マリーナベイ沿岸にありロケーション最高のザ フラートン ベイ ホテル (The Fullerton Bay Hotel Singapore)。
一度は泊まってみたかった最高級ホテルのひとつだったので、子供づれ家族でステイケーションしてきました♪♪
とくに今回は子供づれ家族にどうか?のレビューを中心に。
実際に宿泊したときの口コミを、イマイチだった点も含めて正直にお伝えしていきますね。宿泊するホテルを決定する際のご参考にどうぞ!
ザ フラートン ベイ ホテルとは?
2010年にオープンした「フラートン」系列の5つ星ホテル。
近くにあるフラートン ホテルのように歴史ある建物ではなく、近代的でスタイリッシュ、かつロケーションも最高!
低層ホテルながら前にさえぎるものがないため景観バッチリ、マリーナベイの景色を邪魔されずに楽しめるホテルです。
そして夜(20:00と21:00)にはあの有名なマリーナベイサンズのレーザーショーもお見逃しなく!!
▼フラートンベイから見たマリーナベイサンズのレーザーショー。
また部屋数は100室もなく、割と小ぢんまりとしていて隠れ家的な雰囲気。屋上プールと、併設されたバー「ランタン」からのマリーナベイの眺めもGOOD♪♪ホテルゲストだけでなく、現地在住の日本人やローカル客でにぎわいます。
▼ルーフトップ プールにはバー「ランタン」も併設。
もちろん5つ星ホテルだけあってサービス、清潔感、客室、プール、ホテル内レストランの質において申し分ないレベル。人気高級ホテルのひとつとなっています。
朝食は種類が多く、シンガポールグルメも充実♪
それではザ フラートン ベイ ホテルのレビューをしていきますね。
まずはもっとも重要(?)な朝食から。写真で要所を紹介していきますね♪
▼朝食ビュッフェの会場の様子。ホテルの規模が小さいのでそこまで混雑しない。
▼シンガポールグルメの代表格であるホッケンミー 。
▼こちらもシンガポールグルメの代表格。ヤムチャとパオが1~2種類ほどあり。本格的なヤムチャランチだと20種類以上あって注文するのに迷うのだけど、朝食ビュッフェではこれが限界。雰囲気は楽しめる。
▼日本で言うところの肉まん。シンガポールでは「●●パオ」といって中身はレストランによって色々。アジアン テイストとなっており日本では味わえないのでぜひ一度ご賞味あれ。
▼サテー (シンガポールの焼き鳥的な外観のローカルグルメ)かと思いきや、フツーの焼き鳥もあるっていう。。。
▼もちろん東南アジアでの定番朝食「お粥」もたっぷりのトッピング付きで楽しめます!これも外せない!
▼あとは日本食とも思える「手羽先」「エビチリ」などあり。
▼パンコーナーも充実。子供たちはコレだけでテンションMAXに!
▼洋食は生ハム・チーズ・サラダ・ソーセージなどひと通りある。フツーに美味しい。
▼健康志向のフルーツ、ヨーグルトなど。フルーツはすべて輸入品なのでシンガポールでしか食べれないものでは無いけど。。。フルーツコーナーはもう少し工夫が欲しいところ。
▼わたし好みでお皿に盛るとこんな感じ (なんか茶色い。。。)。急いでたのでグダグダになってしまいました。。。早めにレストラン会場に行ってゆっくり楽しむのがオススメです♪
あとはテーブルでオーダーできる朝食メニューとして。
洋食なら「エッグベネディクト」「フレンチトースト」「パンケーキ」「ワッフル」などあり。
またローカルグルメなら「本格チキンカレー」「ラクサ」などが注文できます。
▼テーブルメニューは英語メニューのみですが、がんばって何かしら注文しましょう!!英語がまったくダメでもローマ字読みすればなんとか分かるハズ。注文しないと確実に後悔します。
わたしたち家族は寝坊して時間があまりにタイトだったため、注文せずにビュッフェだけにしました (泣)。
個人的なオススメはシンガポールグルメの「ラクサ (Laksa)」と「チキンカレー」!!それぞれ、最初の英語メニューでAsian NoodlesとAsian Dishの欄にあります。
ここで食べておけばランチはヤムチャ (飲茶)など、別のローカルグルメが楽しめますからね♪♪
テーブル注文メニューをスキップして朝食を楽しんだとは言えないですよね。ホントに悔しい思いをしました。。。次回リベンジします!
