シンガポールの人気観光スポットのひとつ「ナイトサファリ (Night Safari)」
小さい子連れで夜の観光ということもあり、これまで行くのをためらっていたのですけど。ようやく念願かなって行ってきました。
なのでこれから観光をお考えのあなたに。
これまで行ってみた感想と、見どころなどの情報をレビューしたいと思います。
※お得な割引チケット情報もあり♪
ナイトサファリとは?
ナイトサファリはシンガポールにある夜の動物園。夜の動物園を探検できる施設としては世界初!
トラム(乗り物)で周るだけで歩くこともないので、昼間遊び疲れたあとでも余裕です♪
暗くてなんだかよく分からない?
いえいえ、そんなことはありません。
昔はホントに真っ暗だったらしいですが、最近はライトを増やしたようで夜のジャングルを楽しめます。
さらにシンガポール動物園やリバーサファリも併設されているので、これらを観光したあとにナイトサファリへ行くのもオススメ。
ナイトサファリの園内マップ (2019年現在)
ナイトサファリには130種、2,500匹以上の動物たちが暮らしており、絶滅危惧種の希少動物も多くいます。
オリがなく、ほとんど放し飼い状態で飼育されているため自然に近い形で動物たちの夜の様子を楽しめるパークとなっています♪
エリアは大きく7つ。バギーのような乗り物トラムに乗車して1周していきます (所要時間40分)。音声ガイダンスは英語のみで日本語対応トラムは別途料金が必要。
また道中にはファイヤーショー、動物ナイトショーの2つのショーあり。ショーは時間が決まっているのでお見逃しなく!!
さらに歩道も整っていて、ナイトサファリ園内を歩いて楽しむこともできます。トラムで一周したあとにまだ体力が残っていればぜひ!
おすすめポイント・見どころ
ナイトサファリの見どころ・ポイントをまずザックリまとめると次のとおり。
- オリが無く放し飼い、間近で動物を楽しめる♪
- トラム付きなので疲れない。昼間の観光のあとでも余裕!
- ファイヤーショーもお見逃しなく!
- 余裕があれば歩いての散策もオススメ!
こんな感じ☆
ではそれぞれ詳しく紹介していきますね。
1. オリが無く放し飼い、間近で動物を楽しめる
ナイトサファリの見どころとして外せないポイント!
日本の動物園のように柵やオリで囲まれた動物園のイメージではなく。ナイトサファリには日本の動物園にあるようなオリがありません。
柵も木などを使用した天然物で作られていることが多いので、あまり目立ちません。
放し飼いに近いので夜のジャングルそのままの様子が楽しめます。
スポットライト完備で割りとみえる
ナイトサファリは真っ暗な夜のジャングルのイメージだったのですけど。スポットライトが効いていて意外にも動物たちの夜の様子をみることができます。
20年前にくらべてだいぶ良くなったとのこと (父より)
▼ライオンの様子。トラムから撮影したのでブレている上に見にくくてスミマセン。このようにオリもなく柵は最低限のみ。夜のジャングルさながらです♪
▼バッファローも夜はお休みモード。
▼照明は最低限ですが、思っていたより全然明るいです。カメラの限界でだいぶ暗く見えるのですけど。。。
▼夜行性のコヨーテなどは活発!
▼照明付近に動物がいるとは限りません (汗)。夜のジャングルそのままなので割と何も見えない場所もあり。
*写真のため実際よりも暗く見えてます。
2. トラム付きなので疲れない
ナイトサファリのチケットには1周40分のトラム (バギーのような乗り物)が込みとなっています。
基本はこれに乗っているだけでよく、日中遊び疲れたとしても全然OK。
日差しや雨を気にしなくて良いのもおすすめポイントのひとつ。
トラムは当日ならチケットカウンターで時間指定
なおトラムは時間指定が必要。
時間指定は公式サイトでチケット予約した場合、事前指定できます。
ただ割引チケットサイトなどで購入した場合、当日にまず総合チケットカウンターに行って指定する必要あり。ナイトサファリの入口に行ってもダメです。
- 19:15 / 20:15 / 21:15 / 22:15
とくに19:15回は人気なので早めにスロットが埋まってしまいます。お早めに!!時間の早い順に埋まっていきます。
▼こんな感じで入場開始時間が決まっています。
▼トラムは時間制。指定した時間どおりに入場してトラム乗り場に並べばOK。私たち家族は土曜日の夜に行ったので10~15分くらい並びました。
▼順番がきたらこんな感じでトラム乗り込みます。先頭に乗りたかったのでネゴしてみましたけどダメでした。。。
日本語対応トラムは別途S$10 約800円
通常のトラムは英語ガイダンスのみ。
日本語対応トラムは別途S$10 約800円。エクスプレス トラム (Express Tram)にアップグレードが必要です。
当日シンガポール動物園の総合チケットカウンターで買うか、公式サイト (英語のみ)でしたら事前予約できます。
3. ファイヤーショーもお見逃しなく!
