SMAPのCMから始まり何かと話題になるここシンガポールの、ホテルマリーナベイサンズ。
最近「ホテルマリーナベイサンズが傾く」という嘘なのか本当なのか分からないニュースを目にしたのでマリーナベイサンズが倒壊する危険性を検証してみました。
※ 2019年現在の状況を追記しました!
「マリーナベイサンズが傾く」はデマなの!?
弁護するつもりはないのですが「マリーナベイサンズが傾き始めている」というのは半分本当で半分デマ。
マリーナベイサンズは最初から傾いた設計です。
*写真はリッツ・カールトンホテルから撮影。
現時点での写真だけを見ると何も知らない人たちは「やべぇ!本当に傾いてきてるやんけ!」となる訳です。
ところがこのマリーナベイサンズ、建築当初から傾いた設計になっていることで有名。
結局のところここ最近傾いてきているのかどうかは誰もしっかり調査しているわけではないので「分からない」というのが本当の答え。
「あぁ、なんだ…マリーナベイサンズが傾くというのは嘘だったのか、安心安心。」
とここで終了できればよかったのですが続きがあります…
実はこのホテル、知らない間に傾いていても全然おかしくない設計となっているのです。
マリーナベイサンズはどれくらい傾いてるの!?
↑ 写真右側のタワーが最高52度の傾斜だそう。マリーナベイサンズはイタリアのピサの斜塔(傾斜角5.5度)より10倍近く傾いているというのです。
目に見えて傾いているのですから、どれだけ無茶苦茶な作りをしているかが容易に想像できますね!?
誰がこんな無茶なホテルを設計・建築したの?
設計はカナダの建築家モシェ・シャフディ。建設は核となるホテル部分は韓国の双竜(サンヨン)建設が最終的に受注・完工しましたが、実は日本の建築会社(清水建設)や世界有数な建築会社も名乗りをあげていました。
でも。
この完成図を見た瞬間「安全上の保証ができない」とした清水建設やその他の建築会社は入札拒否し、競争相手のいないままに韓国の双竜(サンヨン)建設が受注したという逸話があります。
普通の常識を持つ会社が撤退するのは懸命な判断だと思います。
ただシンガポールは震度1の地震すらない国だし台風やハリケーンもないので「まぁ心配ないだろう」ということで結局、韓国の建築会社はリスクを取って(?)完成させました。
(人命のかかっている仕事な訳ですから「リスクを取る」という表現は適切ではないのですが…)
工期前倒しでホテル完成
しかもこの困難に見えるホテルの建築をなんと工期前倒しで達成。当時の会長の話だと…以下のようなコメントがあったらしいです。
双竜建設会長のコメント(完成当時)
「既存の工法を利用するのではなく、双竜建設の独創的なアイデアで難しい工事を終わらせたため意味もより大きい。高品質の建築物を早期に建て発注元から数百億ウォンのインセンティブまでもらえることになった。」
出典;中央日報
「独創的なアイデアの工法」って単なる手抜き工事じゃ?
私は一時期、韓国に月の半分くらいビジネスで足を運んでいたので建築物やインフラの手抜き度合いはよくわかっています。
韓国のちゃんとした(?)財閥会社の現代建設ですら、とんでもない手抜き工事を平気でやってしまうのですから、海外で手がける案件などは自国民に被害が無いという理由でもっと手抜きされている可能性があります。
手抜き工事が横行する韓国建築会社の実態
日本で騒がれた旭化成ホームズの「横浜マンション問題」なんて可愛いものですよ。
前触れもなく橋が真ん中から崩落する!?
ソウル駅のプラットホームが波打っていたり、橋が真ん中から崩壊したり、現代デパートの天井が落ちてきたり…実はあまり知られていない、手抜き工事による色々な事故が韓国内では起こっているのです。←過去の手抜き工事事例はこちらをご参照ください
地震でこうなるなら分かりますよ!?でも地震のせいでもないのに突然デパートの天井が落ちてきたりするのですから、たまったものではありません。
こんな事故があるので韓国では何も信じられなくなります。
付け加えますと、私が韓国に足を運んでいた1年の間にも「天井落ち事件1回」「道路陥没事件が複数回」「その他、小さい事件」がありました…
自国の国民もそれに全く驚かないし、いったいこの国はどうなっているのだ?と感じた記憶があります。
韓国もシンガポール同様、地震がない国
ちなみに韓国もシンガポールと同じく震度1の地震すらなく、地盤は安定しています。ソウル駅の駅ホームが波打っているのは地盤沈下が原因だとかなんとか言われていますが、多少の地盤沈下でも耐えるように設計するのが建築会社というものでしょう。
そもそも手抜き工事だったので多少地盤沈下しただけで、ダメージを受けるのですよ。ありえないです…
マリーナベイサンズが倒壊しても不思議ではない
先ほどまでの過去の韓国建築会社の手抜き工事事例を見たら、韓国建築会社設計の「ホテルマリーナベイサンズ」は手抜き工事と言われても仕方がないです。
むしろ工期前倒しの突貫工事で作られた建築物が、ちゃんとしていると考える方がおかしいでしょう。
従ってマリーナベイサンズが倒壊しても何ら不思議ではないと思います。
まとめ
とにかく色々と設計に無理がありすぎる「ホテルマリーナベイサンズ」。
プール部分なんて、心もとない柱、たった数本で支えられているし…とにかく心配しだしたらキリが無い状態。
結局、この建築物が手抜きだったかどうかは歴史が証明してくれることだと思います。
マリーナベイサンズは2010年開業でしたから、おそらく建築物の老朽化が始まるのは2020年あたりですね。
シンガポールの建築物は日本と違って安っぽい作りなので、築10年以上経過するとあちこちに問題が発生し(特にエレベーター、換気、水周りのトラブル多し)ボロボロになります。
最後に結論です。
ホテルマリーナベイサンズは傾きながらも2020年過ぎる頃までは、何とか持ちこたえるのではないでしょうか!?