朝食レビューまとめ:フツーに美味しいが感動は無い
フラートンベイの朝食を一言でまとめると、
- 洋食とシンガポールグルメが楽しめてフツーに美味しいけど、残念ながらそこまでの感動は無い。。。 (寝坊して時間なかったせいでもある)
というのが私の正直な感想。
高級ホテルをめぐっているグルメな駐妻仲間たちも口をそろえてこう言うので、ほぼ間違い無いでしょう。朝食ビュッフェは欧米系の高級ホテルのほうがこだわっていますね。
良いお値段のするホテルなので期待値がめちゃくちゃ高かった分、それを考えるとコスパがなぁ…というだけです。はい。あまり期待しないで行けば問題ありません。
お部屋
部屋数は100室未満、全室45㎡以上と、シンガポールの高級ホテルとしては標準的な広さ。
ビューは客室によって、
- ベイビュー(海側)
- プレミア(マーライオン側)
- デラックス(マーライオンの逆サイド)
の3つ。これに加えてプール付きの部屋タイプもあります。
私たち家族はと言うと、マリーナベイサンズの見える角度がよかったのでベイビューにしました。
せっかくなのでプール付きの部屋タイプが良かったのですが、残念ながら予約いっぱい。。。
プール付きかどうかは別として、フラートンベイに宿泊するのでしたら「ベイビュー」が断然オススメです (値段設定はだいぶ高いです・・・時期によってはベイビューじゃない方の2倍します)。
部屋は清潔でアメニティやティーセットも、ひとつひとつ高級感があり素晴らしい!!
完璧!と言いたいところなのですが。
ひとつだけ残念な点をあげるとするならば、部屋が縦長で妙な圧迫感があるところ(私だけですかね??)。部屋の面積だけみると十分なハズなのですが設計がイマイチなせいなのか広々と感じられません。
カップルであれば気にならないレベルです。
▼客室の様子(入口付近から撮影・ベイビューの部屋タイプ)。バルコニーからはマリーナベイの景観が楽しめます♪
▼客室の様子(窓側から撮影・ベイビューの部屋タイプ)。子供用ベッドをお願いしたせいか、ちょっと手狭に感じる。本当はキングサイズベッドx1にしたかった。。。
▼バスルームの様子。左からトイレ、シャワー、洗面所、バスタブがあります。
▼バスタブ付きで子供づれにも嬉しい♪もちろんシャワーも付いてます。
▼バルコニーの様子。決して広くは無いがビューを楽しむには十分。ちなみにバルコニーも禁煙です!!喫煙される方は屋上プールへ。バー「ランタン」に灰皿が置いてあります。
世界一人口密度の高い国No.3なので土地が無いのは仕方ないのかも。
それでもトータルでみて、100点ではないけれども満足できるレベルで80点くらい。バスタブも付いてますし。高級ホテルの贅沢感を味わえる、屋上プールとマリーナベイの夜景もありますし♪
プール
プールは25mが1つ。ルーフトップの屋上プールです。あとは小さい家族用サイズのジャグジー付きプール2つ。子供用プール無し。
といった感じ。ビーチチェアの部分は浅くなっていて小さい子供でもまったく問題なく足がつきます。
▼ファミリーサイズのジャグジー付きプールも。サイドにあるため違った景色が楽しめます。小さいですが写真正面には水をはくマーライオンの姿も。夜はマーライオンがライトアップされ、一段と素敵な夜景になります!