ナイトサファリには以下2つのショーあり。
- トゥンブアカ戦士ファイアーショー (Thuambuakar Performance)
- 夜の動物たちによるショー (Creatures of the Night)
どちらもナイトサファリならではの素晴らしいショーなので、時間の許す限り見ておきたいところ。
時間の関係で2つは難しくても、ファイヤーショーだけはお見逃しなく!迫力満点です☆
ショーの種類と時間・場所
▼ショーの場所は以下のマップをご参考に!どちらも入り口付近で開催されています。
4. 余裕があれば歩いての散策もオススメ!
トラムに乗って一周したあとにもし余裕があれば。
歩いての散策もオススメ。
ナイトサファリには以下4つの散策コースあり。
- 小型のカンガルーなどが楽しめるWallaby Trail
- スナドリネコなどが楽しめるFishing Cat Trail
- トラなどが楽しめるEast Lodge Trail
- ヒョウなどが楽しめるLeopard Trail
*画像出所:公式サイト
入り口から近い順にならべました。
広い園内を全て歩くとさすがに疲れますので、まずは目的の動物のいるコースを選びましょう。
歩くとよりジックリ夜の動物たちの様子を楽しめますね♪
▼ナイトサファリのマップにも散策コースがわかりやすく書いてあります。
感想まとめ
ナイトサファリの感想をまとめると。
思っていたより夜の動物がちゃんと見れる!!
そして疲れない!!
という点につきます。
なので主人もふくめて大人たちは楽しめました☆
子供が没して (寝て)消化不良だった
ただ今回はちょっと消化不良だった点も。。。
私たち家族は小さい子供 (乳児) + 幼児づれで行ったのですけど、トラムに乗っている間に我が家のお子たちは没してしまいました (汗)
普段は夜の8時に寝かせているのでヤッパリこうなるよねぇ、っていう。
なので。
見たかったファイヤーショーは見れず。
トラムが終わったあとに歩いて動物たちを見てまわることもできず。
40分トラムに乗って終わりという、いま振り返るとすごいもったい無いことをした気分ww。チケット代だけでも結構するので。
小さい子供づれのみなさんは消化不良にならないよう、くれぐれもお気をつけくださいね☆
チケットの値段と割引情報
正規チケット料金は2019年現在で以下のとおり。チケット売場で買った場合の値段です。
- 大人 (13歳以上):S$55
- 子供 (3歳 – 12歳):S$39
2歳以下は無料
S$55は日本円で約4,400円 (為替S$1=80円で計算)。
40分間のトラム乗車1周でこの値段設定はなかなか強気ですね。
なお少しでも安く済ませるには、割引チケットサイトを利用すると良いでしょう。
▼割引チケットサイト(日本語)で買うとお得な割引価格で購入できます。*ただし事前に時間指定できないのはリスキー。
- 割引チケットサイトはこちら
ナイトサファリの基本情報
あとは残りの基本情報をお届けします。
営業時間:19:15~00:00 *年中無休 (受付カウンターは17:30~23:00)
ナイトサファリの開園は19:15。最終入場は23:15まで。
園内をトラムでまわっていくため乗車時間を次の4つから選ぶ必要あり。
- 19:15 / 20:15 / 21:15 / 22:15
時間指定は公式サイトでチケット予約した場合、事前指定できます。そうでない場合は当日、ナイトサファリ受付にて時間指定します。
ナイトサファリ受付「Reception」の営業時間は17:30~23:30
19:15 / 20:15入場が埋まっているときの対処法
ナイトサファリ時間指定のおすすめは19:15 か 20:15入場。
でも人気のためなかなか難しく…行ったは良いけど埋まっている可能性が高いです。
そんなときに活躍するのがエクスプレス・トラム (Express Tram)。
行列をスキップできる別途有料オプションです。
値段は大人も子供も共通でS$10(≒800円)
また通常のトラムは英語のみ対応ですが、エクスプレス・トラムなら日本語にも対応しています。
お求めはナイトサファリの受付 (Reception)にて!!