2019年現在の傾き情報・倒壊危険度は?
確か2016年ごろにこんな記事を書きましたが。。。
あれから3年経ってどう変わったかを振り返ります!!
▼2016年ごろのマリーナベイサンズ
↓↓↓
▼2019年現在のマリーナベイサンズ
似たような角度から撮影したのですけどほとんど何も変わってないですね (汗)。
むしろ一番右のタワーは傾きがすこし改善したような気さえします。
↓↓↓
▼2019年現在のマリーナベイサンズ。ちょっと角度を変えると。。。
で。
このように角度を変えるとやっぱり傾いてるなぁというのがわかります。元々の設計とはいえ恐いですよね。
でも実際に昨年からすでに2回宿泊しましたが、2019年現在もなんら問題もなく営業してます。地震がこないってやっぱり素晴らしいことです。
ということでご宿泊の皆さまもどうかご安心くださいね★
【番外編】サンズより恐ろしいシンガポールの建物たち
じつは。。。
マリーナベイサンズだけじゃなくって傾きというか倒壊の心配がありそうな建物は、ここシンガポールには無数に存在します。
ひょっとしたらマリーナベイサンズ以上にヤバイかもしれません。
ここでは番外編として一部だけ紹介しておきますね。
1位 リフレクションズ
倒壊危険度No.1はリフレクションズ (Reflections)。シンガポールの高級マンション (コンドミニアム)です。
傾いているというよりもネジれてしまってますけど何か?(笑)。
友人も住んでいて何度か行ったことあるのですけど、とにかく「これって本当にマンション!?」と疑うレベルの建物。
まるで現代建築アートです。
こんな建物でもフツーに10年・20年と存在できるのがシンガポールの凄いところ。。。
2位 The Interlace
建築の国際賞で優勝したこともある有名なマンション (HDB)。
高速道路沿いにあって横を通り過ぎるたびにかならず見入ってしまいます。高層ビルじゃないので倒壊してもダメージは知れてる!?
さすがにシンガポール人・日本人ふくめてここに住んでいるわたしの知り合いはいません。。。
まるでレゴブロックで作ったかのようなマンション。
いやぁ、どう見ても危険度MAXですね。
3位 The Pinnacle @ Duxton
これも高級マンション。とにかくスタイリッシュで近くを通ると二度見してしまうほど。
でもよくよく見ると。。。
この板で繋がってる部分って地震とかで落ちたら即死やで!?
ちなみに50階建で屋上はチェアが設置されていたり、ジョギングできるほど広いのだとか。
このマンションに住む友人は屋上からのビューがとにかく最高と喜んでましたけど。わたしはとても住む気になれません。。。
4位 The Hive
さて皆さん、この建物はなんでしょうか?
美術館?それとも博物館?
じつはこれ大学なのです。Nanyang Technological University所有のThe Hiveという建物。
倒壊度はゼロかもしれませんけど「なぜこのデザインにした!?」とどうしても気になってしまいます。
5位 Ferrell Residences
これも高級マンション (コンドミニアム)。スタイリッシュなので一度は住んでみても良いかも!?
6位 パークロイヤル オン ピッカリング
パークロイヤル オン ピッカリング (PARKROYAL on Pickering)は5つ星の高級ホテル。
ホテル部分の下をよくよくご覧ください。心もとない鉄筋コンクリだけで支えられています。
まさに地震がない前提でなりたつ建物ですね。
このくらいの建物ではもう驚かなくなってしまった自分がむしろこわい。。。
おすすめ記事
【悲報】セントーサ島マーライオン解体!最終営業日は10月20日、跡地はどうなる!?
世界安全な都市ランキングでシンガポールが2位に!トップは日本人なら誰もが知るあの都市!?
記事に対してのコメントではないのですが…。
この文書の全くのコピペや少し改変したコピペがyoutubeに
アップされていますけど、このブログを書いた方が何個もyoutubeに
upされているのでしょうか?広告付きで広告収入も発生しているみたいですけど…。
個人的には「元々書いた人」はアドセンスやyoutubeで収入を得るのは
歓迎とさえ感じておりますが、他人の書いた文書や他人の写真を許可なく
ただコピペしてフリー素材の音源付けてyoutubeにアップする連中は嫌いです。
それでyoutuberヅラしている連中には反吐が出ます。
「マリーナベイサンズホテル」で検索すれば、この記事の文書がいくつか見つかります。
メアドは御免なさいフェイクです。悪用防止でしょうけれど
「お伝えしたい」だけでしたので…。申し訳ないです。
コメントありがとうございます。
お教えいただいたyoutube動画を確認しましたが、まったく別人がUPしいているものでした。
然るべき時に、然るべき対処をしたいと考えています。
ご連絡いただきありがとうございました。