▼写真左、プールの後ろにはシンガポールの象徴である「金融街」が広がる
▼時期にもよりますがパラソルが意味をなさないほどに日差し強いのでご注意を!
在住日本人にも人気のバー「ランタン (Lantern)」
あとは屋上プールの端には駐妻のあいだで有名なバー「ランタン (Lantern)」が併設されています。
こちらは宿泊客だけでなく現地人・在住日本人もおおく来店する有名バー。もちろん皆の目当てはマリーナベイの眺望ですね。宿泊しなくても一度は行ってみることをオススメします♪♪
▼屋上プールの端には駐妻のあいだで有名なバー「ランタン (Lantern)」も。シンガポールならではの景色が楽しめるので夜は宿泊ゲストだけでなく一般客も多い!!ちなみにフラートンベイの客室は全室禁煙・バルコニーも禁煙で、唯一喫煙OKのスペースがここになります。
プールの感想まとめ
フラートンベイのルーフトッププールはちょっと手狭な感じもしますが、この規模のホテルにしては十分な広さ。
まったく混雑しません。そして子供づれでも迷惑かかりません (割と重要?)。
混雑するであろう土日に宿泊しましたが、ランチ前くらいに見たときには子供づれのご家族2組だけでしたね。
ディナー時にはバーを利用する一般客がおおく、プールは宿泊客のみなのでいずれにせよ混雑しません。
バー「ランタン」も併設されていますので、くつろぎスペースとしてもGOOD♪
ちなみに乳幼児もプールOK。日本では「オムツの取れてない子供はダメ!」とか「浮き輪必須!」とか、何かといろいろ大変ですが、シンガポールのプールは0歳児でも入れます(でもちゃんとプール用オムツはご持参を)。
あとは何が起ころうとホテル側に責任はなく、すべて自己責任です。ケガのないよう十分にお気をつけくださいね!
眺望はシンガポールのホテルのなかで最高クラス
つづいてフラートンベイ ホテルからの眺望。
すでに多くの写真でご紹介しましたが、ビューはシンガポールのホテルの中でも最高クラス。
フラートンベイは海岸の先端に位置しているので、建物に遮られることなくマリーナベイの眺望を楽しめます。*ベイビューの部屋タイプがオススメ!!
▼夕暮れ時のマリーナベイ。ベイビューの客室からだけでなく、屋上プールからもマリーナベイの景観が楽しめます!
▼夜のマリーナベイ。写真には収まりきりませんでしたが、もっと左には水を吐きだすマーライオンが見えます。
▼屋上プールにあるバー「ランタン」付近から。マリーナベイを背にして後ろ側にはシンガポールを象徴する高層ビル群が。夜景もキレイです♪
ホテル内のアフタヌーンティーもおすすめ♪
長くなるためここではレビューしませんが。
フラートンベイに宿泊したらアフタヌーンティもぜひお楽しみください♪
これまで通算5回はお世話になりました。。。なんだかんだで子供づれに絶好のスポットなのですよね。アフタヌーンティはコスパ良し。また別の機会に記事にしますね!!
アメニティ・ティーセットまわり
アメニティやティーセットも、ちゃんとした物をバッチリ取り揃えています。
▼シャンプー、リンス、コンディショナー、ボディーソープ、石鹸はイタリアを代表する高級ラグジュアリーブランド「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」で揃えられている。
▼その他のアメニティも充実。シェービングキット、裁縫キット、歯ブラシセットなどあり。耳センも(爆)
▼ティーセットまわり。
▼シンガポールNo.1の紅茶「TWG」がおいてあるのも嬉しい。お気に召されたらシンガポールお土産としての購入もオススメです。その他はカプセルコーヒーなど。
▼冷蔵庫のなか。他にウィスキーやワインリストも当然あります。
子供づれにはどう?
