シンガポールのタクシーは車種によって料金が違います。
いかにも高級そうなタクシーに乗ると、通常の2倍の料金になってしまうことも。。。
そんな事故を避けるために。
タクシーの車種 (と色!?)による料金の違いをまとめておきます。
これだけでOK☆車の色によるタクシー料金
クルマにあまり詳しくない方のために。
シンガポールのタクシー料金は車種もそうですが、車の色でだいたいの料金の高い低いがわかるようになっています。
なので。
まず車の色によるタクシー料金の高い低いをまとめておきます。
これだけ覚えておけば、知らずのうちに高い料金のタクシーに乗ってしまうことは無いでしょう。
- 安い~通常:青、黄、赤、シルバー、ブラウン、銅(カッパー)、緑
- 3割ほど高い: 白
- 高級タクシー:黒 *料金は5割ほど高い
ちなみにこれはシンガポール基準で見たときの高い安い。
日本にくらべればどんな高級タクシーに乗ったとしても、そんなに高いとは感じないのかもしれません(汗)。
最高級の黒塗りタクシーでも初乗りS$5 約400円ですので。
節約重視なら黒と白のタクシーは避けよう
ここまでのまとめから、節約重視でしたら「黒塗りと白塗りのタクシーを避ければ良い」ということが言えるかと。
まず料金の高い高級タクシーを紹介しておきますね。
▼最高級タクシー。車種は黒塗りのクライスラー。料金は通常タクシーの約5割増となるのでご注意を!
▼次に料金の高い7~8人乗りタクシー。車種はベルファイヤーなど色々。とりあえず7~8人用ファミリーカータイプのタクシーは料金高い(約4割増)です。
▼あとは白塗りの高級車タクシー。車種はメルセデスベンツが主体。上2つに比べると良心的な料金設定なので悪くはない (通常の2~3割増)。
シンガポールのタクシーは安心安全
シンガポールの治安は日本よりも良いくらい。
ぼったくりタクシーなどはほぼ存在しません。
また、ナンバープレートさえ控えておけばあとで政府に通報もできます。
なのでもし何かおかしいと思ったら。。。
ためらわずに「アイル レポート トゥ ガバメント – I’ll report to the government.」つまり政府に通報するぞ!と脅しましょう。
もちろん「運転が危ない!」といった些細なことでも通報できます。
その辺りはご心配なく♪
あとはそれぞれタクシー会社と車種による料金の違いをまとめていきますね。
青の車が目印!コンフォートタクシー
シンガポールで最もよく見かけるタクシーは青の車が特徴的なコンフォートタクシー (Comfort Taxi)です。
運営している会社は「ComfortDelGro」という会社。タクシー配車アプリも手がけています。
2019年現在、車種による料金の違いは次のとおり。
車種 | 初乗り料金 | *メーター |
Hyundai ソナタ | S$3.2 約256円 | S$0.22 約18円 |
Hyundai i40 | S$3.7 約296円 | |
トヨタ プリウス | S$3.9 約312円 | |
**リムジン タクシー | S$3.9 約312円 | S$0.30 |
*メーター料金は1km以上から発生。10km以内だと400m毎に表の料金となり、10km以上になると350m毎にメーター料金発生。停止時は45秒毎に料金発生。
**リムジンタクシーは事前予約 (Advanced Booking)した場合のみ。
このように同じタクシー会社でも車種によって若干ですが料金が異なります。
でも一番高いリムジン タクシーでも10%ほど高くなるだけなので、ほとんど気にするレベルじゃないですね。
シンガポールで一般的にタクシー料金の話をするときには、この青いタクシーの料金が目安となります。
クレカ払いはVISA、JCB、マスター、UnionPay、アメックス(American Express)、ダイナーズクラブに対応してます。
最新の料金は公式サイト(英語)にて。
黄色のタクシー!シティーカブ
こちらもよく見かけるタクシー。
黄色の車が特徴的なシティーカブ (City Cab)です。
運営している会社は青のタクシーとおなじ「ComfortDelGro」という会社。タクシー配車アプリも手がけています。
車種と料金は青のタクシー青のコンフォートタクシー (Comfort Taxi)と同じなので省略しますね。
クレカ払いはVISA、JCB、マスター、UnionPay、アメックス(American Express)、ダイナーズクラブに対応してます。
赤のタクシー!トランスカブ
こちらもよく見かけるタクシー。
赤のカラーが特徴的なトランスカブ (Trans Cab)です。
運営している会社はそのまま「Trans Cab Services」。タクシー配車アプリGrab(グラブ)で呼ぶと結構な頻度で登場します。
2019年現在、車種による料金の違いは次のとおり。
車種 | 初乗り料金 | *メーター |
シボレー Epica | S$3.6 約288円 | S$0.22 約18円 |
ルノー Latitude | S$3.9 約312円 | |
トヨタ プリウス | S$3.9 約312円 | |
ベンツ (白) | S$4.5 約360円 | S$0.3 約24円 |
*メーター料金の発生条件は最初のコンフォートタクシーとおなじ
このように同じタクシー会社でも車種によって若干ですが料金が異なります。
ベンツだけは白色で料金も2~3割高い
運営会社はおなじですがメルセデスベンツのタクシーだけは白色。
そして料金も2~3割ほど高くなります。決してボッタクリではなく最初から高い料金設定なのです。
なので節約重視でしたら白のベンツタクシーは見逃しましょう。
ただ。
高いだけあって運転手の質が高く、さらに車も普通のタクシーよりも若干広いので子供づれには結構おすすめのタクシー。
わたしも割とよく使います。
料金も高いといっても日本のタクシーに比べたら格安ですしね☆
