というとまぁそうです。
でもタチの悪いことに。
この赤いタクシーは結構よく見かけるのですよね。どうしても使わざるを得ない時もあるのです。。。
どのタクシーでも使えるクレジットカード
ということなのでタクシー運営会社によって使える・使えないクレカあり。
じゃあすべてのタクシーで使えるクレジットカードってないの!?
もちろんあります。
どのタクシー会社でも使えるカードは2019年現在、以下3つだけかと。
- マスターカード (Master)
- JCBカード
- アメックス(American Express)
深夜早朝もスムーズ!割増+50%あり
チャンギ空港のタクシー乗り場は深夜早朝もスムーズ。
深夜早朝だからといって待たされることもなく。
シンガポールの玄関口だけあって絶え間なくタクシーがきます。
ただひとつ注意点を。
0:00~6:00に乗車するとメーター割増+50%が適用されます。
日本は2割増しであることを考えるとだいぶ高いですね。
知らずに請求金額を見たら「ボッタクリか!?」と思ってしまいます。実際にわたしもそう思いました(汗)
でもボッタクリでも何でもなく、50%上乗せされてるからなのですよね。
でもシンガポールのタクシーはメーター料金が日本の1/7以下なので、メーター割増+50%といってもたかだか知れています。
予約したりGrabする必要はない
スケジュールに狂いが生じないようにタクシーは事前予約したほうが良い!?
あるいは。
Grabタクシーなどのタクシーアプリを使って呼んだほうが良い?
といったご質問をいただくことがあります。
結論からすると「空港からのタクシー事前予約はヤメたほうがいいし、Grabで呼ぶ必要も無い」です。
なぜなら飛行機が時間どおり到着するとは限りませんし、そもそもタクシーは絶え間なく出ているのでフツーに並んでもそんなに待ちません。
さらに。
シンガポールでは事前予約したとしても、ちょっと時間に遅れただけで運転手にキャンセルされる場合多し。10分すらも待ってくれないドライバーが多いのですよね。
なので空港からのタクシー事前予約はリスクはあっても得られるものは少ないでしょう。
※もしジョホールやマレーシアまでタクシーで行くなら予約必須。
タクシー料金目安|チャンギ空港→市内エリア
あとは。
チャンギ空港から市内・観光エリアへのタクシー料金の目安をまとめておきます。
そう大きくは違わないハズですが、あくまでも目安としてお使いください。
*為替は1S$=80円で計算。
チャンギ空港→マリーナベイサンズ
- 通常時 S$20 約1,600円
- ピーク時間 S$25 約2,000円
- 深夜早朝 S$30 約2,400円
チャンギ空港→市内中心地 (オーチャード)
- 通常時 S$23 約1,840円
- ピーク時間 S$30 約2,400円
- 深夜早朝 S$35 約2,800円
チャンギ空港→市内 (チャイナタウン)
- 通常時 S$23 約1,840円
- ピーク時間 S$30 約2,400円
- 深夜早朝 S$35 約2,800円
チャンギ空港→セントーサ島
- 通常時 S$28 約2,240円
- ピーク時間 S$35 約2,800円
- 深夜早朝 S$41 約3,280円
タクシーの料金体系についてはコチラ
シンガポールのタクシー料金は色々とややこしいので、詳しく別記事にまとめています。よろしければご参考にどうぞ。