▼受付「Reception」の場所 ※受付の営業時間は17:30~23:30
服装は軽装でOK!
ナイトサファリへ行くときの服装は「半そで半ズボンにサンダル」のような軽装でOK。
女性ならワンピース一枚でぜんぜん問題ありません。
シンガポールは夜でも気温25℃~30℃で安定(しかも通年)しているので冷えることはなく、むしろ夜でも風がないと暑いくらいです。
▼こんな感じでみなさん軽装です。長袖を着ている人はパッと見いませんね。
冷えるとしたら雨に濡れたときと、エアコン効きすぎの屋内くらい。
カーディガン的な羽織るものを一枚もっていると万全ですが、もしもの時しか使わないので邪魔になります。
レストラン情報
2019年現在のレストラン・カフェ・軽食のとれる場所をまとめると次のとおり。
レストラン名 | ジャンル | 営業時間 | 料金 |
アジア料理ビュッフェ Ulu Ulu Asian Buffet |
ローカル | 8:00~19:00 | 大人S$45 子供S$34 |
インド料理ビュッフェ Ulu Ulu Indian Buffet |
ローカル | 10:30~18:30 | 大人S$29 子供S$19 |
Ulu Ulu Safari Restaurant |
ローカル | 17:30~23:00 | – |
Ben & Jerry’s | アイス | 17:30~0:00 | – |
Safari Sizzles | ジャンク | 17:30~0:00 | – |
Jungle Rotisserie | ローカル | 17:30~23:00 | – |
レストランはすべて出入口付近にあり。割と充実していて、いずれのレストランでもローカルグルメが楽しめます。
早めに行ってディナーを済ませておくのも良いでしょう。
なおローカルグルメが苦手な方は以下チェーン店あり。
- シンガポール動物園の入口付近:ケンタッキー フライドチキン (KFC) *営業時間 平日10:00~18:30 / 土日祝9:00~19:00
- リバーサファリの入口付近:スターバックスあり *営業時間8:00~19:00
ちょっと営業時間がネックですけど、軽くディナーを済ませたい方にはオススメです♪
▼レストラン充実。フードコート的にいろんな料理を楽しめます。
▼Jungle Rotisserie (ローカルフード)の様子。
▼暗くなるとこんな感じ。
お土産ショップは1つ
ナイトサファリのお土産ショップはひとつ。出入口付近にあります。
ナイトサファリならではのお土産だけでなく、シンガポールの有名お土産も結構おいてあります。
コインロッカー大小あり
コインロッカーは以下のサイズと料金です。
- コインロッカー小 (高さ30cm x 幅38cm x 奥行き51cm)
→ 最初の3時間はS$5 約400円/。以降は1時間毎にS$1 約80円 - コインロッカー大 (高さ85cm x 幅45cm x 奥行き90cm)
→ 最初の3時間はS$10 約800円/。以降は1時間毎にS$2 約160円
コインロッカーに入りきらない大きな荷物はレンタル サービス カウンター (Rental Service Counter)にて預けられます。料金はコインロッカー大と同じ。
その他レンタルできるもの
持込み制限/荷物検査など:特になし
持ち込み制限や入場の際の荷物検査などはとくにありません。
また。
ウォーターサーバーは各所に設置されているので、水筒やペットボトルさえ持っていれば補給できます。
住所:80 Mandai Lake Road Singapore 729826
アクセス・行き方
ナイトサファリへのアクセス・行き方は別の記事にてまとめています。
タクシーなら市内中心地から30分ほど。
公共交通機関 (MRT・バスの組み合わせ)だと市内から1時間ほどです。
公式サイト *英語のみ
公式サイトは英語のみですがこちらです。
▼割引チケットサイト(日本語)で買うとお得な割引価格で購入できます。*ただし事前に時間指定できないのはリスキー。
- 割引チケットサイトはこちら