クレカ払いに際しての注意。このタクシー会社はVISAでの支払いができません。マスター、JCB、アメックス(American Express)のみとなりますのでご注意を。
最新の料金は公式サイト(英語)にて。
シルバー色!プレミアタクシー
こちらもよく見かけるタクシー。
シルバーのカラーが特徴的なプレミアタクシー (Premier Taxi)です。
運営元会社は「Premier Taxis」。
2019年現在、車種による料金の違いは次のとおり。
車種 | 初乗り料金 | *メーター |
Hyundai i30 | S$3.6 約288円 | S$0.22 約18円 |
トヨタ プリウス | S$3.9 約312円 | |
Kia Optima Hyundai i30 |
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Hyundai Ioniq | ||
ベンツ (白) | S$4.5 約360円 | S$0.3 約24円 |
*メーター料金の発生条件は最初のコンフォートタクシーとおなじ
ベンツだけは白色で料金も2~3割高い
先ほどのトランスカブとおなじくメルセデスベンツのタクシーだけは白色。
そして料金設定もおなじ。2~3割ほど高くなります。
なので節約重視でしたら白のベンツタクシーは見逃しましょう。
クレカ払いはVISA、JCB、マスター、UnionPay、アメックス(American Express)、ダイナーズクラブに対応してます。
最新の料金は公式サイト(英語)にて。
茶色!SMRTタクシー
こちらもよく見かけるタクシー。
濃いブラウンカラーが特徴的なSMRTタクシー (SMRT Taxi)です。
運営元会社は「SMRT」。母体は地下鉄 (MRT)を運営している政府系会社としても有名。MRTだけでなくタクシーも運営しています。
2019年現在、車種による料金の違いは次のとおり。
車種 | 初乗り料金 | *メーター |
トヨタ プリウス | S$3.9 約312円 | S$0.22 約18円 |
SSANGYONG MPV (白) | S$0.33 約26円 | |
LONDON (白) | S$0.3 約24円 |
*メーター料金の発生条件は最初のコンフォートタクシーとおなじ
クレカ払いはVISA、JCB、マスター、UnionPay、アメックス(American Express)、ダイナーズクラブに対応してます。
最新の料金は公式サイト(英語)にて。
銅色!プライムタクシー
ここら辺になると少しマイナーなタクシーになってきます。
とにかくシンガポールは狭い国土の割にタクシーが多すぎるのですよね。あえてそうしているのでしょうけど。。。
カッパーのカラーが特徴的なプライムタクシー (Preme Taxi)です。
運営元会社は「Prime Car Rental & Taxi Services」。
2019年現在、車種による料金の違いは次のとおり。
車種 | 初乗り料金 | *メーター |
ホンダ 全車種 | S$3.6 約288円 | S$0.22 約18円 |
トヨタ プリウス カムリ他 |
S$3.8 約304円 | |
トヨタ ベルファイヤ (白) | S$4.5 約360円 | S$0.33 約26円 |
*メーター料金の発生条件は最初のコンフォートタクシーとおなじ
ベルファイヤだけは白色で料金も4割ほど高い
家族向け・大人数向けのベルファイヤだけは白色。
そして料金は4割ほど高くなります。
なので節約重視でしたら白のベルファイヤは見逃しましょう。
最新の料金は公式サイト(英語)にて。
緑の電気自動車!エレクトリック タクシー
こちらもたまには見かけるかなぁ、、、といった程度のタクシー。
緑のカラーが特徴的なエレクトリック タクシー (HDT Electric Taxis)です。
運営元会社は「HDT Singapore Taxi」。2013年にできたばかりのベンチャー企業です。
全車種に電気自動車を採用していることで、たびたびシンガポールのメディアにも取り上げられてます。
2019年現在の料金は次のとおり。
車種 | 初乗り料金 | *メーター |
BYD 電気自動車 |
S$3.9 約312円 | S$0.25 約20円 |
*メーター料金の発生条件は最初のコンフォートタクシーとおなじ
最新の料金は公式サイト(英語)にて。
Grabタクシー
あとは。
タクシー配車アプリを運営する「Grabタクシー」もあります。
車は2パターンあり。
パッと見てGrabタクシーとわかる車とそうでない車。フツーの車だと見分け困難です。
そしてGrabアプリからしか呼べません。
フツーに道端で見つけても乗れないのでここでは省略しますね。
黒塗りの高級タクシー!クライスラー タクシー
最後にシンガポールでもっとも気をつけるべきタクシー。
それが黒塗りのクライスラー タクシー (Crysler Taxi)。
通称Limoタクシーと呼ばれることが多い高級タクシーです。
VIP用だから普段は呼べないかと思いきや。。。フツーに走ってます。
2019年現在の料金は次のとおり。
車種 | 初乗り料金 | *メーター |
Crylser クライスラー | S$5.0 約400円 | S$0.33 約26円 |
*メーター料金の発生条件は最初のコンフォートタクシーとおなじ
料金はフツーのタクシーの5割増しくらいのイメージ。
高級タクシーの名に恥じない料金設定となっています。なので節約重視のかたはヤメておきましょう。
知ってか知らずか、日本人の観光客 (若い女性2人)がこの黒塗りタクシーを止めていたときには流石にアセりました。
教えてあげようかと思ったのですけど手遅れでしたね。。。
それでも日本の普通タクシーの料金くらいになる程度なので、決して高すぎるということはありません。
これはただ知っているか知らないかというだけ。
皆さんはもう大丈夫ですよね♪♪
最新の料金・予約は公式サイト(英語)にて。