ちょっと狭いことを気にしなければ子供づれにもバッチリ♪
部屋タイプにもよりますが、通常のベイビューの部屋だとベビーベッドや子供用ベッドを頼むと完全に手狭になりますのでご注意を!!キングサイズベッドx1が理想です。
あと施設面で子供用プールはないけど、ちゃんと見ておけば安全。ただ日差しが日本とは比べものにならないほど強いので対策は十分に♪
バスタブが広いのもGOODです。
また、ここシンガポールでは子供がテンションMAXではしゃいでいても、あまり周囲に気をつかう必要はありません。
日本ほど周囲の目が厳しくなく、子供に優しいのですよね!!気さくに声をかけてくれる人々も多いです。その点はご安心くださいね!
場所・アクセス
場所はシンガポールのマリーナベイエリアにあり、観光地や市街地へのアクセス抜群。周辺にはマーライオン公園やマリーナベイサンズ、ガーデンズ バイ ザ ベイなどがあり観光を楽しめます。
タクシー:チャンギ国際空港から約20~30分
タクシーはチャンギ国際空港で乗り「フラートンベイホテル、プリーズ!」と言えばわかります。
でも発音がどうも違うみたいで日本語発音「フラートン」では通じない恐れあり。。。いちおう住所も控えておきましょうね。
また注意点として「フラートンホテル」と言えば近くにある別のホテルのことをさします。「フラートンベイ」までをしっかりと伝えましょう。
MRT (地下鉄)
地下鉄からのアクセスは、ラッフルズプレイスが最寄り。約5分ほど。他にもいくつか、使える駅がありますのでまとめておきますね。
- Raffles Place(ラッフルズ・プレイス)駅 徒歩5分※地下道をとおるルートです。GoogleMapでは地上を通ることになっていますが信じないように!!遠回りになってしまいます。
- Downtown(ダウンタウン)駅 徒歩8分
- Marina Bay(マリーナベイ)駅 徒歩10分
- Bay Front(ベイフロント)駅 徒歩15分
- Promenade(プロムナード)駅 徒歩15分
▼Googleマップで場所をチェック!
宿泊レビューまとめ
バー「ランタン」にはこれまで通算5回以上いったことがありましたが、フラートンベイに宿泊するのはこれが初めて。一度は泊まってみたかったホテルだったので、今回ついに念願が叶いました!
何回きてもやっぱり「ビューが素晴らしい!!」の一言です。
とくにシンガポール初心者で「観光もしたいし、シンガポール的な眺望も楽しみたい!」という方へオススメの高級ホテルですね。
おすすめポイントを整理すると、
- 観光スポットへのアクセス抜群
- 屋上プールからマリーナベイの夜景が楽しめる(ただし併設のバーには一般客もいる)
- ベイビュールームからの眺望はシンガポールのホテルの中でも最高クラス
- なんとなく特別感を味わえる
- サービスはもちろん5つ星クオリティ
といった点でしょうか。
逆にイマイチだった点をあげるとするならば、
- 子供2人以上だと部屋がちょっとだけ手狭(ベイビュー)
- 朝食は美味しかったが、記憶にのこる感動的なモノでは無かった (私が寝坊したせいでもある)
- お値段高い。値段を考えるとコスパ普通〜やや良い程度
なのがマイナスポイント。
でトータル的にみて。
シンガポールのローカルホテルとしては頑張っています。が、お値段を考えると随所にちょっとずつ残な点も。
なお私は子づれで宿泊したのでこんな感想でしたが、カップルで滞在するにはすばらしいホテルかもしれません。。。
でもでも。
わたしは同じ金額を支払うのであれば、リッツカールトンやシャングリラのほうが好きですねぇ (のほうが値段も若干ですけど安いですし)。
一度は泊まりたいけどリピートは無しかなぁ。。。という評価です。
以上、レビューでした。
- 公式サイトはこちら